249・富(ゆたか)温泉
温泉
施設外観。道路脇にフッとあるので、!?ってなる施設。
成分分析表
中性単純泉。まったくクセがない泉質故、鮮度が命。
概要
温泉ホットスポットにあるマイナー湯。エリア的には宝泉寺・わいた温泉郷になるのだろうが、近くに川底温泉(単純温泉)
165・川底温泉 せせらぎの湯 - 温泉美食倶楽部活動報告書 (hatenablog.com)
や奴留湯温泉(硫黄泉)
161・奴留湯温泉(熊本県小国町) - 温泉美食倶楽部活動報告書 (hatenablog.com)
もある。
湯屋裏の排水からかけ流しである旨を確認。まぁ確認するまでもないんだけどね。
券売機にて入浴券を買ってポスト的なところに入れるスタイル。
無人ではあったが監視員はいた。
総評
500円という価格はこの環境の良さに反映されている思われる。
この岩風呂は浴槽の底部分もしっかり整備されていて、適度にケツのホールド感がある。45℃の源泉がかけ流しされており、やや熱めながら普通の浴客でも入れないことはないといった塩梅。
湯の色は全くの透明で。硫化水素臭もないし、モール泉のような土っぽい匂いもない。まったくの無味無臭。かすかに岩に磨かれたミネラル分の爽やかな香りがする。
カメラの光彩度の関係だろうか、角度替えるとこんな風に青みがかったようにも映った。でも実際は完全に無色透明。壁の照り返しや温泉の屈折率とか、まぁ色々あるんやろうね。
液性はpH6.5のやや酸性寄りの中性であるが、かすかに炭酸水素イオンを含んでいるものの、ツルツルとした感じなどpHに由来する浴感はない。ほぼ家庭の風呂に近い浴感だろう。
洗い場は二つの小規模浴場で内湯一択の温泉であるが、木造の小屋は屋根から光が差し込む作りになっており、開放感がある。場所が場所だけに利用者は少なく、お湯の鮮度は申し分なし。夏場はやや熱いかもしれないが、温度もいい塩梅なので、万人受けする温泉だろう。
小屋の見た目とは裏腹に浴槽は造りがしっかりしており、メンテも入っている様子。下手に掃除が行き届いてない野天風呂に入るよりは清潔で良い印象があり、500円という入浴料分のクオリティはあると思った。
秘湯の中では比較的初心者向きだと思います。
美食
ちょっと距離があるが、湯布院のつばめ珈琲店のあまおうイチゴソフトと、湯布院ビールのスタウトの組み合わせを紹介。苦いビターなビールと甘いイチゴソフトがな、よく合うんや・・・。