温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

90・種川温泉

温泉

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施設外観。知られざる温泉の一つかと思われる。

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見よ!この美しい透明な湯・・・。(うっとり)

 

成分分析書

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旧分析表

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直近の分析表。そこまで熱い温泉ではないが、成分は充分。ほぼ等張泉だが、10g/kgを超える為に高張泉の括りになっている。

 

概要

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種川温泉の位置(ポジション)、略してポジ種川は渡島半島のちょうど中間部。位置的には長万部とせたなの中間に位置する温泉。今金(いまがね)町にあります。

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周囲はこんな感じ。ジャガイモとか有名らしいよ。

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今金には他にもいくつかの温泉が湧いている訳だが、この時は近くにあるこのねとい温泉が営業してなかったので、代わりの温泉を探していて辿り着いたという経緯があります。

誰かこのねとい温泉の情報も下さるとありがたいです。

いずれ奥ピリカ温泉というのも行ってみたいね。

 

総評

源泉がぬるいために加温だが、冒頭で上げた写真の通りとても透明度の高い美しい塩類泉が掛け流されている。

 

設備は町の銭湯といった感じで、古くもなく新しいという感じもない。

シャンプーも石鹸も無しなので、持ち込みになります。

浴場も写真の通りで、サウナも水風呂もないシンプルな内湯オンリー。

 

幸運だったのは、ほぼ一番風呂で無人の時に入る事が出来た事だ。

ほぼ等張泉である事から、透明な湯は肌と溶け合うように極めてすんなりと入る事が出来た。塩分がキシキシと肌を刺激する事がない。

 

とはいえ一応は強塩泉。浴後は強烈な発汗が全身を襲う。

これが等張泉付近の温泉の良いところで、入浴時には感じない強さが浴後になってハッキリと現れてくる。低濃度の塩類泉にはない強い保熱効果がある。

 

源泉がぬるいので、加温での配湯になるのが惜しい所だが、濁りのない湯は滓も少ないため、メンテ的にも成分的にも日常で使いやすい湯である事は間違いない。きっとこの辺の農家のおっちゃんやおばちゃん達の憩いの場になっているのだろう。

 

美食

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今金町が今密かに売り込んでいるのが、この今金牛。

ピリカ温泉で食べたものだが、町を上げて売り込んでいるこの牛肉を是非退治しに来ていただきたい。

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ピリカ温泉にも入りに来てあげてね!!