温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

220・湯布院 乙丸温泉

温泉

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施設外観。古くから温泉街の中にある入浴施設で、ある意味湯布院を象徴する温泉ともいえる。

 

成分分析表

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アルカリ性単純泉である。

湯布院温泉もエリアによって源泉の温度がやや変動するが、これでも比較的ぬるい方である。

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完全源泉掛け流しでマニアご満悦のウッヒョー!な感じなのだが、温泉街のど真ん中にあることから、利用者が多い事も仇になる事が判る温泉でもある。(後述)

 

概要

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駅から一直線。オシャレな感じのお店を一通り楽しんだ後はひとっ風呂浴びよう。

地元の人から旅行の一見さん、そしてツーリングライダーからキャンピングカーのファミリー連中にまで愛用される温泉である。数は少ないが、しっかり駐車場もある。

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温泉街から見る由布岳は実にスバラである。

全国的に湯布院温泉の人気が高いのは、こうした景観の良さが理由としてある事はまず間違いない。

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金鱗湖の下ん湯とも併せて、とにかく湯布院は何処もかしこも景観が良い。

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桜の季節も絵になるンゴねぇ・・・。

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乙丸温泉は朝6時から開いているので、夏は夏でこういう快晴の日に朝から由布岳を登山をしてから狙うと良いのである。

 

総評

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浴場はシンプルで、露天風呂はなく、シャワーもないカランのみの銭湯スタイル。カランにも温泉が用いてある。

向かって左側が少量フローのぬる湯、右が通常の熱い湯となる。単純泉で完全掛け流し故に狙うは朝一がベスト。利用者が多い時間帯のあとは著しく湯の状態が悪化する。

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鮮度が良い状態ではこのように鏡のような反射率や透明度を発揮する。鮮度は湯の香りにも反映され、この写真のように良い状態では爽やかな石の匂いが香る。それほどpHは高くないが、鮮度の良い状態に限り、肌にツルツルとした浴感がある。利用者が多い時間帯になるとこれらはいずれも消えてしまうので、良くも悪くも掛け流しのポテンシャルを知る事のできる温泉であると言える。

 

単純泉はやはり外的な影響を受けやすいんやなーって思うね。

 

美食

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近くの居酒屋(龍庵)でフタエゴ馬刺しなるものを食べた模様。

九州は全体的に馬刺しどころであるが、福岡は福岡で馬刺しに力入れてるし、熊本は言わずもがなであるし、ぼちぼちご当地差はある模様。まぁ、これ自体は熊本産っぽいっちゃぽいんだけど。

馬刺しの美味さの秘訣に、九州特有の甘い醤油の存在があるのは間違いないだろう。個人的にあの刺身は普通の刺身には合わないと思うのだが、何故かりゅうきゅうと馬刺しにだけは許せる。というか、馬刺し専用の醤油なんじゃね?とすら思う。

 

なんか自分、あちこちで馬刺し食べまくってるんで、将来ナウいウマ息子♂になっちゃうかもね。