温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

135・丸駒温泉

温泉

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浴場の写真は摂れないので、休憩所バルコニーからの支笏湖の景色を撮影。

露天風呂の景色も大体こんな感じ。

 

成分分析書

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二号井。内湯なのか露天なのかは不明だが、混ぜてあるかもね。

鉄分があるので茶色い滓が見られる。

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一号井。こちらも二号井と似たような泉質だ。内湯か露天の湯だと思われる。

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こちらが支笏湖に湧く地蔵岩源泉。内湯との違いは鉄分の差だが、こちらは支笏湖と一体化しているので、湖水の水位に左右される特殊な温泉。泉質が云々というよりも、湖の水質にも依存すると思われる温泉だ。

 

概要

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温泉マニアの間ではそこそこに有名な丸駒温泉。近隣の支笏湖温泉と同一視される傾向があるが、直ぐ近くにある支笏湖温泉とは全く泉質が違う。

丸駒温泉は北海道内でも古い部類に入る温泉で、旅館の歴史もかなり古いです。

丸駒旅館は3つの自家源泉を持ち、日本秘湯を守る会の宿でもあります。

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丸駒温泉は千歳市ふるさと納税で実現した「邪神ちゃんドロップキック」の2期アニメで、最終話として製作されたエピソードにてガチで社長と共に(市長も)出てきます。邪神ちゃんの中の人が千歳市出身って事に由来するのね。

中の人は歌もガチで上手いので、CHI☆TO☆SE愛歌を聴け!!

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実際の支笏湖を観光する邪神ちゃん一行。

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自宅から近いので早速聖地巡礼。まぁ、何度も来た事あるんですけどね・・・。

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冬の氷濤祭りではこのような景色に様変わりします。北海道は冬の方が面白いんやで?

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川側もなかなかいい雰囲気だが、写真だとなかなか伝わらないね。

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泉質パワーアップした地蔵岩源泉がこれ。これはアニメ中のキャプションだが、ほぼこんな感じで湖と繋がっています。ロケーションは本当に素晴らしい。

 

総評

実は此処に入るのは2度目。前回来たのは4年くらい前かな・・・。

邪神ちゃんによる泉質パワーアップ効果を期待したかったところだが、この日は湖水の水位が低く、地蔵岩の湯は座って入るような有様でした。まぁここは温泉ではあるものの半分支笏湖みたいなものなので、温泉としての評価というよりはロケーションを楽しむ湯として利用して頂きたい。

 

温泉マニアとしての本命は内湯と一般露天で、内湯は宿泊客の好みに合わせるように温度を分けて3つの浴槽に分かれている。源泉は元が高温なので、加水による給湯だと思われるが、やはり高温泉が湯の鮮度が高い。

 

そして内湯に隣接した露天風呂だが、曝気するせいか濁りが強く、こちらは恐らく源泉100%の掛け流しだと思われる。鉄を感じさせる茶色い湯は、ツルツル感はなくキシキシとした肌触り。最近は近所の銭湯に傾倒していたせいか、浴後かなりの発汗があった。やはり銭湯とは違うわ。改めて温泉の効果を実感する。

 

成分自体はそれほど濃い湯ではないが、スペック以上に強い温泉力を感じるのは4年前も今回も同じだった。邪神ちゃんのアニメでは地蔵岩露天風呂推しだったが、泉質ガチ勢としてはこの内湯と一般露天風呂を推したい。マジで良い湯です。

 

美食

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チップ!!(サクラマスヒメマス)

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ふるさと納税作画比較用。

ヒメマスはサケ科ではあるがサケと違って河川型の魚なので、身のビジュアルはサーモンに似ているが、脂身は少なく大分お上品な味。回転寿司のサーモンのイメージで食べるとちょっと物足りない感じがするかもしれないが、魚の身の味が濃いので、トロに対して赤身を食べてるような感覚だ。

日本酒が欲しくなるねぇ。