温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

180・野田温泉

温泉

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施設外観。国道からも見やすい位置に駐車場があるので、比較的入りやすい。

 

成分分析表

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よくある高温の単純泉。無色透明・無味無臭。52℃の掛け流し。

 

概要

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山田温泉、九日市温泉と並んで玖珠市内三湯の一つ。

総じて玖珠温泉とでもいうべきか。

これまで紹介した玖珠市内の温泉と立地的にも差が無いので、概要は割愛する。

 

総評

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今回は貸切にて使用。一人用の岩風呂。これはお湯張り前。

コイン式であり、受付で1000円払ってコインを貰う。時間は50分。

一人風呂はあまり利用者が多くないのか、ちょっと埃っぽい印象を受けた。

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お湯張り後の写真。最初は埃が浮かんでいるのかと思いきや、換気の際に外から入り込んだと思しきタンポポの綿毛であった。うーん、春だねぇ。

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色は御覧の通りの無色透明。土のような匂いもなく、全くクセが無いのは近隣の温泉と同じ。52℃の源泉ではあるが、ひんやりとした岩風呂のお陰で、お湯張り後はちょうどいい塩梅の43℃程度に落ち着いていた。もちろん、加水してぬるくする事も出来る。

 

源泉は日によって温度が微妙に変化するので、もしかしたらこの日はちょっとぬるめの日だったのかもしれないね。一切の加水なく源泉そのままで入る事が出来た。

 

pH8.1の弱アルカリ性ではあるが、ツルツル感はなくほぼ中性の温泉と同じ浴感。実家の様な安心感と言ってもいいかもしれない。最初は源泉のままで楽しみ、後に水で埋めてぬるめの湯にぷかりと浮かんで無重力感を楽しむ。貸切浴の醍醐味は充分楽しめる。

 

一応通常価格の安い共同浴場もあるが、どちらかといえば山田温泉のように貸切風呂をメインにした施設である。泉質は単純泉故に可もなく不可もなくな印象だが、毎回お湯を変えてくれるのは湯量豊富な温泉県ならではの特徴でもある。お湯の鮮度が良いというのは温泉にとっては大正義であるので、まぁ貸切浴is最強よね。

 

美食

今回も入浴のみの探検だったので、ネタ無し。