238・竹田温泉 花水月
温泉
施設外観。元々城下町だったという事で、建物や雰囲気造りのセンスが光る。
成分分析表
詳細はなかったので別表のみ。
泉質はナトリウム/塩化物泉。恐らくかなり薄い。
源泉はそこまで冷たくはないのではなかろうかと思うが、浴場の規模がでかいので加温はあると思われる。
概要
豊後竹田って個人的に全く縁もゆかりもないのでよく知らないのだが、城下町だったらしいというのは訪れてみて判った。
豊後竹田駅の様子。
立地的にはかなり人口減少で廃れそうな雰囲気は出しているのだが、なんやかんやで人々の世代は紡がれて細々と歴史を受け継いでいる印象を受けた。
東京から遠いので、人口の吸収が抑えられてるって感じがするなぁ。
余談ではあるが、実はこの日は鶴崎ホテルからの移動だったので、道中で佐賀関に立ち寄っていたりする。この写真は渚百選の黒ヶ浜だが、佐賀関は道険しすぎィ!!セダンで来るところじゃねぇわ。謎の鳥やイノシシなどと遭遇。
道も異様に海が近いので、下手したら塩水ザブンよ。
バイクで行くならいいけど、車ではもう行きたくないかな・・・。
総評
内湯は撮れなかったので足湯を参考に。
色は透明で無味無臭。塩気も感じないのでかなり薄い塩化物泉だと思われる。
竹田市といえば炭酸泉のイメージがあるが、ここの湯は土っぽさもなくThe単純泉といった雰囲気である。
駅からも近く利用者も多いことから、必要な処置は全てしてあるといった感じで、建物の雰囲気とは裏腹に、まぁ普通の風呂といった感じではある。
しかし大浴場は広く、ジャグジー、サウナ、水風呂は完備。健康増進施設なのか、歩行浴もあるのでそこは珍しい点かもしれない。露天風呂はないが何故かオープンテラスがある。
全体的に普通の風呂だが、竹田市は水がきれいなのは確かなようで、水風呂がいい塩梅で心地よかった。
マッサージ施設もあるので、観光ついでに休むには良い施設のような気がしますな。
美食
裏にある一竹という高級そうな旅館でランチをいただきました。
天丼です。雰囲気はめっちゃ高級なんですが、味はまぁ・・・普通かな・・・。
いや美味いは美味いんだろうけど、天丼に関しては関東風のタレ天丼に舌から洗脳されてしまっているので、関西風のあっさり天丼はつゆの味がどうしても物足りなく感じてしまうんだよねぇ。
天丼が微妙だったので、余談ついでに佐賀関の関サバ関アジ御膳を紹介しておく。
ブランド魚として有名な関サバ関アジではあるが、ぶっちゃけ歯ごたえのいい鯵と鯖という以上の印象をがないんだよね・・・。まぁその歯ごたえが大事なんだろうけども。
りゅうきゅうは普通に美味し。サザエは・・・普通かな。個人的にはもうちょい磯臭くてもいい気がする。伊豆のサザエと比べてしまうね。
まぁ貝が磯臭い=海が汚ねぇって事なんだけどね。
ツブ貝はきれいな海の方が甘くておいしい気がするんだけど、サザエは汚ねぇ海ほど美味い気がするのはなんでやろなぁ。
いずれにせよ、美食面では前々回に紹介したフグが全てにおいて完璧すぎた。
やっぱ高級食材はうめーわ。