温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

237・鶴崎温泉(鶴崎ホテル)

温泉
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施設外観。
よくあるビジホであるが、周辺環境も含めて、元々分譲マンションだったんじゃね?と思わせる部分が多々見受けられる。

成分分析表
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成分総計約3600mg/kgのまぁまぁな塩化物泉だが、見た目からしてモール泉っぽさがある。

概要
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大分市内ではあるが中心部からはやや外れたエリア。以前入った大在温泉の近くでもある。
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部屋はまぁ…普通。風呂もあるしトイレもある。
必要最低限の機能を備えた格安ホテルにつき、まぁこんなもんでしょう。

立地は割と変な場所にあり、駅からも離れた川傍の一画にある。駐車場もあまり広くなく未舗装であり、周りには店やコンビニも見当たらないため、マジ温泉キメて寝るだけの施設である。ただ、とにかく安い。

総評
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浴場はシンプルながらやや変則的な構造で、主浴槽の他にサウナ、強威力のジェットバスや寝湯があり、中央に見える円形の浴槽は水風呂である。
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源泉が50℃あるため、主浴槽はやや熱めである。
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写真では判りにくいが、湯は微かに茶色がかった色をしている。

ツルツル感はあまり強くはなく、匂いは確かにモールっぽさがある。しかしここの湯のモール臭はやや独特であり、臭いと感じる人もいるかもしれない。
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あと、何故か水風呂も茶色がかった色をしているので、この辺の湧水は基本的に腐植質が混じってるのではなかろうかと推測するが、もしかしたら温泉混ぜて温度調整してるだけかもしれんね。

熱い湯と強ジェットバスと水風呂がある点においては個人的には不満はないが、露天風呂がないのでそこはやや評価は下がるかな。独特の臭いの点も含めると総じて上品な湯という印象はなく、ガテン系労働者向けの温泉という評価に落ち着く。

美食
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周辺に店がないため、ホテル内に居酒屋が用意されている。
オススメは晩酌セットで、ドリンク2杯と色々ツマミがついてくる。
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晩酌セットにはとり天まで付くのはありがたい。

まー何から何までビジネスに振った感じの宿だったが、温泉という点においては大在温泉の方が質感は良かったかも。ただ、晩酌セットを用意している居酒屋は良い居酒屋なので、そこは評価したいね。