201・別府温泉 亀の井ホテル
温泉
施設外観。ホテル入り口の様子。別府駅近くの入り組んだエリアのホテルだが、隣に立体駐車場があり、車でもOKな施設。
成分分析表
当然の如く自家源泉。2源泉の混合泉。源泉は43.5℃と掛け流しが出来ない温度ではないが、多くの観光客をカバーする為に加水してややぬるめの調整にしてある。
概要
森羅万象二身一対!
男と女!仁王像の阿と吽!
別府のホテル然り!
即ち、杉乃井ホテルと亀の井ホテル!
亀の井ホテルは杉乃井ホテルと並ぶ別府のシンボル的な温泉旅館です。
バス会社(亀の井バス)も運営している・・・?
亀の井ホテルの近くには不老泉の他、徒歩圏に竹瓦温泉やら永石温泉やら、各種公共浴場が点在している。湯巡りに全く困らないという圧倒的観光立地。杉乃井ホテルは圧倒的景観であるが、亀の井ホテルは近隣に飲食店も多く、別府駅から徒歩圏というのは大きなアドバンテージともいえる。
部屋からの眺望もまぁ悪くはない。別府駅が見えるねぇ。
アーケード街近辺の雰囲気。そういえば別府は温泉街なのであるが、伊豆長岡や熱海のような温泉街とは何となく雰囲気が違うような気がする。
鉄輪エリアのようにあまり温泉櫓や蒸気口は目立たず、温泉を中心とした商店街という雰囲気ではない。逆に生活商店街の中にさりげなく温泉が紛れ込んでいるという感じだ。
総評
アルカリ性単純泉である。微かに濁りあり、香りもモールとはまた少し違った印象。
利用客が多いので温泉の写真はないが、印象としては存外に悪くない。
というのも、暑い季節に合わせて露天風呂を中心に湯はぬるめに設定してあるものの、香りも悪くなく、鮮度は普通に良い。肌触りもしっとりとしていて温泉感があり、観光で別府に来た人も確かに「温泉に入った!」という実感を得る事は出来ると思う。
加えて、サウナと優しめの水風呂完備である。こういう優しい水風呂は交代浴が捗るのよ。そして駐車場があるのに加えて、外来入浴も夜24時(終了25時)まで受け入れており、そういった点でもスバラ要素が高い。
ただ、温泉慣れしていない家族旅行層なども多く、こいつらのマナーがマジで最悪なケースが多いので、時間帯を選んで入りに来たいものである。観光地あるあるなのかもしれないが、普段外湯に入りに出ないファミリー層は完全に公共浴場を自宅のお風呂と勘違いしている節がある。よく言えば温泉慣れしていないとも言えるが、悪く言えば常識知らず、或いは世間知らずかと。子供が温泉慣れてないのは仕方ないにせよ、親まで一緒に自宅の風呂のノリで入ってくるのはマジで勘弁してもらいたい。
公共浴場は市民プールじゃないんだからさぁ・・・。
美食
関サバである。
関アジである。
二つ合わせて豊後水道ツインターボ師匠である。
高級食材で有名な関サバ関アジだが、味はまぁ・・・サバとアジですよ。
決定的な違いはその食感であり、写真からも判るように豊後水道の海流に揉まれたこいつらは赤身の筋肉量が多く、コリコリとした独特の食感があるのが最大の特徴である。それ故に別の魚みたいに感じる事から、高級食材としての地位を確立しているのである。
並べると圧巻。まさにダブルジェット師匠。
大分県は椎茸も有名らしいので、見つけたらキノコのバター焼きなんかも食べてみましょう。
あと、お昼にとり天発祥の店と噂される東洋軒にて、Theとり天を食べてきました。
まぁデパ地下の奴なんですけど、元々中華料理なんすねー。