温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

2021-01-01から1年間の記事一覧

229・鴛野温泉 はなまるの湯

温泉 施設外観。大分市内の温泉シリーズ。 成分分析表 ナトリウム/塩化物・炭酸水素塩泉。 温度は43℃で、まぁ適温。成分総計は2843mg/kg。 低張泉ではあるが、大体3000mg/kg付近から浴感は変化する。 概要 場所は大分駅からもやや離れており、学生が割と住ん…

228・白糸の滝温泉(堀田温泉)

温泉 施設外観。3つ限定の貸切専用温泉。 貸切は2人まで50分1000円。 成分分析表 泉温は55.5℃なんですが―・・・。 源泉は100℃とある。加水?いいえ、違います。 今回はこの謎に迫ります。 概要 場所は堀田温泉の直ぐ上。というか裏。 別府インターからも近…

227・湯布院温泉 山水館

温泉 施設外観。湯布院の老舗旅館の一つ。 団体バスとかも入ってるようなので、福岡界隈の人には知られた旅館かもしれませんな。 成分分析表 当然の事ながら、湯量の豊富な湯布院の老舗とあって、自家源泉である。 pHは7.3と中性。湯温は71.6℃。かなり熱いの…

226・筑後川温泉

温泉 施設外観。今回入ったのは温泉街入り口にある老舗旅館、つるき荘。 そらもう源泉掛け流しを謳うならいただきますよ。 成分分析表 成分総計250mg/㎏という、だいぶ薄い温泉だが・・・ 注目すべきは42℃の源泉温度と、微かに含まれたイオン型の硫化水素(H…

225・おおいた温泉物語 三川の湯

温泉 施設外観。旅人向きの格安ホテル感がプンプン。 こういう施設は何故か親近感がわく。 成分分析表 あぁ・・・!適温の等張泉!! おんせん県大分でようやく見つけた奇跡の湯。 浸かっただけでこれが判るようになったら温泉ソムリエとしても一人前と言え…

224・湯布院温泉 加勢の湯

温泉 施設外観。入湯料、なんと100円。 成分分析表 弱アルカリ性の単純泉。源泉約67℃。 概要 駅からは歩けなくもないが、まぁまぁ離れたところにある。目印は石松三差路と呼ばれる交差点で、駅方面から行くとここを右折して程なくすると左手側に見えてくる。…

223・北浜温泉

温泉 施設外観。一見普通の民家にしか見えないが、公共浴場らしい。 というか宿泊施設もあるようだ。 成分分析表 成分総計341mg/kgの超薄い系単純泉。 立地的に海の側にあるからもう少し塩が混じってもいい気もするが・・・。 あと、40℃ってのがぬる湯にして…

222・観海寺温泉 杉乃井ホテル・棚湯

温泉 別府の中でも一際異質な存在感を放っている杉乃井ホテル。 とんでもなく豊富な湯量を誇り、敷地内にボーリング場、プール、ジム、ゲーセン等々・・・更には地熱発電施設まで有し、イルミネーションまで温泉発電にて賄うというマンモス施設。 成分分析表…

番外編・2021年版おすすめ温泉

ちょっと大分県多め。今後情報を集積して、長崎なども開拓していく予定。 第10位・明礬 照湯温泉 別府温泉の穴場。必要充分な温泉が比較的混雑しない環境で楽しめる。 全国的にも珍しい噴気を使った造成泉。湯屋の雰囲気、歴史、そして湯の温度、香りも併…

221・八幡浜黒湯温泉

温泉 施設外観。八幡浜市内にある唯一のスーパー銭湯。 港からも徒歩で行けるよ。 成分分析表 字が小さくて見づらいが、大体3300mg/kgの成分量。源泉はぬるく22℃。 陰イオンのうち約1000mgが炭酸水素イオンで、なかなかの重曹泉である事が判る。 概要 函館に…

220・湯布院 乙丸温泉

温泉 施設外観。古くから温泉街の中にある入浴施設で、ある意味湯布院を象徴する温泉ともいえる。 成分分析表 弱アルカリ性の単純泉である。 湯布院温泉もエリアによって源泉の温度がやや変動するが、これでも比較的ぬるい方である。 完全源泉掛け流しでマニ…

219・城島高原温泉

温泉 施設外観。別府の放牧地こと城島高原パークのホテルである。観覧車など遊具施設があり、ゴルフ場もあるからオッサンも放牧できる。成分分析表 普通のリゾート施設に見えるが、別府と湯布院の間にあるため、掘れば当然熱い湯が出る。 泉質は気持ち重曹入…

218・博多温泉 元湯

温泉 施設外観。ほぼ民家。 しかしながら開湯碑が建っている。50年程の歴史があるらしい。 成分分析表 ちょっとピンボケで詳細が見えなくなってますが、大体成分総計5000mg/kg弱の濃度でそこそこの塩分がある。泉質はナトリウム・カルシウム/塩化物泉。温度…

217・牧ノ戸温泉 九重観光ホテル

温泉 温泉施設外観。 こういう設備がある宿泊施設は泉質がガチ。 成分分析表 源泉温度97℃のナトリウム/硫酸塩泉である。 あの施設では発電でもしているのだろうか・・・? 概要 もうね、このエリア大好きなの。温泉沢山、自然も豊かで空気も美味いし、泉質の…

216・篠原温泉

温泉 施設外観。田舎のジモ銭というやつ。 成分分析表 44.6℃のナトリウム/硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉。 成分は濃くはないが、温度や陰イオンのバランス共に取れている温泉。 モール泉でもある。 別表。使用位置で温度が高いのは何で? 加温してる気配もな…

215・別府 浜脇温泉(日の出温泉)

温泉 施設外観。マンションの一角にあり、生活浴場となっている模様。 川を挟んで向かいにある日の出温泉。こちらの方が激シブな雰囲気ある。 実は今回の入浴で別府八湯制覇です。 まとめると・・・ 1.観海寺温泉(記事はないが、杉乃井ホテルに7泊8日した…

214・湯田温泉 翠山の湯

温泉 施設入り口。コロナ禍ですがやってました。 成分分析表 複数源泉の混合泉である。ちなみに、源泉を所有しているのは山水園という老舗高級旅館で、この温泉はそこの自家源泉という事になる。 浴槽と源泉の温度差が3℃程度という事でやはり近くに源泉があ…

213・折戸温泉

温泉 施設外観。 山奥の小さな温泉宿である。宿泊棟とは別なので、写真は温泉棟のものである。 成分分析表 入浴に適した43℃弱の掛け流し温泉。動力揚水であるが、間欠泉みたいな注がれっぷりを見せる。 概要 大分県って小さいけど面白い地形してるよなー。面…

212・深耶馬渓温泉 仙景の湯

温泉 施設外観。仙景望という飲食店でもあります。近くに広めの駐車場があるので、ここは来やすいと思います。 成分分析表 源泉46.2℃。スペックだけを見ると薄い弱アルカリ性単純泉であるが、耶馬渓周辺は何処もモール泉が出る為、ここもハッキリと一目で判…

211・夜明薬湯温泉

温泉 施設外観。施設としてはまぁ普通なんだけど、駐車場が狭い。 成分分析表 別表のみ。詳細なスペックは不明だが、ナトリウム/炭酸水素・塩化物泉との事。多分低張泉。源泉は適温で、掛け流しとの事。 概要 日田市とうきは市の境目にある「夜明」という意…

210・別府 柴石温泉(と血の池地獄温泉の足湯)

温泉 施設外観。別府八湯の一つである。 別府八湯とは、別府温泉、鉄輪温泉、観海寺温泉、亀川温泉、柴石温泉、堀田温泉、明礬温泉、浜脇温泉の8つの温泉を指すらしい。データが残ってなくてこのブログでは紹介してないが、観海寺温泉は10年くらい前に杉乃…

209・山香温泉(神塩鉱泉)

温泉 施設外観。 地域住民向けのこじんまりとした施設である。 成分分析表 成分総計32146mg/kg。 前回暫定1位としていた天の川温泉を軽く3倍ほど超え、温泉県大分のナンバーワン高濃度温泉の座を更新。私のリサーチでは現時点で九州で最も濃い温泉となってい…

208・天然温泉 天の川

温泉 施設概要。 一般入浴の他、家族湯もあるのが九州らしい。 成分分析表 第1源泉・約12000mg/kg。強い。 第2源泉・こちらも12000mg/kg。ほぼ同じ泉質と思われる。 概要 大分市内の国道210号と国道442号の交差する辺りにある温泉施設。 このエリアは一応住…

207・日田温泉

温泉 施設外観。今回泊まったのは亀山亭ホテル。三隈川沿いにある老舗のホテルである。 成分分析表 かなり薄めの単純泉。泉温は37℃で、気持ち加温が入ってるかな?といったスペック。 概要 そもそも日田って何処よ? という人の為に記しておく地図。福岡と大…

206・鹿児島市内温泉

温泉 施設外観。今回泊まったのは照国神社前のホテル吹上荘。 神前式の結婚式会場でもあるので、なかなか厳かでお上品な気配のホテル。 部屋も上質で良かったです。 成分分析表 アルカリ性の単純泉。源泉温度35℃程度なので、微かに加温している模様。 概要 …

205・指宿温泉

温泉 浴場入り口。 満を持して…っという事も無いのだが、一度行ってみたかった温泉の上位に入る指宿温泉、いよいよ初体験です。 加えて、人生で初の鹿児島県の温泉となります。 成分分析表 今回入ったのは砂蒸し会館の温泉。 砂湯ではやけどしそうなほど熱い…

204・えびの 京町温泉

温泉 施設外観。今回宿泊したのはあけぼの荘。やや老舗風の温泉旅館である。 成分分析表 源泉57℃。アルカリ性単純泉である。 何気に宮崎県の温泉は初紹介ですね・・・。 概要 宮崎県とはいったものの、温泉としては完全に霧島温泉エリアといった感じかな。 …

203・院内 余温泉

温泉 施設外観。やや秘湯感のある立地に存在する。 成分分析表 アルカリ性単純泉。源泉65.8℃。 内湯はやや熱め、露天はかなりぬるく設定してある。 概要 先日アップした深見温泉からもそう遠くはないが、水源となる水脈も異なるため、少し毛色の違う温泉。 …

202・深見温泉

温泉 施設外観。田園風景の中にポツンと存在する公民館風の温泉施設である。 成分分析表 測定位置が浴槽流入口とあるので、もしかしたら加温した後のスペックだと思われる。39.5℃となっているが、源泉はもうちょっとぬるい・・・? 泉質はアルカリ性単純…

201・別府温泉 亀の井ホテル

温泉 施設外観。ホテル入り口の様子。別府駅近くの入り組んだエリアのホテルだが、隣に立体駐車場があり、車でもOKな施設。 成分分析表 当然の如く自家源泉。2源泉の混合泉。源泉は43.5℃と掛け流しが出来ない温度ではないが、多くの観光客をカバーする為に…