温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

217・牧ノ戸温泉 九重観光ホテル

温泉

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温泉施設外観。

こういう設備がある宿泊施設は泉質がガチ。

 

成分分析表

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源泉温度97℃のナトリウム/硫酸塩泉である。

あの施設では発電でもしているのだろうか・・・?

 

概要

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もうね、このエリア大好きなの。温泉沢山、自然も豊かで空気も美味いし、泉質の種類も豊富なんです。

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今回は帰りに迸る雄野郎♂ポンド(男池湧水群)を見て帰ったんですが、この辺マジで水キレイなのね。やっぱり山は偉大だわ。九州は火山が多くて火の国でもあるけど、一方でこのように美しい湧水も豊富な水の国でもあるのよね。

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九州でも熊本や鹿児島方面から来る人はあまり来る機会のない九重エリア。

長者原を中心に見所沢山なビューポイントが点在する。

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長者原から見る九重連山。この辺はデッカイドー感ある。

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九重連山を超えると阿蘇山が見えてくる。

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阿蘇エリアは言わずと知れた大観峰があり、ライダーの聖地としても知られている。ちなみに自分もバイクで来た事がある。レンタルバイクだけど。

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この盆地が全部火口ってマジで阿蘇カルデラヤバい。お鉢周りするにしても規模が違うわ。

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ホテルの窓からは微かに由布岳も見え、恐らく山に登れば北から南までかなり広いエリアが見えるのではないかと思う。まぁ疲れるの嫌なクソデブなんで登りませんけど。

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部屋のクオリティは中々にスバラ。温泉から出たら部屋でゴロゴロに限る。

 

総評

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大浴場内湯。色は全くの無色透明。

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大浴場露天風呂。標高が高いだけあり、かなり風が涼しくてよい感じ。

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お湯の色アップ。やはり無色透明。香りもほぼ無臭だが、個人的には焦げた石(焼いた石?)の匂いがしたので、地下に高温のマグマが蠢いている気配を感じますね。

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九重観光ホテルには浴場が二つあり、こちらは中浴場の様子。

個人的にはこちらが好みだが、お湯の鮮度は大浴場の方が良い印象。お湯は同じものが使われている。

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爽やかな薄い硫酸塩泉の泉質もそうだが、ロケーションがとても素晴らしい。

・・・すばらっ!

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中浴場内湯はややぬるめにしており、硫酸塩泉の柔らかな泉質をじっくりと味わう事が出来る。

 

まぁその分加水も多くなるのか、石を焼いたような匂いは大浴場に比べて弱まっているように感じる。しかし加水といってもこの山奥ですから、水道水ではなく山の湧水なので香りや透明度など水質自体は全く悪くない。

 

温泉としては硫黄泉のような強烈なインパクトはないものの、ロケーション等も併せて充分高評価に値する温泉だと思います。

 

美食

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一番安いプランですが、ちゃんと一通り揃っている。

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割とお上品な感じ。

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旅館飯&ホテル飯はアレンジしてなんぼ。

刺身を陶板で炙って食べてみたり。片面だけ焼くのがポイントだ。

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朝はこんな感じ。一汁山菜、基本を押さえていらっしゃる。

日本人に産まれてよかったと思うよ・・・。

 

料理はクソデブの自分には全体的にやや少ないと感じる位だったので、ボリューム的には一般の人には丁度良い料理なのではないかと思う。

日本酒は熊本の崇薫(純米吟醸)を飲みましたが、香りが良くていい彩になりましたねぇ・・・。

 

コロナ禍で色々大変ですが、こういうホテルには引き続き頑張っていただきたいものです。