温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

115・士幌温泉

温泉

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施設外観。道の駅しほろ温泉の施設でもあり、宿泊も可能。

 

成分分析書

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源泉は混合泉で約50℃ある。温度は充分だが少し熱いので加水かな。

薄い塩化物泉だが、ここは十勝の温泉らしくガッツリモール泉。

 

概要

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わかりますかね、士幌の位置。

位置的には帯広の少し北に位置していて、狙って来ないとまず立ち寄る事のない農村地帯ですね。近くには然別湖があり、菅野温泉など秘湯も多いスポット。

帯広の杉右手側にはモール泉で有名な十勝川温泉があり、この士幌温泉も地質的に同類の温泉に含まれるようです。

 

総評

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浴場入り口から見た写真。

道の駅にある事から、設備は近代的で実に使いやすい。

しかし公共性の高い施設って事で

「どーせ加水に加温・循環したなんちゃって温泉でしょ?」

等と思っていたんですが、実はそうじゃなかった。

 

内湯は循環方式なんでしょうが、露天は結構熱めの源泉がふんだんに掛け流しされていた。モール泉特有のツルツルとした肌触りがあり、液面も有機物特有の泡立ちが確認され、大変優良なモール泉だと云う事が判る。

 

まーなんといっても寒い地域に熱めの露天ってのが最高の組み合わせで、外の風で身体を覚ましながら何度か浸かったり冷ましたりして実に最高の入浴を堪能する事が出来た。

 

何しろホテルの風呂という事で、水風呂などその他のお風呂もキッチリ完備されているので、ふらっと立ち寄った割にはかなり高評価となった温泉でした。

 

身体の冷えやすいオソウシ温泉の後に立ち寄ったので、皮膚コーティング作用の高いモール泉は浴後の保温効果がとても高く、比較対象としても興味深い経験を得る事が出来ましたね。

 

美食

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道の駅ピア21しほろで食べた軽食。

右はトウモロコシを使った甘~いとうきびまん。滑らかな舌触りで、変わり種の中華まんでしたね。

中は士幌牛のメンチカツ。レストランにあった士幌牛のステーキを食べる程は腹減ってなかったので、メンチカツで堪能。肉汁じゅわーで美味かったンゴねぇ・・・。

そして左が地元の農業高校の学生が開発したというシーベリーソーダ。クッソ酸っぱいビタミンC炭酸飲料って感じだが、実際シーベリーというのはビタミンCはがかなり豊富な植物らしい。

 

これは温泉入ると体内のビタミンCが壊れるから、風呂上りに飲みたいね。