温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

2018-01-01から1年間の記事一覧

53・斜里温泉 湯元館

温泉 施設外観。湯治場然としており、バックパッカーやライダーなどに人気の模様。 旅の達人が使う感じの宿だ。 マニアの間でも評価の高いモール泉。お湯の活きは流石に良い。 色は確かに黒みがかっているが、透明度はそこそこある。 成分分析書 やはりとい…

番外編・成分分析書の読み方について

今更感があるわけですが、このブログでは基本的に温泉の紹介にできるだけ成分分析書を併せて掲載するようにしています。(読みづらいけど) 成分分析書から判る事(前半) 今回はその泉質が特殊な野中温泉 sticknumber31.hatenablog.com で解説します。 まず…

52・恵山温泉

温泉 施設外観。泉温がぬるいため、冬は休館となります。 透明なように見えるが、時間と共に鉄分が酸化して赤茶けてくる。 成分分析書 源泉41.5℃。pH2.2。 成分総計5.077g/kgの酸性・含鉄・アルミニウム-硫酸塩泉。 見た目は地味だが、かな…

51・ほったらかし温泉

温泉 富士山と甲府盆地を一望する圧巻の露天風呂 この時は日の出直前でした 施設外観でもこんな感じですが、結構前の写真だから今は変わっているかもしれません。 成分分析書 撮影しておらず、なし。 あっちの湯、こっちの湯、共にアルカリ性単純泉。 透明な…

50・那須塩原元湯温泉 旅館えびすや「梶原の湯」「弘法の湯」

温泉 今回は記念すべき50記事目と云う事なんで、個人的に選ぶ温泉で最高位に位置する那須塩原の元湯温泉を紹介しますが、手元にある写真の中でも最も古い記録なので、ガラケー時代の画像サイズです。写真のバイクは当時の愛車・隼です。 源泉が間欠泉から…

49・奈良田温泉 白根館

今回も古い記録(2007年)の温泉紹介ですが、山梨県身延の山奥にある奈良田温泉を紹介します。 温泉 建物外観。日本秘湯を守る会の提灯が雰囲気を出している。 内湯・静かな雰囲気でとても良い。 露天風呂。鮮やかなエメラルドグリーンが美しい。 成分分…

48・伊東温泉 東海館

温泉 湯屋外観。ここは建物自体が文化財になっており、同時にユースホステルとして経営されています。相部屋であれば一泊も安く、バックパッカーな外国人が沢山泊りに来てます。 一人用の貸切湯。浴槽は超小さい。 これとは別に共用の大浴場もある。 成分分…

47・野沢温泉

温泉 大湯外観。以下、大分古い写真なので今と状況は違うかも知れません。 麻釜湯。野沢温泉は湯めぐり文化の最前線を行く特殊な温泉郷。 上寺湯 これ何湯だったか忘れた。 観光拠点となる大釜・野沢温泉には野菜を洗う文化がある。 滝の湯 個人的には滝の湯…

46・仁伏温泉

温泉 川湯温泉と目と鼻の先にありながら、透明度の高い単純泉。 脱衣所に飾られている古い分析書は中々年季が入ってます。 成分分析書 仄かに重曹とメタケイ酸を含むが、概ね0.8g/kgの単純泉。 川湯温泉とは明らかに水脈が異なる事が解る。 概要 川湯…

45・野中温泉(雌阿寒温泉)

温泉 施設外観。冬季閉鎖あり。 新館と別館があり、ライダーなどに人気の模様。 浴場の様子。奥にでかでかと「湯元」と、源泉湧出部位が書いてありますね。 素晴らしい。 ドバドバと掛け流しの源泉。ぬるくもないですが、そんなに熱もないです。 硫化水素が…

44・滝の湯温泉

何処の滝の湯?→北海道の留辺蘂辺りにある温泉です。 温泉 町営の足湯。 小浴槽。透明だが、仄かに硫黄を感じさせる色か? 主浴槽。新鮮な湯の香りが漂っている。 成分分析書 潔い位に綺麗な単純泉。 溶存型(イオン型)の硫化水素があるのがポイントで、こ…

43・川湯温泉

温泉 公共浴場の施設外観。ボロ湯好きのマニアの心を揺さぶるようなオーラを放っている。 利用者がいたので内部の写真は無し。カランも古いため、設備に拘る人は近隣のホテルなどを使うとよいだろう。 設備に拘る人はここのお風呂を使うとよいだろう。 露天…

42・八甲田温泉 ラムネの湯

温泉 施設外観から見える八甲田山。 酸ヶ湯からも近いため、世界でもトップクラスの豪雪地帯です。 冬はやってんのかどうかわかんない。 長湯に適した適温37.9℃、強力な酸性pH2.44、炭酸泉。 他に類がない、まさしく奇跡の温泉。 成分分析書 最初…

41・ケイホク温泉 宝湯

温泉 ここは載せるかどうか悩んだんですがね・・・。 現在は公共浴場としては営業しておらず、「個人宅」となっています。 湯気が立ち込めた浴場。かなりぼろい。 真っ黒なモール泉です。泡が立っているのに注目。 源泉浴槽は熱すぎて時間をかけて慣らさない…

40・ニセコ昆布温泉 鯉川温泉旅館

温泉 年季の入った大浴場。43~44℃位はあったかな。結構熱め。 対照的に、キンッキンに冷えた水。これを浴びつつ何度か交代浴を堪能すべし。 若干白濁が見受けられる露天風呂の様子。 奥には旅館名の由来になったのか、小さな川が流れている。 鯉はいな…

39・白馬八方温泉

温泉 施設外観。 古い記録の為、浴場などの写真は残っておらず、この写真のみ。 夜間だったし記憶もあいまいですが、温泉街の中心にあったような気がします。 成分分析書 残念ながら撮影しておらず。 詳細はググってみてください。 概要 国内で最も酸性度の…

38・伊豆山温泉 走り湯

伊豆の海原雄山を名乗る割に北海道の温泉ばかりなので、今回は伊豆の温泉を紹介します。当時はあまり成分分析書を撮ってなかったからなー。 温泉 源泉が湧く洞窟。中は蒸し風呂の様に熱い。 洞窟の奥で沸いている温泉が水路を通ってホテルに引き湯されていま…

37・仏生山温泉

まさかのうどん県2回目。 温泉 施設外観。浴場は人が多く撮影不可。 高松市内にあり、高松駅から車で15分程度かと思われる。 成分分析書 概ね冷泉が湧く四国だが、源泉32℃と比較的温度は高い。 また、放射能も含んでいるようだ。 炭酸水素イオンの濃度…

36・瀬石温泉(知床)

温泉 恐らく現状で入れる温泉としては日本最東端の温泉ではないかと。 海から直湧きの温泉。 確かに、どっかで見た事あるような・・・。 ポコポコいうとるで、ほっほっほ。 成分分析書 なし 概要 日本最後の秘境であり、神の住まう地「知床」・・・。 そんな…

35・富岡温泉

温泉 施設入り口 更衣室から見た浴室。 奥に3つの浴槽があり、右から源泉、中温泉、低温泉と段々と左に流れ込む放流式になっている。要するに一切水で埋めておらず、どれも恐ろしく熱い。右は真冬でも入るのがキツイ。夏は無理。絶対死ぬ。中温浴槽でもキツ…

34・大雪山高原温泉+α

温泉 施設外観。日本秘湯を守る会の提灯が出ている。 ホテル自体は立派。主に登山客が泊まる宿のようで、とても山深い奥地にあるので冬季閉鎖。 内湯の様子です。一目で解る硫黄泉。潤沢な白濁の湯が溢れているのが判る。 露天風呂。白い中にも少し茶色がか…

33・奥尻島 神威脇温泉

温泉 施設外観。どーすかこの雰囲気ある建物。奥尻島は道内でもアクセスの困難な離島の一つ。此処まで温泉入りに来たマニアはそう多くはない筈。 周辺環境はこんな感じ。この温泉は島の西側にあるため、フェリー乗り場から車で移動しないと来る事が出来ませ…

32・カルデラ濁川温泉ふれあいの里&にこりの湯

今回は正統派のマニア御用達風呂を紹介するよ。 温泉 ふれあいの里、内湯。浴室に入るなり鼻に突く強烈なアブラ臭。これぞ濁川。 ふれあいの里・露天風呂の様子。ここは二つの源泉があるそうだが、片方には硫黄成分も含まれている。個人的にはこちらの露天風…