温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

159・山田温泉(玖珠町)

温泉

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施設外観。通常の内湯もあるが、貸切の家族湯がメインの温泉。ビジネス向けの宿泊施設でもある。

 

成分分析表

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成分分析表は見当たらず。だが、ほぼ中性の単純泉で間違いない。

 

概要

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玖珠町内の国道沿いにある山田旅館の貸切風呂である。

システムとしては、受付に1000円払って鍵を貰い、脱衣所にあるコイン装置に100円を入れたらドバドバと給湯開始。合計1100円で貸切となる。

50分経つとお湯が止まる仕様。洗い場は一つだけある。

ボディソープ・リンスインシャンプー完備。

 

別府ならともかく、大分はマジで何処でも温泉が湧いてるんやな・・・。

 

ちなみに、この国道沿いは西に行っても南に行っても温泉だらけなので、温泉マニアにとってはマジで飽きのこないエリアとなっている。

 

総評

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源泉は入浴に適した温度、となっているが、恐らく45℃~46℃位はある模様。

源泉100%だと念入りに湯もみをして、身体を慣らしてから出ないとちょっとしんどい位の熱さであった。若干の加水でちょうどいい位か。

 

成分分析表は見当たらなかったが、全くクセのない単純泉である。お湯は少し黄色がかっているようにも見えたが、光の加減の様な気がしなくもない。土臭さもなく、サッパリとした単純泉である。

 

九州独特の文化かと思われるが、コイン式の貸切湯はここ以外にも結構あちこちにある。このタイプの貸切湯は毎回お湯を全部入れ替えるので、マジでお湯の鮮度が抜群に良い。源泉そのもののポテンシャルを楽しめるので、山奥に行かずとも泉質だけなら最高品質のものを堪能する事が出来る。

 

ただ、大分県の温泉は多くが単純泉だらけなので、こうした町の温泉は個性が埋もれてしまっているような気がしなくもない。個人的には好きです。

 

美食

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前日の晩に食べた地鶏の炭火焼き。添えてあるのはワサビではなく、柚子胡椒である。これが塩で味付けした地鶏と麦焼酎に異様に合うんだわ・・・。

地鶏はタタキも美味いが、解凍して冷えっ冷えの物を出す所も多いので、冷えた焼酎で流し込むなら、温かい焼きがお勧めである。