温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

125・奥薬研温泉かっぱの湯

温泉

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無料温泉とは思えない程の快適さがある開放的な風呂。

 

成分分析書

記録なし。アルカリ性単純泉だそうです。

 

概要

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本州の最果て、青森県下北半島の奥地に位置する奥薬研温泉は昔から孤高のライダーたちの間では名の知れた温泉である。

 

北海道を目指す首都圏のライダーの大半は大洗発~苫小牧便を目指して茨城へと北上するわけだが、一部の気合の入ったライダー達は東北道をバイクで北上し、青森から津軽海峡フェリーで函館を目指す。その中でも更に捻くれたライダー達は東北道を下りた後に素直に青森にはいかず、下北半島を北上して大間から函館に向かうフェリー便を利用するのである。

 

この捻くれたライダー達は大間の港に着く前に何処かで野営をするわけであるが、その野営地として古くから愛されてきたのがこの奥薬研温泉である。そもそも大間~函館便は便数が少なく、フェリーの予約を取ったとしても待ち時間が発生する事が多々あるのだ。キャンプ場の近くに無料開放された温泉が用意されているこの奥薬研は、そんな時間を持て余したライダー達の野営地にはうってつけの場所であり、多くの捻くれたライダー達はこの温泉に浸かりながら北海道へ行ったら何食おうか?などと胸を熱くして語り合うのである。

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近くを流れる大畑川は景観も美しく、キャンプをするにしても最高のロケーションである。

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カッパの湯の名前の通り、カッパにまつわる逸話があるらしいが、日本最強の心霊スポット恐山が目と鼻の先にあるので、そっちの方も立ち寄ってみるとよいかも。

 

総評

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写真からも判るように、カッパ様が見守るこのお湯は透明度が高い単純泉で、硫黄などの匂いはほとんどしない。

 

渓流の直ぐ傍にあって景観は最高。時間制で男女入れ替えとなっており、利用時は時間にも注意しておく必要がある。

 

浴場入り口付近のお湯の給湯口があり、その付近だけかなり厚めの温度になっている。しかし浴槽自体はかなり広いので、場所さえずらせば適温での入浴が可能だ。

 

無料風呂にしては掃除の手入れも比較的行き届いており、利用しやすい。

ただ洗い場が用意された浴場ではないので、汗を流す程度に利用するとよいだろう。

 

美食

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大間といえばやはりマグロですよ。

新鮮な生マグロ丼が食べれるのはマグロ漁をやっている時期なので、年明けから春先にかけての時期に行くと良いと思われる。

というのも、マグロは漁獲高に制限がある為、夏以降になるともう上限枠一杯になって水揚げされなくなってしまうからである。大間でマグロが上がっている時期はせいぜいGW前の時期までらしい。

 

私は幸運にもこの生マグロ丼を春先に大間で食す事が出来たわけだが、以前も書いた事かもしれないが、ハッキリ言ってバター丼食ってるみたいな脂。

醤油を弾きまくる。

あぁ^~口の中でとろけるんじゃぁ^~。

 

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ムラサキウニも時期が合えば食べれます。陸奥の漁協は最近はキャベツ養殖もやってるみたいですね。エロイッ!