温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

北海道の温泉まとめ 道北編

この数年、道内で行った温泉の簡単なまとめです。

 

道北

天塩川温泉(常盤鉱泉

→場所は割と秘湯チック。近くの天塩川温泉駅が非常に良い雰囲気を出している。メタホウ酸が豊富な珍しい湯で、若干のとろみがある。加温・循環。

 

・天塩温泉

→泉質マニアなら一度入っておくべきカルト温泉。浴場に入った途端強烈なアンモニア臭。施設はキレイで使いやすい。ベースとしてはモール質と塩化ナトリウムの混ざった黒湯。加水はないが循環あり。

 

・旭温泉

→モール泉と鉄泉の二つの泉質が堪能できるお得な宿泊施設。それぞれ個性が違うので二度おいしい。場所的にライダー向け施設か。こちらも設備上加水はないが循環消毒はある。

 

岩尾温泉

→増毛のちょい南にある景色の良い湯。夏のみ営業。単純酸性泉と珍しい泉質だが、入ったのが結構前で、当時は出来た直後でした。此処に行く際は増毛で甘海老を食べよう。

 

・協和温泉

→キノコ料理が大変素晴らしい旅館の温泉。かなり珍しい自然湧出の高濃度炭酸泉を引いているが、湯量が実に乏しい。しかもぬるい湯に客からクレームが来たそうで、何と高温に加温してあります。せっかくの炭酸泉を加温とか・・・。

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協和温泉の源泉浴槽。

 

・旭岳温泉

→有名な秘湯を守る会の勇駒荘に入湯。重曹と炭酸が豊富で、泉質は申し分ない。

守る会の宿なので、お湯の管理も良い筈です。冬に来たいところ。

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ホテル全景

 

天人峡温泉

→道内屈指の秘境。天人閣に宿泊。渓谷が見渡せる自然と一体化したような露天風呂が素晴らしい。幅広いミネラルが均等に散りばめられたバランスの良い泉質。

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天人閣・露天風呂

 

・白金温泉

→湯元白金温泉ホテルの湯に入湯。此処も塩泉だが、天人閣と同じくバランスの取れたミネラル配分。鉄分も入っており、若干の濁りがある。

 

吹上温泉

→白銀荘に入湯。ここは水風呂も含めて大変素晴らしい設備の充実っぷり。若干の鉄分を感じる泉質。泉質を殺さない湯の管理は感心する。浴槽もぬる湯から熱い湯まで細かに分けてある。施設もきれいで、宿泊推奨。

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御覧の通り、リニューアルしてきれいになってます。

 

十勝岳温泉

→湯元凌雲閣に入湯。鉄分が超濃い塩泉。ロケーションも抜群で、道内でも屈指の高地温泉だと思われる。設備はやや古いが、湯の質は申し分ない。

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十勝岳温泉は現在ここ以外に施設が無いと思う。

 

層雲峡温泉

→ロープウェイの直ぐ近くの湯元銀泉閣に入湯。

かなり昔の話なので、近々再度入りに行ってみる予定です。

透明なサラサラとしたお湯だった記憶があります。

 

以上、道北で11ヶ所の温泉の報告になります。

気が向いたらその内道央とか道東、道南もまとめるかも。