温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

151・北のたまゆら(厚別店・東苗穂店・桑園店・江別店)

温泉

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だ、そうです。

札幌市内または近郊に展開する銭湯チェーンだが、お湯は温泉。

 

成分分析表

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厚別店。アルカリ性単純泉

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東苗穂店。アルカリ性単純泉

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桑園店。ナトリウム・塩化物泉。

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江別店。アルカリ性単純泉

 

概要

https://www.e-u.jp/

とりあえずグループ店舗なので、地図などは張らずに公式HPリンクを張っておく。

たまゆらグループは他にも色々な入浴施設があるのだが、銭湯扱いで入湯税無しで入れるのは今回紹介する4店舗である。銭湯であるため、1回の入浴が450円で済み、しかも夜25時まで経営しているので、非常にありがたい生活施設である。

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アメニティも完備でこのお値段よ。周辺の昔ながらの銭湯を潰していると言えなくもないが、この価格でこの規模なら致し方ないともいえる・・・。

 

総評

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まず、温泉に加水が無いという点で、泉質が成分分析表通りに担保されているというのは評価したい。ただ、源泉が何処もぬるいために加温&塩素消毒&循環ろ過はしている。お湯も継ぎ足しで使用しているのだろうが、基本的に銭湯である事から、あまりに利用客が多い事もあって、夜になると湯がかなり草臥れてしまっている。特に桑園店は札幌駅から近い事もあって利用客が異常に多く、夜に行くともうお湯がかなり臭い。

行くなら開店直後がお勧めかな・・・。この辺は利用客数に比例するので、郊外に行くほどマシになります。

 

続いて泉質だが、桑園店以外はすべてアルカリ性単純泉で、モール泉になります。

桑園店のみがナトリウム塩化物泉で、透明なお湯となっている。

モール分の濃度は見た目にも現れているが、

江別>厚別>東苗穂の順で色が濃い。

温熱効果で云えば塩化物泉である桑園店が一番だろうが、ツルツルとした浴感はモール泉に軍配が上がる。

 

内部構造も桑園だけは少し異なっているが、他はおおむね共通。

内湯には大浴槽と、電気風呂、水風呂があり、露天エリアには露天風呂、白湯のジャグジー、白湯のジェットバスの外、サウナが高温サウナと塩サウナの二種類が用意されている。

サウナ利用客も多い為に、水風呂も結構草臥れている場合が多い。

 

ただ、営業時間の長さと価格の安さで、このたまゆらグループの評価は一気に上がる。

館内の軽食コーナーもかなり安値で提供されており、市民の生活の憩いの場としての評価は、かなり高い。敢えて温泉を前面に標榜せず、入湯税も取らないというのは何とも素晴らしい心がけだ。

 

いずれも利用した感じでは、桑園店はちょっと人が多すぎてアレだったが、その他は夜間利用でも特に不満なく利用できた。サウナも高温サウナは混んでいるが、塩サウナは空いていたり、水風呂もキツ過ぎずぬる過ぎずで、なかなかいい塩梅であった。

 

湯の鮮度云々あるが、何より25時まで開けてくれているのはありがたいので、今後とも利用していきたい。

 

美食

探したけど写真が無かったので割愛するが、そば&うどんを中心に、天丼などの各種丼もの、大体500円~700円位で何でも食べれるようになっている。基本的に冒険したような料理はない。こういうので良いんだよ系。