193・湯布院 石武温泉
温泉
施設外観。夜は9時で閉まるので入浴は早いうちにしよう。
成分分析表
61℃の高温泉。透明な単純泉であり、湯布院らしい全くクセのない泉質。
概要
JRの線路沿いにあり、観光客はまず来ないであろうマニアックな立地にある。
基本的に地元民しか入りに来ないが、一応外来入浴も可能である。200円。
目印は、消防団施設の目の前。
総評
シンプルな構造の浴槽。手前がぬるめ調整で、奥が熱めである。
時間的にはこの位の明るい時間帯が混んでなくて良い。
ひとつだけシャワーがあるが、基本的には浴槽の湯で身体を洗う。
上から見るとわかるが、非常に高い透明度がある。
まるでガラスのような美しさがあり、湯布院の中でも上位に入る良泉である。
遠巻きに見ると少し青みがかっても見えるが、山の手にある温泉のような青さはなく、完全に無色透明なお湯である。掛け流しを象徴するように、右手に溢れたお湯がスジを描く。
石武温泉は単純泉らしく、塩味もなく全くクセのないお湯である。温度は高いが身体への負担は少なく、シャワーで水も浴びれるので、クールダウンしながら何度か入浴を楽しむのが吉。ちなみに男湯は窓が開放してあるので、外から丸見えでもある。
個人的には湯布院の共同浴場の中では最もお湯が美しいと思う。
利用客の数にもよるのだろうが、とにかく湯の鮮度、美しさが素晴らしい。
美食
湯布院はお高く留まった飲食店が多い印象を受けるが、探せば意外にも意識低い系の飲み屋がちらほらと存在する。それはともかくとして、九州はあらゆる料理が焼酎に合うものばかりで、桜ユッケとかいう馬肉のユッケは甘辛いタレとの相性も抜群で、まー進む進む。
やっぱ温泉キメた後は、キンキンに冷えた焼酎水割りでこういうの食べたいよね。