温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

164・九酔渓温泉

温泉

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九酔渓とは・・・?(よく知らない)

 

成分分析表

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詳細な掲示は無く、別表のみの掲示

泉質はナトリウム/炭酸水素塩泉で、源泉温度は50.8℃。

 

概要

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九重町から標識に従って南下すると到達できる九酔渓は、九重連山の温泉ホットスポットの入口ともいえる温泉である。ここから先には筋湯温泉や筌ノ口温泉や寒の地獄温泉など、数々の名湯が待ち受けている。観光スポットとしても九重・夢吊り橋や長者原などの景勝地があり、九州を代表する高山リゾート地の入口のような場所でもある。

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写真だと相変わらず全く伝わらないが、結構な曲がりくねった道を登って、険しい渓谷を望むような景色が見られる。

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なんか願いが叶うらしい滝があった。

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入浴料は500円。一応シャンプーとボディソープは付く。

 

総評

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浴槽は赤茶けて見えるが、鉄泉でもないし、モール泉でもない。

あくまで透明な湯なのだが、付着したミネラルイオンによってこのような色になっているようだ。

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右手にあるのが電気風呂スペースで、更にその奥には寝湯スペースがある。いずれも一人用の小さなスペースだが、ここの電気先生はリズミカル系の周波で筋肉の収縮を促してくれる。強すぎず弱すぎず、お湯の温度と相まってなかなかいい塩梅の電気風呂である。

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サウナと水風呂も完備しており、露天風呂以外は必要充分な設備が整っていると言える。特に九州では水風呂完備の温泉施設が殆どないため、電気風呂と併せて置いてくれてる辺り、個人的には高く評価したい点となっている。

 

泉質としては重曹泉の類に入るが、泡が付着するほどの炭酸濃度は無し。

浴感としては極端なツルツル系ではないものの、しっとりと肌に馴染む感覚は味わえる。当然ではあるが源泉掛け流しであり、少量フローによる温度キープが行われている。

 

お湯は重くも強くもなく、それでいて熱すぎもしないので、優しく身体を包み込んでじんわりと温めて行ってくれる感じだ。電気風呂が実にいい塩梅で、水風呂との交互浴で高い効能効果を発揮してくれる。

 

泉質的には周囲の温泉とそれほど差は無いのだが、設備面を含めて総合的には高評価としたい。

 

美食

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ローソン九重野上店の隣にある、レストラン青山のチキン南蛮定食。

鳥南蛮って宮崎県の物だと思ってたけど、割と他県でもやってるらしい。

この店は他にも和牛ステーキなどもやっているので、ゼニに余裕のある方は是非。