122・釧路市内の温泉(ふみぞの湯・パコの湯・大喜湯)
温泉
ホテルパコの温泉の設備概要。ここは設備充分でお勧め。
他の写真はちょっと無かったので割愛。
成分分析書
パコの湯。源泉約29℃で、加温。
海水の約2/3の濃さの塩湯なんだけど、ストロンチウムとバリウム出てるの草。
ふみぞの湯。パコの湯より若干塩分が濃いが、源泉は25℃程度と冷たいためやはり加温。臭素とかハロゲンが出るのはやはり海水塩泉の由来かね・・・。
大喜湯の温泉、こちらは昭和店。
バリウムやストロンチウムはもしかしてパコの湯しか調べてない?
やはり塩類泉。若干陸寄りにある為か、ここだけは他の湯に比べて少しモール感がある気がした。
同じく大喜湯の春採店。源泉位置が新富町となっているので、運んでいるのかな?
ここも設備が充実しているのでお勧めだ。
概要
温泉で検索したらこんだけヒットしたんだけど、普通のホテルや銭湯も含まれているので、今回記載しているモノには印をつけた。
ちなみに天然温泉幣舞の湯・ホテルラビスタも温泉ではあるのだが、加水しまくりでほぼ普通の湯だったので今回は除外。
ちなみにホテルパコの周辺は釧路最大の繁華街・末広町なのですが、御覧の通りもう雰囲気が昭和の歌舞伎町・・・いや、ほぼ龍が如く0の神室町。
酔っ払いによる喧嘩も頻繁に発生しているので、夜は非常に治安が悪い。
こういう通りは昼間だと若干のわくわく感もあるが、夜は洒落にならんよ。
実際に自分も地元の酔っ払いに絡まれたので、まぁ大体そんな感じ。
というか、観光のイメージ悪くなるから地元民も警察ももうちょい警備(と教育)どうにかしろよ・・・とは思う。美味しい店が多いだけに負の面があるのは残念だね。
総評
この辺りの湯は成分分析表で概ねのスペックが見えてくる。
釧路市内の温泉は概ね20g/kg前後の塩分を含み、この辺りが確かに海水が滲みた湿地帯なのだと云う事を感じさせる。元々海だったエリアなのでしょう。
面白いのは見た目こそどれも透明な湯ながら、若干海から離れている大喜湯・昭和店の湯だけはほんの少し香りにモール感があるという点だ。
さらに内陸に寄った山花温泉では濃厚な塩分に加えて完全に色が茶色がかっているので、やはり海から内陸によるほど地質に有機物が増えているのだと云う事が判る。
いずれも泉質は似たり寄ったりなので、浴感に大した差はなく保温効果は抜群に高いのだが、あとの評価は設備的な差によるところが多いかと思う。
価格的にはホテル併設のパコの湯が一番高いが、宿泊で使うなら繁華街のど真ん中にあるパコの湯は釧路を堪能するという点では最高の立地にあると云えるだろう。露天風呂からは街を見下ろせてロケーションも最高ですからね。
午前中、開店直後に入るなら大喜湯・春採店。内湯と露天を含めた複数の浴槽に、温度の違う二種類の水風呂は初心者の交代浴にもお勧めだ。ゆっくり長く入るならここ。
浴槽の数は少ないが立って入れるほどの深めの水風呂があるのがふみぞの湯で、こちらは食事メニューなどが充実している。
大喜湯・昭和店は独特の構造をした施設だが、前述の通り他の温泉と比べて少し湯の香りが異なるため、ここはここで面白い発見がある温泉だった。遅くまでやっているのも高評価。
美食
白レバーってちょっと流行りなんでしたっけ?
これは確か釧路の愛国町の飲み屋で食べた白レバー。(白くないけど)
ホタテもそうなんだけど、北海道はつぶが甘いね。
青つぶの無敵艦隊。末広町では有名なつぶ焼きラーメンのかど屋です。
ここはラーメンも普通に旨い。
あっは!ごちそう!でも何の魚だったか忘れた。
今回は釧路市内の温泉をまとめて紹介しましたが、まぁ泊まるついでに・・・という感じで考えると良いかもしれないね。