温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

176・別府 永石温泉

温泉

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施設外観。別府駅からは若干歩くが、まぁそれなりに繁華街からは遠くない市中温泉。

 

成分分析表

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成分総計938mg/kgの弱アルカリ性単純泉。泉温47.2℃。

完全掛け流しである。

 

概要

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別府駅との位置関係はこんな感じ。というか、別府駅周辺って鉄輪以上に温泉多くないっすか?竹瓦温泉を初めとして他にも何カ所か入ったが、数が多すぎて入り切れる気がしねぇ。

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こちらの別表では単純泉ではないという表記だった。番台のお婆ちゃん曰く、日によって温度や湧出量が目まぐるしく変化するらしく、それに伴って泉質も変化する模様。

もしかしてかなり浅い所から湧出してる可能性もある。温泉によっては直近の降水量で色の濁りが変化したりする温泉もあるくらいだしな。

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読み方からしてそんな感じがあるが、永石(なげし)温泉は歴史も相当に古いらしく、湯屋の構造も独特だ。建築構造的にも何だか時代を感じるものがある。どこか、湯田中温泉野沢温泉に似た雰囲気もある。

 

総評

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古典的な西日本式浴槽スタイル。壁側に浴槽を付ける東日本式と違い、九州では中央に浴槽がある西日本スタイルが主流。カランもあるにはあるが、おまけ程度である。

こちらでは浴槽の周りに座って浴槽の湯で身体を洗う方式が基本。タイルが小汚ない印象を受けるが、これは温泉成分によるものでああり、カビではない。

恐らく腐植質の類ではないかと思うが・・・。

 

温泉そのものは無色透明。掛け流しなので基本的に熱々であり、芯まで通る熱感がある。個人的にはもうちょっと熱くても良い気がしたが、その辺は流量等で調整しているらしい。当然ながら水風呂などもないので、最後はカランの水を浴びて出る事とした。

 

設備の古さから好みが分かれる温泉ではあるが、竹瓦温泉も似たようなもんだし、まぁ大体そんな感じ。

 

美食

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竹瓦温泉の前の飲み屋で食べたご当地セット。

鳥天とだんご汁とリュウキュウのセット。

 

別府は繁華街の近くに温泉が一杯あるので、ホテルにチェックインした後は外湯巡り&飲み歩きがとても楽しい。まーこのご時世はコロナコロナで何処も自粛ではありますが、所詮は複数人の会食が感染拡大の要因なので、国はさっさとボッチ向けに一人旅限定のGOTOトラベルを解禁しろ。