温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

224・湯布院温泉 加勢の湯

温泉

f:id:sticknumber31:20211203193915j:plain

施設外観。入湯料、なんと100円。

 

成分分析表

f:id:sticknumber31:20211203194642j:plain

アルカリ性単純泉。源泉約67℃。

 

概要

f:id:sticknumber31:20211203194953j:plain

駅からは歩けなくもないが、まぁまぁ離れたところにある。目印は石松三差路と呼ばれる交差点で、駅方面から行くとここを右折して程なくすると左手側に見えてくる。駐車場は無く、歩いて行くしかないという完全なジモ泉である。

利益度外視の地域密着型公衆浴場であり、前述の通り入浴料は驚きの100円。

はえー、たまげたなぁ。

 

総評

f:id:sticknumber31:20211203195306j:plain

内部はチョットした映画のセットのような激シブの木造あばら家温泉である。ドルルルルル!とポンプの音が耳につき、建物も簡素なので中は寒い。設備としてはシンプルで、ちゃんと男女別である。浴槽はこの写真の一つのみ。カランは1ヶ所だけあるが、基本的に浴槽の湯で身体を洗う。

成分的には湯布院らしく薄い湯で、特にクセのある温泉では無いが、色が少し黄色がかっているので微かにモール質を含んでいるように思う。微かに土の匂いもする。簡素であるが故に源泉も掛け流しであり、利用者も少ない為、お湯の鮮度は非常に良い。お湯の流量は自分で調節が可能であり、ぬるければ流量を増やしたり、加水も出来る。あとの人の事を考えて流量はキチンと元に戻しておこう。

 

100円というと、以前紹介した青森の100円温泉は無くなってしまったらしい。無料の野天風呂はまぁまぁ国内にもあるが、ああいうのは完全なボランティアによる清掃作業が環境を左右してしまうので、浴槽が汚れていたり、色々藻が浮いていたりとあまり良い環境とは言えない温泉が多いような気がする。そう考えると、やはり100円というラインは必要最低限な浴環境を維持する為には必要な額なのかもしれない。

 

掃除してくれる地元の人に感謝。

ここは玄人向け!!以上!!

 

美食

f:id:sticknumber31:20211203200814j:plain

九州、とりわけ大分県は鶏肉食に異常なこだわりがある県でもある。

鳥刺しは保健所が不許可を出す県も多いと聞くが、北海道では不許可案件でしたね。(タタキならあり)

いや大分県の保健所が実際どうなんかはよく知らんけども、実際にこうした鳥刺しを食べているのだから、まぁそういう事実があるという事だけを述べておきたい。食べられなくなったら嫌なので店の名前は伏せておきまする。

この写真は地軍鶏の刺し盛であり、部位は忘れたけど、どれも日本酒にドンピシャな旨さで最高でしたね。レバー旨いよレバー。

f:id:sticknumber31:20211203201548j:plain

だし巻き卵にも地鶏の出汁を使っており、鳥料理専門店ならではのこだわりを感じる事が出来ました。

 

温泉キメたあとはやっぱ美食と酒よの。

なお、調子こいて飲みまくったらお会計が温泉の60倍くらいになった模様。