242・熊の川温泉 ちどりの湯
温泉
施設外観。ちょっとした町民の憩いの場になってそうな施設。
館内には休憩所のほかマッサージ施設などもある。
比較的安かったような。
本当は元湯に入りたかったが、忌中のためしばらくお休みとのことでこちらに入浴。
成分分析表
泉質は単純放射能泉。源泉はぬるいため加温であるが、露天風呂はそのぬるさを再現した温度にしてある。
概要
佐賀市郊外にある奥座敷的な温泉。古湯温泉と並んで佐賀市民にはなじみの温泉らしい。車で30分もかからないのでめっちゃ近いね。
SAGAは武雄温泉と嬉野温泉が有名過ぎてめっちゃ陰ポジにあるこの熊の川温泉&古湯温泉だが、立地的にも本来はここがSAGAの観光受け皿になるべきだったのでは?という気がしなくもない。ちなみにこの国道323号、このままあっという間に唐津まで抜けれるという便利国道でもあるが、冬はめっちゃ凍る模様。
総評
風呂場の写真は利用者が多く撮影できず。
大浴場はそれほど広くはなく、内湯の他、小さめの露天風呂を挟んで同じくやや小さなサウナが外に設置されている。露天風呂の脇にはほぼ一人用の水風呂が用意されていて、井戸水らしい水がかけ流しにされている。水風呂は結構冷たい。
熊の川温泉のコンセプトは基本ぬる湯であり、内湯も露天も温度は高く設定されていない。内湯で40℃位、露天風呂は38℃位のキープだと思われる。
冬場は外気が寒いため、一度露天風呂に入るとなかなか出れなくなる程度の温度加減である。
お湯は透明で癖がなく、良くも悪くも普通。pHが高いので多少のつるつる感はあるが、これは塩素消毒や加温による影響で多少低下している感はある。
泉質面で言えば、長湯していると単純泉らしからぬ独特の刺激感と熱感に注目したい。この感覚が人工ラドン泉やラジウム泉で感じる浴感に非常に似ていた事から、確かに放射能泉の特徴がある湯なのは間違いない。
放射能泉の浴感というのは非常に繊細で実感しにくいのだが、外気やお湯を通じてジワリと血管が開く感覚である。放射能泉は湯浴とは別に蒸気浴も含まれ、空気を介した独特の熱感を感じれるかという点が放射能泉を鑑別するポイントとなる。
今回は成分分析表を見る前に入浴し、その浴感から「もしかして・・・これ放射能泉か?」と気付く事ができたので、ワイもそろそろマジで温泉ソムリエマスター名乗ってもいいころかもしれないね。
美食
金立SAで佐賀牛コロッケと肉巻きおにぎりを食しました。
佐賀牛コロッケは揚げたてだったので美味!肉巻きおにぎりは見た目めっちゃ美味そうなんだけど、作り置きだったのでうーん・・・って感じでした。
他にも色々旨そうなものがあるSAだったので、SAGAに行く際は寄ってみるといいかもね!(適当)