温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

212・深耶馬渓温泉 仙景の湯

温泉

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施設外観。仙景望という飲食店でもあります。近くに広めの駐車場があるので、ここは来やすいと思います。

 

成分分析表

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源泉46.2℃。スペックだけを見ると薄い弱アルカリ性単純泉であるが、耶馬渓周辺は何処もモール泉が出る為、ここもハッキリと一目で判るモール泉である。

 

概要

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大分県の秘境・耶馬渓

美しい渓流と険しい山々が見所の景勝地なのですが、今回観光は旅程の関係でスルー。

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浴場入り口の暖簾が雰囲気を出していてスバラである。

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仙景の湯からは渓流(山移川)も観る事が出来るが、まだまだ暑いので涼みながらという感じではなかった。

 

総評

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一目で判る茶色いモール泉。

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この透明度。美しいじゃないですか・・・。

ガチンコの掛け流しなので、とにかく湯の活きが良い。鮮度が良いという事は香りも良いという事で、不快感のない土の香りが鼻腔をくすぐる。

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ガチの掛け流しなので、この排水はこのまま渓流に流れ込む。そのまま地面に染みて、また温泉になるのかもしれんな。

源泉は46℃という事だが、印象としては少し下がっているかも?という印象。浴槽温度としては42℃程度で適温。流量調整で熱すぎず、ぬる過ぎない感じに調整してある。

先にも書いたように湯は爽やかな土の香りがして、モール泉特有のツルツルとした浴感がある。成分的にも重くはないので、湯疲れしにくい湯ともいえる。

 

とはいえ、この辺は他にもあちこちにモール泉が出ているので、ライバルが多いという点に於いて言えばもう少し個性が欲しい所かな。まぁ、耶馬渓界隈は景勝地であるので、散策のついでに汗を流して帰るにはうってつけの温泉ではある。

 

美食

今回は食べなかったので無し。