温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

54・たらポッキ温泉(鶴ヶ坂温泉)

温泉

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施設外観。ぽつぽつと利用客が居るので浴槽の写真は無し。

透明でさっぱりとした、爽やかな温泉。

 

成分分析書

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重曹を含んだナトリウム‐塩化物泉。しかし塩味は殆どなく、お湯もよく磨かれていて透明度が高い。重曹はあるが、モールではない。

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堂々の掛け流し宣言。加水はあるが、源泉61℃と温度も高いし、湯量も多いからしゃーない。

 

概要

たらポッキ・・・?

初見で「!?」となる看板に引き寄せられました。

 

この温泉は青森から浪岡に抜ける裏道というか、国道7号に入らず旧道の県道247号沿いに入って程なくの所にあります。元々は鶴ヶ坂温泉という湯治場だったが、一旦廃れた温泉を復活させるという形で開湯したものらしいです。

 

電車ならJR奥羽本線鶴ヶ坂駅の直ぐ近くなので、電車旅でも立ち寄りやすいでしょう。

 

経営母体である三幸食品の加工食品「たらポッキ」からその名前が付いているのだとか。鶴ヶ坂温泉の成り立ちについては大浴場の壁に詳しく書いてあるので、詳しく知りたい方は一度入って見て、どうぞ。

 

総評

たらポッキ温泉は一度は廃湯した鶴ヶ坂温泉が惜しまれて復活した経緯がありますが、何故そんなに惜しまれたのかにはそれなりの理由があります。

 

湯の写真が無いので詳細は入ってみてから判断して頂きたいのですが、ここの湯は非常に透明度が高く、サッパリとして非常に爽やかな入り心地があります。塩分と重曹が適度に配分された泉質で、しかしその湯に腐植質は無く、大地によってよく磨かれた香りがします。

 

浴場としては東北の湯治場然としたスタイルを貫いており、浴槽から溢れた湯を感じながら床でゴロ寝するのが正しい堪能の仕方か。

 

日本は元々透明なお湯が多いので、昨今の温泉ブームでも成分の濃い濁り湯をありがたがる傾向が強いように感じますが・・・実は世界的なトレンドでは全く逆で、透明な湯の方が評価が高いのです。(透明な水が貴重なのと同じ理屈)

 

昔の日本でも無濾過の温泉は濁りが入る事も多く、透明度の高い湯と云うのは昔から絹の湯と称され高い評価を得てきました。青森市内にも色々な温泉が出ていますが、濁り湯も多く、そう考えるとここの湯が惜しまれて復活したという経緯も何となくわかるような気がしますね。

 

美食

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青森市内で食べたマグロです。

左が大間のマグロで、右が深浦のマグロになります。

脂の多さは大間なんだけども、マグロっぽい味は断然深浦の方が強い。

青森で旬のマグロが喰えるのは春から初夏の頃だと思いますので、遊びに行くならその時期に行くのがでしょう。

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酒を飲んだ〆に食ったのはシジミの塩ラーメン。

正統派の透明な塩ラーメンって実はあんまり見なくないですか?

ちなみに店の名前は忘れた。酔っぱらってたからね。しょうがないね。