温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

227・湯布院温泉 山水館

温泉

f:id:sticknumber31:20211215234154j:plain

施設外観。湯布院の老舗旅館の一つ。

団体バスとかも入ってるようなので、福岡界隈の人には知られた旅館かもしれませんな。

 

成分分析表

f:id:sticknumber31:20211215234353j:plain

当然の事ながら、湯量の豊富な湯布院の老舗とあって、自家源泉である。

pHは7.3と中性。湯温は71.6℃。かなり熱いので恐らく加水給湯である。

 

概要

【ゆふいん山水館】由布岳を眺める絶景!ゆふいん地ビール発祥の宿 公式 (sansuikan.co.jp)

地図は今更不要でしょうから、宿の詳細については公式HPにて要確認。

 

ここは駅チカの旅館ですが、実は駅前も掘ればしっかり温泉が出る。

これまでもいくつか紹介してきたが、湯布院温泉は泉質は一様に単純泉ではあるものの、色は少し茶色がかっていたり、山の手は青い湯が出たりと見た目や浴感は様々だ。

 

山水館は古くから湯布院にある旅館であり、立地も素晴らしい。

浴場や客室からは由布岳が一望でき、特別な非日常感を得る事が出来る。

湯布院ビールの醸造所も併設しており、風呂上りにクラフトビールを飲めるのはデカい。

 

総評

f:id:sticknumber31:20211216000909j:plain

湯は透明にして清明

土臭さはなく、上品さが漂う。

※写真は他の客が全くいない時に撮ったものです。

f:id:sticknumber31:20211216001405j:plain

秀逸なのは露天風呂で、このロケーション。

水風呂は湧水であり、飲める水がそのまま水風呂に使用されている。

サウナも露天風呂エリアにあり、この景色を見ながら入れる。

露天の湯はやや熱めであり、キンキンに冷えた水風呂や、外気で冷やしながらの入浴が最高に気持ちが良い。休憩スペースもある。

f:id:sticknumber31:20211216001550j:plain

内湯にはジャグジーの他、変わり湯としてルイボスティーの湯も用意されていた。

こちらは大分ぬるくしてあり、幅の広い温度設定は幅の広い客層に好まれる。

香りも良く長湯できることから、こうした点も老舗旅館らしい配慮だなーと思う。

 

総評として語ると、700円でハンドタオル付、シャンプーやボディソープなどのアメニティも良い物を使っているため、それでこの値段はかなり安い部類だ。

 

200円の格安公共浴場も良いが、500円差ならこっちを選ぶかなー、自分は。

 

美食

f:id:sticknumber31:20211216002900j:plain

前述したとおり、山水館はクラフトビール醸造所でもある。

コロナ禍で生ビールの生産は停滞しているようであるが、瓶ビールは普通に飲める。

フロント前の自販機で1本500円。

実は他の飲食店で飲むと700円位になる為、湯布院ビールの最安値は実はここ。

 

ガッツリ温泉キメた後のクラフトビール、まぁ~最高やで。

欲を言えば。自販機には柿ピー以外のつまみも販売してくれや。(チータラとか)