221・八幡浜黒湯温泉
温泉
港からも徒歩で行けるよ。
成分分析表
字が小さくて見づらいが、大体3300mg/kgの成分量。源泉はぬるく22℃。
陰イオンのうち約1000mgが炭酸水素イオンで、なかなかの重曹泉である事が判る。
概要
函館にいた時も度々青森に足を運んだように、温泉マニアはちょくちょく海も渡る。
今回乗船したのはえひめ丸。八幡浜のビジホとのコラボで、セット予約すれば往復運賃が20%割引となる。大体片道2500円くらい。往復約5000円。
異世界に行けそうなゲートが設置してある。
ハノハーネーホー♪ナハフノハーハナーター!
佐田岬から伊方の南側に入ると一気に波が穏やかになる。そりゃあこの辺は良い魚が取れそうですよ。津軽海峡や日本海とは全然海の気配が違う。
かつての源平武士もこの光景は見たのだろうか。
この辺は歴史も古いので、ロマンがあるンゴねぇ・・・。
愛媛といえばミカンの王国だが、これ全部ミカン畑とかマジでビビるよね。
とにかく海沿いの山という山のあちこちがミカン畑。
この辺なんか尾道にも雰囲気似てるんだが、造船所というか船のメンテをしてたと思われる施設の名残が見える。八幡浜は四国で最初にフェリー運航を始めたところらしいよ。
フェリー乗り場の側に道の駅がある。ライダーがかなり来てる印象だった。
特産品はミカンの他、柿もある模様。マンゴーのように甘いとあるが・・・?
まぁ人生色々ありますよね…・・・。
すべて地元産ブランドの高級ストレートミカンジュースだが、どれも1本日本酒並みの値段がする。高い物では720ml入り2000円を超える。
上はどうか知りませんが、500円のでも充分美味いですよ。
街に出ると噂のアレが・・・。
これは系列店なんだろうけど、味がある。
アーケードはほぼシャッター街。昭和の姿を今に残す。
これは代官所の跡。大分姿は変わったんだろうが、変わらない物もあるのだろうなぁ。
こういうレストラン、最近見なくなったねぇ。
八幡浜の由来にもなった八幡神社。街の中心部にあり、霊的守護している雰囲気がある。
小高い山の上にあるが、そこまで高くないのですぐ登れる。
神社から見下ろす街並み。うーん、全てが昭和の名残を感じる・・・。
JRの港から八幡浜駅まで若干歩く。2km位あるかな。
こちらの方が栄えている感じはあるが、市庁舎とかは港側にある模様。
総評
八幡浜黒湯温泉は市内唯一のスーパー銭湯であり、利用者も地元客を中心にかなり多い印象でした。とりあえず浴場写真が取れないので休憩室の雰囲気を載せる。
施設は新しく、まぁ浴場・洗い場も含めて概ねキレイ。
サウナブームはここにも来ているようで、高齢者を中心に結構な数の人がサウナを利用していた。
黒湯、とあったが、時間と共にモール質が薄れて退色してしまったようで、今では薄いモール泉特有の透明な緑色の濁りを呈する色になっている。
匂いは確かに微かだがモール泉らしい土のにおいがするが、浴感はやや塩気を感じるピリピリ感があり、肌に優しいツルツル系温泉というよりは、結構ガッツリ血管拡張作用を有する熱の湯に近い印象を受けた。
源泉はぬるいために加温だが、水風呂はそのまま源泉を使っているのがGOOD。やはり別府・大分市から海を隔てているから地熱は無いが、地層的・成分的には大分市内の温泉とそこまで差はないように思えるなぁ。重曹成分の濃い温泉ゆえ、低張泉ながら芯まで身体を温める事の出来る温泉のような気がします。
浴後は結構発汗が続くので、夏は夕涼みで丁度良くても、冬はあまり薄着はしない方が良いかと思われます。
美食
四国という事でビジホ近くの飲み屋でカツオを頂きました。
他にも色々食べたんですが、ご当地感あるのはこれくらいかな。
酒は煌めきのギンという大吟醸を飲んだんですが・・・。
これはギンちゃん煌めいてますね・・・間違いない。
スッキリとした飲み口で非常に素晴らしい。3杯も飲んじゃった(テヘペロ)
コロナ明けで皆さん反動があるのか、飲み屋は7軒貸切または満席で断られて辿り着いた模様。漁師町らしく、結構の飲む人は多いみたいですね。まぁ酒を飲む事が娯楽っちゃ娯楽なんでしょう。
しかし酒も魚も美味いので、そりゃ皆さん飲むの好きでしょうよ。
また、八幡浜はちゃんぽんが有名らしい。じゃこ天を添えて、柚子を絞ってから胡椒などで味を調えると真価が味わえる。
優しい味なので、飲んだ後でも良いんでしょうが、個人的にはビールの他に3杯もギン様を飲んでしまったので、深酒した翌日の昼ごはんにしました。
野菜も摂れて健康的!!
ミカンもお酒も美味しい愛媛県・・・みんなも行こう!!