温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

184・奥湯布院温泉 無相荘

温泉

f:id:sticknumber31:20210502085739j:plain

施設外観。ブアイソーとかいう名前とは裏腹にめっちゃ高級旅館である。

日帰り入浴可能。

 

成分分析表

f:id:sticknumber31:20210502090247j:plain

泉質はナトリウム/炭酸水素塩・硫酸塩泉。

塩素イオンが低いのは珍しい傾向。

57℃とやや熱なのだが、加水無しの掛け流し提供。

 

概要

f:id:sticknumber31:20210502090949j:plain

実は塚原温泉のすぐ下にある温泉ではあるのだが、源泉は中性で上流にある塚原温泉とは全くの別源泉である。この辺りは鶴見岳の湧水も出る為、比較的水のキレイなところでもある。

f:id:sticknumber31:20210502091125j:plain

湧水で有名な霧島神社

基本的に水は無料ながら、お賽銭は100円以上を要求してくるのは草。

f:id:sticknumber31:20210502091236j:plain

由緒。霧島神社以外にも近くに名水・由布の水って施設もあるのだが、

f:id:sticknumber31:20210502091431j:plain

こちらも給水は有料。大量に持っていく奴もいるんだろうねえ。

f:id:sticknumber31:20210502091528j:plain

霧島神社の水。軟水であり、飲みやすい。

 

総評

f:id:sticknumber31:20210502091702j:plain

高級ホテルだけあって風呂場の景色は圧巻。大分道の様子を見下ろせる立地にあり、晴れていれば開放感は抜群である。二段式の浴槽で、上は熱めで下はかなりぬるめになっていて最&高。

f:id:sticknumber31:20210502091839j:plain

風呂に浸かりながら活火山である鶴見岳を一望する事が出来る。

洗い場のアメニティも馬油シリーズで統一されており、高級ホテルの風格を感じさせる。

f:id:sticknumber31:20210502092005j:plain

湧水の出る所なので水も無色透明なのかと思ったが、透明ではあるが、よく見ると若干黄色みがある。匂いは無く、塩味も無し。

重曹がメインの温泉ではあるが、pHはほぼ中性であり、しっとりとした感じはあるものの、ツルツル系とはまた少し違った浴感である。

 

この他、高温&低温の壺湯が用意されていて、高温の壺湯は源泉割合が高く、マジモンの高温なのが好感度高し。水風呂が無いので交代浴は出来ないが、基本的にオープンデッキな開放型露天風呂なので、山風で爽やかにクールダウンしながらゆっくりとした時を過ごす温泉施設と言えるだろう。

 

総評としては景観も良く、泉質もそこそこ珍しくお湯の鮮度もいいので、晴れていればまた来たい温泉。

 

美食

f:id:sticknumber31:20210502092635j:plain

山を下り降りた先の湯布院では色々な名物が販売されているが、湯布院駅前「ゆふふ」のなめらかプリンは北海道に負けてない、濃厚なプリンでありました。というか、これ店内で作ってるんですね。

 

ルート的に、女性ライダーに利用していただきたい今回の温泉と美食でした。