277・深耶馬温泉 オーベルジュ楓乃木
温泉
施設内観。深耶馬渓に囲まれた非常に風光明媚な場所にある。
ちなみに今回の宿泊者は自分のみだったので、完全にこの宿が貸切でした。
素晴らしい。
成分分析表
源泉名は平梅温泉とある。基本的に塩分は薄く、炭酸水素イオンと、意外にもメタケイ酸の比率が大きい事もポイント。
浴感はわかりにくい成分ではあるが・・・。
概要
こんなの秘境だろ。
おんせん県大分の中でも特にマニアックな観光地、耶馬渓(YABA-K)。
耶馬渓の奥にあるのが深耶馬渓なので、もしも行く機会があるなら目を輝かせながら「フカヤバ~★」と言おう。
客室は庭園を面した離れみたいな造りになっていて、田舎の地主のおじいちゃん宅に来たような気分になる。
客室は深耶馬渓の森林に面した和室のほか、
寝室は洋室となっている。おっさんは腰痛いからベッド助かる。
この他、浴室トイレとあってちょっとした邸宅ですねこれ。
総評
厳密にはモール泉ではないとの事だが、浴槽の壁面に付着した色や、炭酸水素イオンの検出から察するに、恐らくかなり薄いモール泉ですねこれ。
近くの仙景望さんのお湯もモール泉でしたので、
直ぐ近くにあるここの温泉も恐らくそう違いはないのではないかと思われます。
露天風呂はこんな感じ。外で見ると色はほぼ透明だが、匂いは微かに土の香りがする。ポイントは背景に温泉タンクがある点で、ここからの給湯につきお湯の鮮度は抜群にいい。浴槽温度も源泉のままの温度40~42℃なので、冬はちょっとぬるいかもしれないが、夏だとちょっと熱いなと感じるくらいにはしっかり温かい。
あぁ^~ここは桃源郷かな?
深緑に覆われたこの露天風呂を独り占めできたのは最高の思い出になった模様。
お湯そのものはそこまでインパクトのある泉質ではないが、環境が素晴らしいよここは。
美食
なんといっても前回に引き続きオーベルジュですからね、ここは。
美食の宿、というわけです。
忘れたけど前菜。
思い出したわ。海老と洋ナシが入れてある洋風揚げ春巻きだったわ。
何ともお洒落な一品。
これ鱸のアヒージョだったかな。
ここで肉料理を前になんか高い赤ワインを入れた。
川魚のナンチャラカンチャラ。
メインディッシュの肉料理。中央がフォアグラ。
赤ワインと非常によく合う。
そしてデザート焼きプリン。
あれ、もう終わりっすかぁ?
巨漢ワイ氏の赤ワインめっちゃ余っちゃったんですけどぉ~?(煽り)
そしたら今日は客が自分一人だったという事もあり、部屋で飲食できるようにオーナー様が生ハムとフルーツの盛り合わせ、そしてバゲットとオリーブオイルと塩を提供してくれた。
良かった、これで無限に飲める。
こうしてフカヤバ~★な夜は更けていき、最高の深耶馬体験となったわけである。
部屋も温泉も良かったし、飯も大満足で最高の一夜になりましたな。
マジでいい宿だったので、景観、美食、温泉、どれも妥協したくない方は是非ともお勧めします!!