271・天ケ瀬温泉 ひたや他
温泉
温泉街の様子。豪雨で大変な被害を受けたところであるが、このように渓流沿いの温泉も復活し、大変風情があってよい。
成分分析表
撮影したはずなんだけど、データなし。
天ケ瀬温泉エリアによって泉質が異なるが、渓流沿いの温泉はいずれも微かに硫化水素を含んだ塩類泉である。同じ渓流沿いでも場所によって泉質が微妙に異なる。
今回の旅館についてリンク張っておく。
概要
天ケ瀬温泉はこのように渓流時に沿ってあちこちに源泉が出ていて、硫黄の含有量もそれぞれ異なる。恵の湯とバラの湯と駅前温泉を過去に紹介しているが、成分分析表に関してはそちらも参照してほしい。
総評
まずは以前にも紹介してある駅前の共同浴場。相変わらずここが一番硫黄成分が濃く、見てのとおりの白濁泉と硫黄臭が漂っている。皮膚への刺激感もここが一番。
次に冒頭に載せた写真の薬師湯。ここも若干の硫黄臭があるが、駅前温泉ほど白濁してない。この他に旅館ひたやの前にも神田湯という湯があるが、あれは恐らくひたやの湯と全く同じとみた。
こちらは旅館ひたやの貸し切り湯。透明度は一番高く、神田湯はここのあまり湯を供給しているのではないかと思われます。硫黄臭はだいぶ薄く、普通に塩類泉といった見た目と浴感である。温度も高く、結構ガッツリ芯に熱が通る感じのお湯でした。
今回ははしご湯したため最後の方はもう湯あたり気味になってしまったが、この宿は小規模宿故に温泉は全て貸し切りで利用できるため、ゆったりと時間を使うことができた。
美食
日田屋の旅館飯。これだけだとあまり見栄えはしないが、
イノシシを使った牡丹鍋に、
鹿肉のステーキも付く。鹿肉は比較で言うと北海道のエゾシカの方が味では勝っていた感じであるが、牡丹鍋は猪の脂の甘みが絶品で大変美味でありました。イノシシは北海道にはいないからなぁ。
やっぱジビエは何の餌を食べているかも重要よね。