温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

103・天然温泉・緑の湯(札幌市)

温泉

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中は撮れなかったので風呂場の入り口だけ。少し緑がかった恐らくモール泉。

設備はやや古めかしいが、札幌にしては珍しい温泉銭湯。

地方と比べると少し料金は高いが、その分比較的空いていて安心できる。

 

成分分析書

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詳細な掲示が無かったんでこれのみ。詳細は不明。

恐らく元々薄いか、或いは加水で埋めているんだろうけども、塩味は殆どしない。

 

概要

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札幌市の住宅街の中にありながら、何故か湧出している天然温泉。

由来は不明なのだが、結構昔から地元民に親しまれてきたと思われる。意外に知らない人も多いようで、週末でもそれほど混雑していないのが個人的に気に入っている。

 

入浴料は確か800円位したような気がするのだが、時々イベントで安く入れたりする。館内は古めかしいゲームコーナーや野菜なんかが売られていて、まぁお年寄りの憩いの場という感じかな。食堂もあって休憩も取れるようになってます。

 

総評

間違いなく加水&加温と思われる温泉はその名の通り少し緑がかって見える。露天風呂は比較的源泉割合が高いか?お湯は若干土の匂いがして、確かに温泉ぽい雰囲気はある。

舐めても塩味はほとんど感じないが、微かに塩っぽさがあると云えばあるかも。

 

浴後の保温効果は普通の湯とそれほど差が出る様なものではないと思ったが、真湯に比べてアルカリ性泉なので肌への刺激はマイルドかな。

浴感は確かに普通の銭湯とは違うので、ある程度温泉に慣れてきた人ならなるほどな、と感じれる温泉かと思います。

 

美食

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最近ススキノに飲みに出ると「根室食堂でええか」となる事が増えました。

というのもチェーン店のため敬遠されているためか、はたまた従業員が外国人ばっかりなのが受けが悪いのか、ピーク時間をずらせばあんまり混んでないというのと、ほぼ朝まで営業しているのでいつでもフラッと飲みに入れるのです。

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それでいて仕入れはちゃんと道東の食材を一括購入しているので、下手に冒険して玄人的な店で食べるよりも相当安い値段で食う事が出来る。(厚岸の牡蠣酢)

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高級魚とされる八角の刺身も、かなりリーズナブルな値段で提供されていた。

脂が旨いのよこれ・・・。

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定番のサーモン刺しもこのデカさ。サイズの割に安い。

これには地元札幌の友人もご満悦。

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本州から観光に来た人は意外に北寄貝を食べた事が無い人が多いと思う訳だが、北寄貝だけは是非ともバター焼きで食べて戴きたいのよね。この貝殻に出た貝出汁とバターの旨味はマジで病みつきになる。

 

さぁそして飲んだ後ですが当然・・・

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ラーメンですよね。〆のラーメンはススキノの流儀。

しかし札幌ラーメンって何処の店もガッツリこってり系で結構胃にダメージがデカい。結構飲んだ後だと尚更ですよね。

そこで紹介したいのがこの意識高い系ラーメンあさつゆ。

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脂ゴッテゴテのラーメンが凌ぎを削るススキノに於いてまさかのシジミ系ラーメン。

盛り付け方も意識高い。

 

あっさり系のこの貝出汁スープはまさに飲んだ後の〆にうってつけの軽さで、コシのある麺との相性も抜群だ。チャーシューの代わりにカモ肉?のロースト的なのが使われていて、極限まで脂を削った仕様になっている。

 

こってり感が欲しい人の為に少量のバターを出してくれるところも意識が高く、この店は最近自分の中で評価が高いのである。

 

なんやかんやでススキノは楽しい所やで?

社畜の皆さんもぜひ仕事を放り投げて遊びにきんちゃい。