温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

234・天ヶ瀬温泉・恵の湯

温泉
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施設外観。国道沿いにある一軒旅館っぽい日帰り温泉施設。
駐車場が異常に広く、トラック運ちゃんの利用者も多いみたい。

成分分析表
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温度としては適温。浴槽への給湯状況としてはややぬるい感じになる。
駅前温泉とは異なり、硫化水素の香りはなく、色も無色透明な単純泉である。

概要
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天ケ瀬の温泉街からは少し離れた場所にあり、旧JAの建物わきにある。
天ヶ瀬温泉も源泉は複数あるようで、以前紹介した駅前温泉のように硫黄を含んだ高温のものから、今回の恵の湯みたいに柔らかな単純泉まで、まぁ色々分かれているらしい。
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浴場内のこの掲示物の古さから察するに、歴史そのものは割とあるようで、何をもって天ケ瀬温泉!とするかは、色々と定かではない模様。多分、元々旅館だったんだろうね、ここも。

総評
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豪雨災害の影響なのか、元々岩風呂だったものがヒノキの風呂に改装されているのが印象深い。
泉質は前述のとおりアルカリ性単純泉だが、つるつる感はそこまで強くはなく、まったく癖のない温泉である。モール的な匂いも全くない為、よく言えば自然体な湯ではあるものの、見方によっては無個性といえなくもない。
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透明度は高く、温度も熱すぎずぬるすぎずの柔らかな湯なので、浸かっていて実家のような安心感を覚える、というのが適切な評価かもしれないね。

天ケ瀬には他にも日帰り入浴できそうな場所をいくつか見つけたので、今後もリサーチしに来ようと思う。

美食
今回は帰り際に立ち寄っただけなので特になし。