温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

158・別府 湯山の里温泉

温泉

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別府の中でもカルト感の強い、野天風呂専科の珍しい温泉。露天風呂は水着着用とあるが、特に水着を貸し出しているわけでもなく、あくまで混浴時にはそうしてくださいねーという感じの温泉。

 

成分分析表

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こちらはメインとなる単純硫黄泉。93.3℃あり、噴泉地では何故か缶コーヒーとかが温めてあった。

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恐らく温度調節用のサブ源泉。混ぜてあると思われる。

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こちらは炭酸を含んだ別高温源泉。浴槽が分けてある。

 

概要

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位置的には明礬温泉の少し奥にある温泉で、明礬温泉同様に白濁とした鉱泥泉が湧く。

 

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受け付けは600円であるが、何故か500mlペットボトルの水とハンドタオルを1枚くれるので、そんなに割高ではない。お金を払うとまずはこの竹林を向けて温泉の場所へと向かう。

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受付からい温泉までは徒歩で10分~15分ほどの距離があり、なかなかアドベンチャーな感じの道が続く。

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温泉地に着くとまず打たせ湯が目に入ったが、なんだか苔が生えまくっていてちょっと入りに行く気はしなかった。

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メインとなる浴槽がこちら。灰色に染まった鉱泥泉であり、硫黄の香りが鼻を刺す。

浴槽の底にも鉱泥が沈んでいる。

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足湯も用意されており、これも硫黄泉がメインだと思われる。

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そして恐らく炭酸泉だと思われる浴槽もあった。露天風呂というよりはもう野天風呂なので、硫黄泉、打たせ湯、足湯、炭酸泉をローテして楽しむ事になるわけだが、季節によってはこれ虫が怖いな。

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噴泉地には木造の蒸し器が用意してあり、中には缶コーヒーが入っていた。誰のか知らないから飲まなかったが、これもサービスなのか?

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帰りに崖の上から撮影した温泉場であるが、かなり険しい山の中にある事が判る。

別府温泉の中でもかなりマニアックな部類に入る温泉では無かろうかと思われる。

 

総評

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この湯山の里温泉は洗い場など皆無のガチの野天風呂である。

明礬温泉の流れをくむ硫黄泉であり、白いお湯の方は別府温泉保養ランドの泥湯同様にケツがツルツルになる泥パック系温泉であった。ただし、あっちほど泥は豊富ではない。

上記の写真は炭酸泉の方の浴槽で撮影したものであるが、こちらは若干黄色っぽく濁っており、匂いも確かに炭酸泉っぽい金気臭があった。お湯の強さとしてはやはり硫黄泉が強く、どちらかといえばこちらの炭酸泉の方が長湯しやすい。

 

しかし野天風呂という事もあり、夏場は虻やら蚊で結構大変なのではないかと御坂は御坂は懸念を露わにしてみる。とはいえ御覧の通り、混浴な上に随分とマニアックな泉質と辺鄙な場所にある温泉なので、普通の温泉に飽きた方には良いかもしれませんな。

 

美食

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二郎系ラーメンは別府にも広がっているようで、鉄輪付近の太一商店でニンニクマシマシなつけ麺を食べた模様。硫黄臭い身体にアリシンたっぷりのニンニクがキマってこれはもう・・・。

太一商店 | 九州一・どっかん無敵盛りラーメン専門店。九州産の濃厚豚骨スープ・極太自家製麺・野菜増し無料と食べ応え重視。満腹保証をお約束します。 (taichi-shouten.com)