温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

270・鉄輪温泉 ホテル鉄輪の湯

温泉

ホテルの部屋からの景色。別府である意味一番いい立地の温泉。

 

成分分析表

ホテル鉄輪と黒田屋は系列であり、源泉は隣の黒田屋のものと同じ源泉が使用されている。ちなみに、立地的に黒田屋はちょうど白池地獄の裏手にある為、恐らく源泉そのものはこの白池地獄と同じものなのではないかと推測する。

 

成分的には普通に塩化物泉で、熱の湯と呼ばれる泉質。硫黄成分はほぼ見受けられないのだが、なんと白濁泉である。かまど地獄で解説が書いてあったが、シリカ由来の成分による可視光の部分反射で青白く見えるらしい。

 

概要

地図で見ると一目瞭然。白池地獄のすぐ下に黒田屋があり、みゆきの湯を挟んでホテル鉄輪という立地。みゆきの湯も同経営なので、そちらを使っても同じ湯は入れるものと思われるが、今回宿泊したのは価格の安いホテル鉄輪だったのでこちらを紹介する。(棒読み)

というか、ここ日帰り入浴料金も安いし、比較的空いてるんですよね・・・。

 

総評

みよ、この温泉の色。これこそ温泉!と言わんばかりの白濁ブルー。

匂いはほぼ硫黄臭はせず、無臭に近い。浴槽をよく観察してみると色々と面白い点がある事が判る。手前側と奥の色の違いに注目。

これは源泉から遠いぬるめの部分の浴槽。

これは源泉から近い浴槽の熱いエリア。よくわかりにくいかもしれないが、こっちの方が青みが薄く、ちょっとだけ透明度が高いのです。

そしてこれが激熱の生源泉。ここはもう完全に透明だが、少し青みが見えなくもない。

つまり、この源泉は曝気時間で色が変化して青みがかった白濁を呈していくという事です。同じ浴槽内でも湯の鮮度に差が見受けられるという点でも非常に面白い。

過去にも新潟の咲花温泉

sticknumber31.hatenablog.com

で浴槽による濁度の差を提示したことがあるが、ここは硫黄成分とは別の要因で起こっている可能性もあるので、そこは色々と興味深い。

比較として湯布院泰葉のお湯も載せておくが、恐らく泉質的にはこれらの湯はかなり近い性質があると思われます。ホテル鉄輪のお湯は浴槽の規模的にこの泰葉ほどの鮮度はないが、浴感はツルツルとしていながらしっかりと芯に熱の通る王道の温泉といった感じで、両者には明らかな共通点がある。

 

別府温泉の王者として相応しい名湯ですね・・・。

 

美食

素泊まりだったので近場の居酒屋で食べたのですが、料理撮るの忘れてましたね・・・。リンクだけ張っておきます。

www.kakiemon.net