206・鹿児島市内温泉
温泉
施設外観。今回泊まったのは照国神社前のホテル吹上荘。
神前式の結婚式会場でもあるので、なかなか厳かでお上品な気配のホテル。
部屋も上質で良かったです。
成分分析表
アルカリ性の単純泉。源泉温度35℃程度なので、微かに加温している模様。
概要
事前のリサーチで知ってはいたが鹿児島市内は結構あちこちに温泉が存在している。
吹上荘のすぐ裏には城山展望地があるので、吹上荘の浴場からはこの城山を一望する事が出来るようになっている。
徒歩1分に照国神社があるので、鹿児島市民はここで神前式の結婚式を挙げた人も多いのではなかろうか。吹上荘ではここで挙式をして、披露宴をホテル内で行えるようになっている。
とりあえず無病息災をお祈りしておいたぞ。
市内でもかなり厳かな雰囲気があり、この近辺は猥雑な感じがしない。
鹿児島市内の印象は結構こうした、ちゃんとした雰囲気を感じる。
よく言えば整然とした印象だが、悪く言えば固すぎる印象?
まーこうした雰囲気故に、結構周辺には高級割烹がチラホラと点在していたりする。
住宅街というよりは、出先の官公庁舎が多い所といった場所なのかもしれない。
照国神社の隣には城山自然遊歩道があり、城山公園から展望所まで歩く事が出来るようだ。
いや、この高さを歩いて上ろうとは思いませんけどね・・・。蒸し暑いし。
銅像になっていたのは島津忠義公。島津久光の息子で、島津斉彬の婿養子との事。
幕末から維新後の時代を生きた名士の一人です。
城山公園はこんな感じで、裏手に城山がありました。この辺は地価も高そうなので、右手に見えるマンションは一体どういう層の人が住んでいるのだろうか・・・。
少し街を歩くと、中央公園の中に古めかしい建物があり、どうやらこれは教育会館らしい。広島出身の自分的には教育会館=日教組=モロ左なイメージがあるんですが、鹿児島は軍都のイメージもあるので、その辺どうなんでしょうね。
こちらは鹿児島中央公民館。エライ古い建物がそのまま残っている辺りは新鮮。
実質右側にある建物が公民館として機能しているんでしょうが、歴史を感じさせる光景です。
公民館から道路を挟んで向かい側に西郷隆盛像が市内を睨みつけております。
東京にある目白の寄生虫博物館では西郷どんがフィラリアに感染して陰嚢水腫という病気だったという記録が残されており、クソデカキンタマを持っていた事が知られています。色々大変な人生だったんやねぇ・・・。
キンタマ腫らすな、Chu♪
鹿児島中央公園はこのような雰囲気。鳩がクルックーと鳴いており、ホームレスの爺さんや婆さんもちらほら・・・。
中央公園から照国通りを挟んで南側に行くと、繁華街らしいエリアに到達。
商店街方面を少しぶらぶらしてみましたが、コロナの影響からかあまり店は開いてない印象でしたね。あまり猥雑な感じは無く、比較的健全な印象を受けました。
この辺は熊本の方がちょっと猥雑さはあるような気がします。
そこまで歩き回ったわけじゃないからようしらんけど、まだ未踏の福岡・博多も比較対象としてその内調査してみたいですね。
吹上荘の脱衣所にあった旧市街の地図は歩く前に見とくと面白いかも。
こうしてみるとやっぱ城下町だったんすねー。鶴丸城=城山なので、照国神社界隈はやはり江戸時代から続く官公庁舎街だった模様。
総評
吹上荘の大浴場は最上階にあるため、城山が一望できる。
その為ロケーションは申し分なし。
お湯の方は泉質が単純泉だけにあまり印象は強くないが、控えめな温度に設定しており、ゆったりとした外の景色を楽しみながら入浴する事が出来る。
サウナはコロナ禍という事で中止になっていたが、水風呂は残しておいてほしかったかな・・・。
お湯そのものは平凡なのであまり特筆すべき点はないが、この近辺には他にも市内温泉が点在している。なかなか遠くて来れないが、次に来る機会があれば公共浴場や掛け流しの風呂を探してみるのも良いかもしれない。
美食
晩飯はホテルから徒歩圏の天婦羅レストラン・楽々亭にて天婦羅を食しました。
夏野菜がうめーんだこれが・・・。
〆に天丼も食う。今回食した中ではコウイカとナスの天婦羅が絶品。
カボチャはやはり北海道の圧勝ですね・・・(甘味が違いすぎる)
エビは何処で食べても美味い。(至言)
油でべとべとになった身体を再び温泉で流して終了!
今回は指宿温泉~鹿児島市内に宿泊する旅だったが、鹿児島はまだまだ見る所が山程あるので、そのうちまた来たいですねぇ。