21・みろく温泉(香川)
温泉
突 然 の う ど ん 県
「日本薬学会規定によれば、鉱泉のなかで医療効果のあるものは「療養泉」と呼ばれており、そのラドン濃度基準は、8.25マッヘ(=113.0Bq/リットル)以上である。」
という事らしいので、ここの14.2マッヘは及第点のようですな。
成分分析表
四国の温泉も概ね冷たいのが多い。
道後温泉は珍しいパターンなんやね(確信)
概要
うどんの大地SHIKOKUは通年通して水不足の土地でしてね・・・。
全ての水はうどんをゆでる為に用いられるという伝説すらある。
そんなうどん県では昔から、貴重な水を確保するためのため池があちこちに作られており、このみろく温泉も「みろく池」というため池の直ぐ近くにあります。
というか、水資源の少ない土地なのに温泉なんか掘っちゃって、枯渇しないんですかね・・・?
総評
分析書を見ると、概ね冷たい鉱泉です。
成分も438.8mg/kgしかなく、まぁ湧き水ですね。
ところがラドンはそこそこ含んでいるらしく、14.2マッヘ/kgというのはキッチリ療養泉の基準はクリアしてきてるようです。
しかし、風呂で入る分には加温しなくてはいけないので、恐らく貴重なラドンも飛んじゃって実質殆ど残ってないのではないでしょうかね。
入った印象としては、特にインパクトのない普通のお風呂という感じでした。
ただ、水不足の土地にしては加水をしていないそう(循環消毒はしてる)なので、そういう意味ではそれなりのこだわりはあったのではないかと考えられます。
私が入ったのは真夏のクソ暑い日で、うだるような暑さの中、お湯を楽しむというよりも水風呂の方がオアシスになってしまったのは皮肉と言えば皮肉かもしれない。
とはいえ、みろく池に面したロケーションは悪くないし、何処か牧歌的な雰囲気のある施設は地元の爺さん婆さん達の健康をガッチリサポートしているようで、風呂上りにカラオケに興じる彼等の姿は、埼玉秩父の武甲温泉辺りで同じくカラオケに興じている爺さん婆さん達の姿とそう変わんねーなぁ、などと・・・ONSEN大好きな我が国民性をふと感じてしまったものです。
道の駅というわかりやすい目印もあるので、SHIKOKUにUDONを食べに来た方は立ち寄ってみるとよいだろう。
美食
うどん&うどん
それだけじゃないってあんた・・・。
いや、どう考えてもうどんしかないでしょう・・・。(呆れ)
お土産もうどん買ったわ。(キレ気味)
何処で食ってもハズレ無し。
糖尿など恐れるな、行けばわかるさ、この旨さ。
うどん県に行った事のないあなたは某チェーン店のうどん喰って、ただ麺にコシがあるだけのうどんだと思ってるでしょ?
違うんです。
温泉美食倶楽部総帥の私が初めて本場のさぬきうどんに遭遇したのは小3の頃でした。それから、20年以上経過して、全国各地のうどんを食して遂に解りました。
さぬきうどんが一体他のうどんと何が違うのか?
それは、しっかりとしたコシの中にもふわふわとした食感が内包している点なのです。
しっかりコシがあるんだけど、ふわふわ!
柔らかさと固さが絶妙なバランスで共存するこの麵は、食感を大切にする日本食文化を象徴する一品といっても過言ではないでしょう。
あぁ^~たまらねぇぜ。
(また食いに)行きてぇなぁ?
以下、食ったうどん屋と温泉情報。
ゆ〜とぴあみろく|株式会社さぬき市SA公社(津田の松原サービスエリア・道の駅「津田の松原」・さぬきワイナリー・ツインパルながお)