温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

【雑感】温泉の嗜好変遷について思う事

温泉の好みは人それぞれ

伊豆大島・三原山温泉

同・分析表

 

 まぁ結論から言うと「人それぞれ」それで終了なんですが、自分は最初こそ珍しい泉質の温泉に強く興味を惹かれていて、成分分析表をアレコレ考察して新しい発見を楽しんでいた時期がありましたが、時と共に徐々にその楽しみ方も変化していきました。

 

禰宜の畑温泉・やまびこ荘。※元々は西伊豆の小学校でした。

 

人によっては温泉は建築物やその歴史に興味がある人もいて、温泉そのものは化学や地学、医学などを含んだ総合科学でありながら、歴史や文学なんかとも密接に絡んだ文化的娯楽として楽しめる側面があるわけです。

一軒何気ない湯屋も、よく観察してみるとなかなか趣がある。

 

そこで、私自身の温泉への興味・関心がどう変遷していったのかを語りつつ、温泉のエンタメ性について色々と書いてみようと思います。

 

化学的視点を楽しんだ前半

蒲田黒湯温泉・10㎝先も見えないほど黒い。

同分析表。

 

最初は温泉の色や香り、pHといった液性の違いを楽しんでいました。

蒲田温泉や浅草の蛇骨湯のように色が濃くて派手な物や、酸性が強い温泉を求めて東北の玉川温泉に行ってみたり、アルカリ性が強い温泉を求めて白馬八方温泉に行ってみたり、とにかく「尖った温泉」を求めていました。

 

白馬八方温泉。アルカリは強かったが、公共浴場ゆえ、塩素消毒の気配はあった。

尖った温泉としての完成形は、恐らく青森の八甲田温泉が到達点。

八甲田温泉のラムネ源泉。

・強酸性pH2.44(皮膚刺激作用)

・ぬる湯(37.9℃)(長湯できてしまう)

・ガス型炭酸泉(血管拡張作用)

・硫酸水素イオン主体の透明で青白い硫黄泉(浴感向上と、皮膚への浸透性と負荷+)

 

全国色々と旅をして、離島の温泉までも旅してきましたが、これ以上の複数の尖った性質を持った温泉は他にはなく、個人的にここがこれまでの温泉人生でトップの泉質です。

 

最強にして最もレア。

身体への負荷も強く、湯あたり必須の温泉でした。

 

当施設は未だに再開が未定ですが、営業中のここの温泉に入れたのは私の入浴人生で最も幸運だったといえるかもしれません。

 

色々と全国の温泉を回りましたが、尖った湯を求める私の旅は一旦ここで終了となりました。

 

尖った湯を卒業した後は、秘湯へ。

 

液性の体験を終えると、次は娯楽として美食と秘湯を求め始めました。

学生時代に住んではいたものの、実は殆ど回れていなかった北海道へ移住し、当時のやり残した体験を探し求めるように、狂ったようにあちこちの秘湯を探し回りました。

開通直後の北海道新幹線に乗ったりもした。

洞爺湖・昭和新山

五稜郭

下北半島大間にある奥薬研温泉かっぱの湯。

霊場への興味も重なり、恐山温泉へ。

野湯に興味が出たら道南・熊の湯を見に行き、

無人管理の臼別温泉は一度きりの訪問となった。

今は無くなった天人峡温泉・天人閣も、今となっては歴史的資料。

学生時代に通った月形温泉。潰れてしまったラーメンむつみ屋の名残に過去を思う。

然別の秘湯・菅野温泉、泊りで来たかった。

雌阿寒の野中温泉は非常に気に入り、何度となく通った。

 

北海道はまさに秘湯の宝庫で、行く先々で温泉という温泉に新たな発見があった。

成分的な面でもオソウシ温泉等の超アルカリ温泉との出会いによる再発見があったり、

もちろん、美食レベルも格段に上がりました。

 

恐らく北海道での旅で美食経験値はカンストしたと思われます。

利尻島のホタテ。拳サイズもあり、1個300円。

噴火湾の牡丹海老。まるで宝石のような透明度。これを超えるエビは他にないと思う。

わざわざ獲れたての花咲蟹を食べるべく、早朝の根室にまで行った事もありました。

旬の夕張メロン現地食い。これ以上のメロンは無いと断言できる。

厚岸の牡蠣とウイスキー美味かった(小並感)

 

この後、コロナ騒動があり北海道で美食と秘湯を探す旅は一旦終幕となる。

5年くらい住んでましたけど、あらかた行きたいところは行けたんですよね。

 

そして水風呂へ…。

次に移住したのは現在の居住地である大分県であるが、その動機もまぁ「毎日温泉入れますやん」というものだった。

 

が、こっちはこっちで北海道で得ていた温泉体験とはまた違ったものがある事に気づく。

移住初手から別府温泉を徘徊。

浴槽形状や入浴方法に東日本と西日本で違いがある事も判った。

九州には北海道・・・というか東日本にはなかった「家族湯」の文化が色濃く根付いていたが、どれも熱い湯ながら、あまり水風呂の文化が根付いてないように感じた。

特に大分は高温泉が多く、歴史も古い事から、温泉は街の共同湯として根付いており、基本的に内湯一本勝負、場所によっては露天もあるよ。みたいな感じが殆ど。

別府は蒸し湯がセットだったりする。歴史かな・・・。

それ故に先日の鹿児島で出会った水風呂の多さは少し意外だった。

暑い地域はやはり必要に駆られて水風呂を利用しているのだ。

 

そういえば、大分県は温泉こそ多いがスーパー銭湯があまりない気がする。

スパ銭は大分市内にはいくつかあるのだが、水風呂は大体こういう場所か、ホテルの中に限られ散る感じがする。エンタメが限られているのは実に惜しい。

天の川もよく利用するスパ銭で、サウナがある関係上やはり水風呂はしっかりチラーが入れてあってキン冷えである。

 

とにかく、こちらに来てからは泉質や秘湯感といった雰囲気へのこだわりは薄れ、水風呂を愛用する機会が増えた。

 

伊豆にいる頃から交代浴は元々好きだったが、北海道、特に函館での生活では熱い湯に入った後の水締めは湯冷めをしないため有用で徐々に習慣化し、今では水締めがないと風呂入った気がしないんですよね・・・。

 

興味関心の矛先が完全に水風呂に移行しちゃった感じで、かつてあれほど拘った泉質への情熱も今は薄れ、今では「温泉入浴は〆の水風呂で完成する」くらいのノリだ。

 

人は環境によって求めるものが変わってくるが、今の自分には温泉と水風呂はセットになっているようである。

夏場こそ入りに行きたい寒の地獄温泉だが、ここの源泉水風呂はちょっと普通の水風呂よりも攻撃的なので上級者向き。

長湯温泉は温かい温泉とは別に、湧水自体が炭酸水として水風呂利用されている。

ホテルMEGURIが提供する宇佐八幡温泉には、立位で入れる深い水風呂もある。

サウナーに大好評。

脹脛に水圧がかかって、気持ちええんじゃ。

北海道でもえべおつ温泉では二種類の温度の異なる源泉をそのまま水風呂として利用していた。セメント風呂に入ってるような感じ。

 

まーそんなわけで、温泉の体験にも色々な角度と楽しみ方があるので、これから温泉道に励もうとしている人がいたら、毎回角度を変えて楽しんでみるのも一興かな、と思います。

322・皇子原温泉

温泉

施設外観。

何気にマニアックな温泉だと思う。

 

成分分析表

結構いい感じの成分分布。陰イオンは炭酸水素イオンが中心で、陽イオンがナトリウム、マグネシウム、カルシウムと良い塩梅で均等に分布してる感じ。

前日に入ったやまのゆとかなり近い感じですねこれ。

微かに鉄分もあるので、成分総量としては上位互換な感じか。

 

概要

今回の皇子原温泉、立地的には昨夜泊まった安楽・妙見温泉界隈とは霧島連山を挟んで反対側に位置するわけですが、泉質がかなり似てる点は実に興味深い。

実はここもガチの湧水水風呂を有しておりまして、やはりこの広大な火山から湧く湧水は西も東も多くの人々に恵みをも足りているらしい。

 

さて、そんなわけでこの日の旅のおさらいです。

チェックアウトの後、一旦霧島温泉郷に戻った後、国道沿いに道の駅霧島・神話の里公園でお土産を買うなどした。

展望台からは錦江湾を挟み、うっすらと桜島が見えていた。

目的は霧島神宮に訪れる事。本殿参拝は人が多すぎたので回避しましたが、とりあえず有名な霧島神宮に来れたのは良かった。ご利益でパチンコ勝たせてくれ!!

神宮入り口はこんな感じ。しかしこの日も朝からクソ暑かった。

てなわけで参拝開始。

やっぱねぇ、日本ってなんやかんや神道宗教国家なんですよ。

世の中は皇室の継承問題で揺れてますが、タイでも国が乱れるとプミポン国王がなんやかんや上手く国をまとめてた辺りを見るに、国が乱れる時、民草が最後にすがるのはやはり権威と象徴的存在なんすよ。

 

こういう石碑一つを取ってみても、我が国が一つにまとまる上で、やはり皇室の権威と正当性はやっぱ必要なんやなって事で、悠仁様にはまず率先してガンガン子作りしてもらい、我が国にも再度ベビーブームなんかを起こしてもらって、なんやかんやで日本人114514!!な世の中になってもらいたいもんです。

しかし霧島神宮、社殿の一つ一つがまぁ古い。

こういうのは東日本だとあんま見ないよなーって。

クソデカな樹木も荘厳さを醸し出していて雰囲気がある。

カモン竜馬!レッツゴー!!(レ)

そういやコイツ等も新婚旅行ここでしたね・・・。

ひとしきり参拝したのち、お面博物館なるものを見学した。

天狗面、鬼面、能面と、色々な面があるわけだが、地域差があるの知らんかったなー。

ワイは小さい頃は神楽を見て育ったので、鬼面は結構好きなんだよなぁ。

婆ちゃんちの玄関に飾ってあった鬼面が怖くて小さい頃は割と泣いてたけど、あれはあれで色々怖いものに対する耐性をつけてくれたような気もするな。

 

今の子はグロい物とか怖い物を殆ど目にしないので、結構ショッキングな出来事に弱いと聞く。

 

鬼面は魔除けともいうけれど、鬼面に慣れる事で少々の恐怖やトラブルには動じなくなるし、そういう意味では確かに魔除けなんかもなー。

ワイはToLoveるダークネス・楽園計画中のリールフリーズで動じてしまう男です。

参拝中は特にToLoveるもなく、神社参拝でクッソ汗かいたので、一風呂・・・と思ったのだが、登山口温泉はまさかの休館日につき、入浴ならず。

 

汗でビショビショになったこの身体をどうしてくれるか・・・。

癒しは必要。我慢できず飲む!!

・・・とはいっても、流石にこの後も運転があるのでビールは飲めず、ノンアルビールでのどを潤す。しかしこれだけ外暑いとノンアルでも充分うめぇわ。

温泉入りたかったなー。

 

そんなわけで、霧島神宮の参拝は切り上げて帰路につく事に。

道中、なんか別の温泉でも入るかー?って事で移動開始。

道中、御池とかいう謎の池が目に入ったので、立ち寄ってみる事に。

スワンボートなども出ていたが、この日は連休で家族連れが多く大変にぎわっていた。

位置的に雲のかかった山が高千穂峰だろうか。

とにかく眺望のいい場所だが、高山エリアではないのでやはり暑い。

宮崎県の景勝地らしいのだが、全く知らず。

初めてきたから何のことやら・・・だが、さほど混雑もしておらず、初見なりになかなかいい場所だったなーと思いました。(小並感)

外はクソ暑いので流しそうめんなんかも展開されていた。

こういうアトラクションあるの夏っぽくて良いねぇ。

 

とりあえずここで昼飯(後述)として、この後皇子原温泉へと向かいました。

皇子原温泉は元々が養鱒場の経営らしい。

鱒の養殖をしてる訳で、そりゃキレイな水源も持ってるわなぁ。

 

そんなわけで、温泉の総評へ。

 

総評

浴場は人がいたので撮れず。公式HPより拝借。

源 泉 掛 け 流 し 温 泉(迫真)

 

色味は写真の通り鉄分色を呈した茶色のお湯で、温度はやまのゆよりもやはり高い。びしっと痺れる熱さが身体に染み渡るが、前述の通りキンキンに冷えた湧水を水風呂として有しているため、交代浴が非常に捗る。

浴場にはサウナもあり、水風呂はサウナーからも好評な様子。

 

露天風呂は無かったが、内湯一本でも充分勝負になるくらいの力強い浴感があった。

この日は朝風呂にやまのゆの温泉に入ってきているが、お湯の強さはこちらの方が上だと感じた。

まぁ温度も成分総計もこちらの方が上なので、そりゃスペック的にもそうなる筈ではあるのだが、なんというか、お湯の強さ?みたいなのを感じる一湯であった。

「わざわざ霧島くんだりまで出なくても、ここで良くね?」

と思わせるようなお湯の力強さ、それがこの皇子原温泉の魅力かもしれない。

浴後はソファに座って冷たいお茶をグビグビ飲みつつ少しぼーっとしてしまったが、ここは館内の雰囲気も非常に良くて、宮崎県もなかなか侮れないなーと思った次第。

 

あんまり温泉無いイメージあったけど、探せば名湯があるんですねぇ。

 

美食

御池では家族連れでにぎわう流しそうめんはせず、

お食事処かむくら(神鉾座)

miike-kamukura.com

にて、敢えて一汁五菜膳を頼んだ模様。

上記写真に別で茶わん蒸しも付きます。

 

これがちょっとした高級旅館メシクラスの旨さで、非常に満足度高かった。

榛名湖とか赤城山の湖とかにある、ちょっとした出店(でみせ)くらいに思っていたので、このクオリティは驚きましたね。

食材も上等な上、出汁から何からマジで丁寧に作ってありました。

素晴らしい。

 

この日は朝ごはんも旅館メシだっただけに、食の面でも大変満足度の高い帰路となりました。

 

そんなわけで、今回は前泊ビジホ込みで2泊3日。

実質旅のスタートとなった前日朝からは

・ビジホの温泉

・白鳥温泉

・新湯温泉

・霧島温泉

・祝橋温泉

・妙見温泉

・やまのゆ

・皇子原温泉

と計8カ所、あと自宅に帰る前に長湯温泉にも立ち寄ったので延べ9カ所もの温泉に入り、2日間の入浴回数は合計12回という記録となりました。

 

これに加えて3日間の走行距離で600km位運転しているので、普通の人なら湯あたりで死んでるね。

 

ご飯も美味しかったし、面白かったけど、死ぬほど疲れました。

 

次はしばらく近場だなー。

321・安楽妙見温泉郷・やまのゆ

温泉

施設入り口。今回宿泊した宿です。

 

成分分析表

バランスミネラル系重曹泉。

炭酸ガスも含んでますし、メタケイ酸もある。

結構バラエティに富んだ泉質してますね。

 

概要

エリア的には妙見温泉街のやや北、天降川(あもりがわ)沿いに点在する温泉施設の一つだが、これも安楽・妙見温泉の一部と見て良いのかは諸説ありそう。

特に源泉にも名前は無いのだが、天降川温泉とでも呼んだ方が良いのだろうか。

 

今回は秀水湯に入った後、再び北上する形でチェックインした。

度重なる入浴で発汗による脱水と空腹で身体は限界を迎えていたため、15時ジャストにはチェックイン。部屋でゆっくりと休ませてもらう事に。

玄関前にあった湧水。温泉もさることながら、とにかく水が豊富なのが九州の特徴。

キレイな水が豊富なのは本当に素晴らしい事なのである。

ホテルにかかる橋からの景色はこんな感じ。奥に露天風呂が見えるが、ちょっと前の水害の影響で今は休止中とのこと。残念。

橋から見た上流方面の景色はこんな感じこの日はすごく暑かったが、夕刻のこの時間帯もジメジメとして大変熱かったでゴワス。

ちなみに、この先にも日の出温泉という旅館があるようで、日帰り入浴の幟が出ていた。流石にこの日はもうハシゴ湯しに行く気分にはならなかったが、とにかくこの川沿いは何処にでも温泉が湧いているらしい。

近くを探索すると、水源と思しきタンクを発見した。とにかく水が豊富なのねぇ。

水源地から見たホテルの様子。

リノベーションされていてそこそこきれいな施設になってましたよ。

温泉だけは古い施設をそのまま使ってるっぽかったけど。

部屋もこの通りリノベーション済み。

テレビの電波が入りにくいそうだが、その分部屋Wi-Fiは充実しており、ネトフリやHuluなどが見れる模様。

この日はもう疲れ果てていたので、缶チューハイ飲みながらずっとテレビアニメ版の東京喰種見てました。

最高に贅沢な時間と空間だったぜ・・・。

僕のだぞッ!!

 

さて、小ネタを挟んだところで温泉の総評に行きます。

 

総評

内湯はこんな感じ。濁りのある泉質で、なんか長湯温泉ぽいんだよなぁ。

安楽温泉の辺りにはラムネ温泉と名乗ってる施設もあり、その辺もなんか長湯っぽいですよね。実際ガニ湯もこんな感じの色で濁ってますし。

外気温が高い事もあって、お風呂の温度はしっかり高め。源泉は41℃との事だが、入浴した感じもほぼそれくらいの浴感でした。

恐らくほぼゼロ距離なんだと思います。故にお湯の鮮度は申し分なし。

よく見るとお湯の表面に結晶化した湯の花が浮いてますね。これも長湯温泉の特徴によく似ています。

お風呂は男女入れ替え制で、翌朝には前日の女湯が男湯となります。構造は異なりますが、まぁお湯は同じ。

前日は女湯で入れなかった一部露天も翌朝には入れるように。明るい所で見るとより一層この温泉の色と雰囲気が伝わるかと思います。茶色っぽく見えるけど、やや白濁りしてる感じなのね。

 

温泉の効能としては塩類泉と重曹泉の特徴があり、しっかりと身体が温まり、血管が開く効能を有していました。

あと、此処は豊富な湧水を利用した水風呂が用意されていたのが大変素晴らしかった。夏場はやはりこれがないとね。

水風呂は男女どちらにも用意されており、水自体が大変キレイな上に湧水な為にとても冷たいので、暑い夏でも心置きなく温泉を楽しむことができた。

 

この日は温泉だけで7カ所、入浴回数は9回という結果に。

イキスギィ!!

 

美食

夕飯お品書き。

見た目の派手さはないが、食材の一つ一つが大変素晴らしかった。

鶏刺し(タタキ)もあり。まぁ鹿児島と言ったらこれよね。

度重なる入浴で昼飯も抜いたため、クッソ腹減ってたのでさつま揚げを追加注文。

これがホンマに美味かった。流石は薩摩の薩摩揚げ。本場ですもんねぇ。

更にアジフライも追加。身もデカいしふわっふわでこれも大変美味。

芋焼酎も追加して、満足度の高い夕飯になりました。

朝ごはんはこんな感じで、やはり食材の良さが光る感じでしたね。

 

ただ、食材が良いだけに惜しかった部分もあり、夕飯は鍋物に添える薬味が無かったり、〆のご飯に吸い物、香物が付かないなど、あと一捻りのサービスがあればな・・・という気にはなった。

 

焼酎も芋1種類(あかるい農村のみ)ってのはなー。せめて芋2種類、麦1種類くらいの選択肢は欲しかったかな。

 

一流を目指すなら、そういう所の気配りも欲しい所なんすよねぇ。

320・妙見温泉・秀水湯

温泉

温泉入り口。

・・・マニアックすぎる。

 

成分分析表

未確認。と思ったが・・・

ここに書いてありましたね・・・。

源泉43.7℃、重曹泉或いは炭酸泉ですね。

 

概要

妙見温泉街のややはずれにある古い元・旅館?

入浴料はここにいれるシステムらしい。

あまり外観を載せるのも憚られるので、詳細は伏せておく事にするが、駐車場はしっかりあるが、見た目はもう普通に民家。

 

予めリサーチしておいたので入る事が出来たが、知らずに来たらここが入浴施設だとは誰も思うまいて。

 

他にも色々お風呂はあった訳だが、始めてくる温泉地はマジで何処に入っていいかわからない部分もあり、また駐車場も何処に止めて良いかよくわかんなかったんですよねぇ。

 

故に、現地で車を走らせた結果、予めリサーチしておいた当温泉にフォーカスを充てる事にした。

 

総評

The・炭酸泉という感じ。

濁りはなく、滾々と湯が注がれている。

ただぬる湯ではなく、熱すぎる程ではないにせよ、しっかり温かい。しかしながら肌にはしっかり泡が付くので、炭酸ガス成分は充分な量がある模様。

 

冬場は良い塩梅かもしれないが、此処までハシゴ湯する事、既に5湯・・・これで6カ所目の温泉となる。

ぬる湯ならじっくり入れただろうが、イヤー流石に今回は欲張りすぎた。

 

湯量はマジで豊富。浴槽中にしっかりと泡も浮いており、一目でただの重曹泉ではない事が判る。

浴槽からあふれ出る湯。

結晶もしっかり付着しているが、足裏に刺さるほどの巨大で凶悪な結晶化は起きてないみたいなので、陽イオンとしての金属イオン成分そのものはあまり多くはないのかもしれない。

 

さて、九州に来て色々と炭酸泉には入ったが、此処でいくつか比較をしてみよう。

 

もっとも有名な類泉としては大分県竹田市の七里田温泉↓

があるが、もはや見た目からして三ツ矢サイダー状態であり、ガス成分の量や湯温の至適性を鑑みると、やはりこっちの方が炭酸泉としては上かなー。

 

また、山陰の小屋原

sticknumber31.hatenablog.com

もお湯の感じはかなり似ている。

ぬるさはこちらだが、泡付きはやや控えめで炭酸ガス量としては今回の妙見温泉と近い感じかもしれない。

 

続いて大分県・筌ノ口温泉の山里の湯も↓

かなりの炭酸ガス量を誇る。

ややぬるめの適温だが、泡付きは七里田温泉にはやや劣る。

 

今回入った秀水湯は結構熱めのお湯だったが、冬場に入ればまた違った印象があったかもしれないですね。

 

それに、他の施設では長湯できるぬる湯の炭酸泉もあったりするのだろうか?

 

美食

ハシゴ湯中につき、飲食無し。

 

次はこの日泊まった宿のレビューとなります。

319・祝橋温泉

温泉

温泉入り口。

貸切浴と一般浴があるが、今回は一般浴で入浴。

 

成分分析表

単純泉の模様。源泉45℃とあるが、恐らく源泉からの距離が近く、浴槽・・・特に露天風呂はなかなか痺れる熱さであった。

 

概要

霧島温泉街から宿泊地である妙見温泉へ至る道中に見つけた温泉。

拡大してみると祝橋温泉付近はそこそこ人の気配があり、ちょっとした集落となっている模様。地域の人に愛される生活温泉という感じだろうか。

日本武尊が祝宴を開いたという事で「祝橋」という謂れになっている模様。

大分古い神話に因んでる辺りが、九州南部の魅力の一つともいえるかもしれない。

 

国道223号線沿いにデカデカと看板があるので、比較的わかりやすい。

「おっ?なんだ?」と思ってふらりと立ち寄った温泉だったが、今回の入った温泉の中ではなかなかの収穫だった模様。

 

以下、温泉総評。

 

総評

内湯の様子。「飲んで良し 入って良し」の文言通り、クセがなく、それでいて透明度の高い、無味無臭の温泉である。温度はガッツリ浴槽で42~43℃前後程度あり、しっかり熱い。源泉が45℃という事を考えると、ほぼ空冷されない距離に源泉がある事が判る。

つまり、お湯の鮮度が抜群という事。

露天風呂もこの通り、湯量も豊富で溢れたお湯が川のように流れ出ており、炎天下の陽射しも相まって足元がアチチ状態であった。

気温が高いせいか、むしろ露天風呂の方が湯温が高かった印象すらある。

 

浴感はしっかりスベスベ感のある正統派の単純温泉で、中性との事だが、今はちょっとpHアルカリ側に寄ってたりしないかなって気もする。

 

しかしこの日は暑かった。

既にハシゴした温泉の影響も相まって、汗が止まらねぇ。

しかしこの祝橋温泉の素晴らしい点は、地下水をそのまま張った水風呂がある点である。コイツが冷たすぎずヌル過ぎずのいい塩梅で冷えていて、真夏に入る温泉の湯涼み的に、マジで最高の癒しとなる。

 

この日は既に朝から4回も温泉をハシゴしていたが、水風呂さえあれば何回でも行けるぜ、という気にさせてくれる。(※普通の人は自律神経ぶっ壊れるので真似しないように)

 

鹿児島県とか宮崎県とか、九州南部エリアは暑いせいか割と水風呂文化あるみたいで、まぁそりゃこれだけジメジメと蒸し暑かったら水風呂欲しくなりますよね・・・と思う一方で、大分県は何故かあんまり水風呂文化がなくてちょっと勿体ないなーという気もする。

 

夏場に別府で地獄めぐりして温泉三昧の旅行しようって人、あんまいないでしょ?

大分県ももっと水風呂文化流行らせるべきだなー、と思ってみたり。

 

美食

今回もはしご湯につきなし。

 

九州南部湯めぐり編はまだまだ続きます。

318・霧島温泉(霧島観光ホテル)

温泉

館内の様子。

 

本当は硫黄谷の霧島ホテルのクソデカ大浴場に行ってみたかったんだが、

www.kirishima-hotel.jp

まさかのメンテ日で外来入浴しておらず・・・。

 

そこで、急遽別のホテルでひとっ風呂という流れになりました。

 

成分分析表

なんか古風なのと・・・

直近の物らしい分析表が掲示されていました。

古い方と比べると、そもそも源泉自体が違うっぽいが、成分の濃度も約3倍は違うようだ。最近の方が薄い。

単純泉とあるが、微かにイオン型もガス型も硫化水素を含んでいる。

 

概要

右上の新燃荘から下る事程なくで、霧島温泉郷に到着。

道中、なかなかの見応えのある地獄が広がっており、少し車を降りて見物するなどした。

まずは噴気帯の概要。

道路の脇にこのような光景が。

匂いの感じでは硫化水素って香りでもなかったが、充満すれば毒気も混じりそう。

酸性の蒸気により色々な物が腐食して壊れてしまっており、自然の恐ろしさを垣間見る事ができる。

道路の変色っぷりもヤバい。アスファルトが真っ白に変色してしまっていた。

迂闊に立ち入るとマジで死にそうな気配があるのが怖い。

無知な外人とか平気で入っていきそう。

 

そんなわけで、自然の驚異を見学したのち、温泉街へ。

霧島観光ホテルは天皇陛下もご来館されたことがあるそうで、記念碑が建てられていた。

平成13年かぁ。まだお若いですね。

これは帰りに撮った写真ですが、霧島温泉街はこのように観光案内所兼土産売り場もあるので、ここに車を止めて外湯巡りをするという手もあった模様。

とはいえ、今回は始めてくるところ故、この近くにあったカジロガ湯に気づかず、お風呂どうすっかなーとスルー。

 

そんな時、目についたのが「日帰り入浴」の幟。

日帰り入浴に迷ったら、「日帰り入浴」って幟を出してるホテルに入っときゃ大体失敗する事は無いわけよ。そういう流れで、霧島観光ホテルに到着したという。

 

霧島観光ホテルの大浴場は上階にある展望風呂で、桜島まで見通せるという眺望がある模様。

 

さて、そんなお風呂ですが…。

 

総評

公式HPより。
まぁ大体こんな感じの雰囲気でした。

実際はちょっとガスってて桜島まではどうかなーという感じ。

 

お湯の色のサンプルとして、先ほどの市場の足湯を掲載しておく。

霧島観光ホテルのお湯もおおむねこんな感じの色でした。

 

さて、お風呂自体の感想であるが、上記写真の通り、少し白い濁りのある透明なお湯である。成分分析表のスペックでも単純温泉という事だったが、pHもやや酸性寄りだがほぼ中性で、それほど強い湯という感じはなかった。

 

ただ香りはしっかり硫黄のお湯の香りがするので、「温泉地に来てる」というインパクトは強い。大浴場は眺望の良い大浴槽と別に、少し泡立たせてある寝湯、サウナ、そして水風呂が完備。

 

ここまで既に朝からビジホの風呂→白鳥温泉→新湯温泉と、既に3回も風呂に入っているため、水風呂があるのは非常にありがたかった。もうシャツは汗でビチャビチャになってましたし。

 

硫黄泉としての印象はやはり新湯温泉・新燃荘の方が強い。

とはいえ、新燃荘もだいぶ入りやすい印象の硫黄泉だったので、全国的なレベルで見ると、かなり薄い部類のお硫黄泉という認識で間違いないと思う。

今後もどの源泉が配給されるかでこのホテルの温泉の条件も変わってくると思うが、概要欄でも書いたような強い噴気が出るエリアだと、もう少し印象の違う温泉もあるのかもしれない。が、今回は時間も体力もマネジメントが必要なので、これ以上のリサーチはせず。

 

とりあえず、霧島温泉には入った!という事で。

このあとまだ3か所くらい温泉入ってるんじゃ。

 

次回につづく。

 

美食

はしご湯中につき、今回も飲食無し。

317・新湯温泉・新燃荘

温泉

施設外観。

駐車場が狭いのがネックだったが、一応2か所あって、無理して近くに止めずにちょっと歩く上の駐車場に止めるのが吉。

 

今回は前回に引き続き、白鳥温泉上湯からのはしご湯となります。

 

成分分析表

単一源泉ではなく、近隣で湧く複数源泉を混ぜて使っている模様。

あと、思った以上に成分が薄い。

単純硫黄泉との事。ガス成分の詳細がないが、というかほぼガス成分の温泉なのでは?と疑いたくなるレベルの薄い温泉である。また、47℃と中々に適温で、浴槽に張れば空冷で温度が下がり、加水無しでちょうどいい塩梅の温度になる。

 

概要

白鳥温泉に続き、今回の旅で入ってみたかった温泉の一つ。

えびのスカイラインで霧島温泉郷に抜ける要所にある温泉で、古くから登山客に愛されてきた温泉だと思われる。

右手に見えるのが湯屋で、流石に利用者も多く混浴なので浴場の撮影はできなかった。

噴気からしてもうちょい温度高い気もするが、造成泉という感じでもなかったので、やはり自噴泉をそのまま使っているのだろう。

宿泊棟はこんな感じで、受付は宿泊棟で行う。

川には温泉の排水が流れており、硫化水素成分により白濁しているのが判る。

しかし、実際の浴槽はもっと青い色をしている。

別府や湯布院で見られる青湯に似た感じの色だが、白濁感があるので透明度はこちらの方が低い。

 

総評

排水の写真から最も浴槽の色に近い写真を選んだが、まぁ大体こんな感じ。

浴槽は深いので、漬かれば身体は見えなくなる。

 

さて、そんなわけで温泉の評価だが、pHは酸性ながらスベスベとした浴感、加えて塩分が少なく、それほど源泉温度も熱くないので、「アチアチ!」と言いながら入る酸性泉特有の刺激・・・という感じではなく、案外素直にゆったりと入れてしまうので、これは意外だった。

 

熱ければ山水を足して埋める仕組みだったが、今回は既に40℃程度の適温だったので、特に足す必要もなかった。この山水は桶に汲んで自由に浴びてもいいので、クールダウンしながらの入浴が可能なのは地味にありがたかった。

 

男女とも内湯があり、露天は混浴となる。それぞれに脱衣所に扉が二つあり、片方は出入口、もう片方は露天風呂への出入りに使われる扉となっている。

 

お湯の質は露天風呂も内湯も一緒で、ぶっちゃけ写真からも分かるように内湯も半露天風呂みたいな環境なので、個人的には「もう内湯でいいんじゃないかな?」という感じであった。

ゆっくり浸かって、ちょっと山水を浴びて、椅子で休憩して・・・を繰り返して入ったが、実に気持ち良かった。

 

露天風呂はワニ対策で時間制限が定められており、回転率の向上にもなっている。

 

硫黄泉にも色々あるが、比較的オーソドックスでとっつきやすい泉質の温泉だと思いました。とはいえ、硫化水素泉はやはり心身への負担が強く、ゆったり入れた割に風呂上りは結構な疲労感が押し寄せてきた。

 

まぁ、はしご湯だったからというのもあるけど。

 

美食

はしご湯中につき、今回はなし。