温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

278・杖立温泉(観音岩温泉・元湯・吉祥の湯)

温泉

観音岩温泉外観。対岸の道路側からこれを見るとギョッとするくらい派手。

初見では「なんだこれ!?」ってなる。

宿泊したひぜんや。ここに泊まると吉祥の湯が無料で利用できる。

 

成分分析表

観音岩温泉。足湯らしいが、内湯も同じ源泉。

微かに硫化水素ありだが、知覚的にはほぼ無臭だった。

吉祥の湯の掲示物。詳細な掲示物は撮れず。

この辺はほぼ無色透明の単純泉

ホテル内の温泉は部屋付きの湯に入ったため、分析表の掲示なし。

しかし此処とほぼ違いはなかったものと思われる。

 

概要

ちょっとこのエリア凄すぎません?まさに温泉だらけのホットスポット

今回はその中でいまだ未踏だった杖立温泉にやってきたが、想像以上に良いところだったので熱く語る。

まずロケーションがヤバい。渓流沿いの観音岩から湧くこの温泉、対岸の道路から見ると初見で一気に引き込まれる雰囲気を醸し出している。

犬専用のお温泉がある。まぁ大江戸温泉物語にも似たような施設があったが、あっちはただの沸かし湯だがここはガチの源泉だからヤバい。

温泉街の雰囲気がまた格別に良い。川が近いし、そこかしこから湯煙が立ち上る。

そこかしこに蒸し湯設備があり、簡易販売所で野菜や卵を買って蒸して食べれるようにもなっている。

迷路のように入り組んだ温泉街には、謎の食堂や激シブの公共浴場など、熱い(物理)スポットが盛りだくさん。

川がとても近いのが特徴で、雨季には災害も多発する地域ではあるものの、この雰囲気は絶対に他では味わえないものがある。

文豪が長期逗留してそうな旅館がまた雰囲気を醸し出している。やったぜ。

山々の景色も最高に良かった。

足湯など、散策にうれしいスポットも複数とある。

両岸を繋ぐ橋も何本かあり、どれも一見の価値があった。

隠し湯みたいなスポットがあるのも気になる。とにかく迷路みたいで面白いのよ、この杖立温泉は。

吉祥の湯は日帰り施設につき、立ち寄りでも利用可。

 

総評

観音岩温泉は貸し切り専用風呂のみの利用である。

この透明度を見よ!

とにかく美しい湯で、温度も気持ち熱めで大変すばらしい湯であった。

成分に載っているほどの硫黄の匂いはほぼなく、浴感は完全に単純泉。全く癖のないお湯だった。髪の毛までつけたくなる。

吉祥の湯は撮影できなかったが、このように長い廊下を渓流沿いまで歩いて降りてゆくことになる。お風呂自体は複数の浴槽に分かれた大露天風呂で、庭園風のロケーションとなっていた。

そして宿泊したひぜんやの部屋付きの露天風呂。一晩中独占的に入れるというのはまさに極楽・・・湯量も調節が可能で、申し分のない環境でした。

お湯に漬かりながら見る景色はこんな感じ。

こんなの極楽でしょ。

 

杖立温泉・・・全体的な泉質はほぼ単純泉と言って良い温泉でしたが、とにかく温泉街と街並みのロケーションがあまりにも素晴らしく、ここ最近で最も気に入った温泉地となりました。

 

それ故に今後も定期的に泊まりに来たい温泉地にランクイン。露天風呂付部屋は高いですが、それでも年1回くらいならこんな贅沢しに来たいよね・・・。

 

美食

ほあぁぁぁー!!

あぁ^~ 前菜

良いっすねぇ^~ 酒

うん。(松茸)吸い物。

ザクとは違うのだよザクとは。(フグ)お造り。

これ伊勢海老ですね・・・。煮物。

アマダイ。焼き物。

ミカンの器が脂の多い佐賀牛をマイルドに仕立てていた。強肴。

衣にひと手間の揚げ物。

飯物・香物・止椀。

そしてデザート。

 

まさしく完璧な布陣でしたね・・・。

1泊4万5千位するのはマジで高いですけど、やっぱここはまた来ようと思わせる特別な非日常感がありました。美食、温泉、どれをとっても素晴らしい物ばかりでした。

 

ちなみにこの翌日、帰りに立ち寄ったパチンコで宿泊費ほぼ全額稼いで帰ったので、今回の旅は全てに於いて完璧なモノとなりました。

 

ありがとう、杖立温泉!!ありがとう、Pガールフレンド(仮)!!