114・天間林温泉
温泉
施設外観。溢れたお湯は融雪に使っており、猫も足を温めに来る。
青森県は温泉のレベルが日本全国でもトップクラスに高い。
源泉掛け流しへのこだわりはガチ。
成分分析書
成分の薄い単純泉で、源泉温度44.2℃。
このスペックがあるからこそ、自由に掛け流しが可能なのだ。
概要
天満林温泉はちょうど八戸と青森市内の中間に位置する温泉で、特段温泉地、という雰囲気はなく町の中にポツンとある公衆浴場という風な温泉である。
もう目と鼻の先に青森がある感じだが、この辺りはまだ峠の東側なので青森市内に比べるとまだ雪は少ない。
これは同じ日の黒石の様子。八甲田を挟んで西に行った途端この有様よ。
青森はマジで雪が多い。北海道以上に多い。
天間林温泉の浴場はこのように脱衣所からガラス張りで浴場が見えるという、古き良き伝統的TOUHOKU-STYLEな温泉。
貴重品は貴重品ロッカーに預けるべし!
中も一般的な銭湯設備で、両サイドの壁側にカラン、中央に高温・中温・低温の温度別の浴槽、中温浴槽は広めでジャグジーと電気風呂もここにあり、この他にサウナ、水風呂、うたせ湯もある。
総評
湯治場でもない天間林温泉は全国的に見てもかなりマイナーな温泉の部類に入ると思うのだが、一流の温泉が揃う青森の中にあってここも相当レベルは高い。
高評価のポイントはいくつかあるが、順にあげていくと・・・
1.透明な単純泉
→モールなどの濁り成分が無く、見た目の美しさが高い。
2.湯の鮮度がいい
→源泉が44℃であり、入浴に丁度適した温度のため、加水したり貯留する事なくそのままカランにも浴槽にも注がれ続けている。そのため、香りも良い。
3.ツルツルとした肌触り
→これぞアルカリ性泉!という感じの程よいツルツル感。美人の湯って感じがする。
4.湯あたりしにくい
→温度別にいくつかの浴槽が用意されていて、とてもぬるい浴槽もある。交代浴でゆっくり長く風呂に入る事が出来て、それでいて負担の少ない単純泉なので長湯しても湯あたりしにくい。
このように、天間林温泉は設備的にもそのスペックを最大限に活用できる風呂が揃っている。野球で例えるなら、変化球ではなく球に伸びのあるストレートって感じの温泉だろう。
温泉として王道であり、万人受けする泉質。実に素晴らしい。
美食
浪岡で食べたアップルパイ! 叩け!
アイスはラムレーズン、良い匂いでつらい!
流石にりんごの国だけあって、アップルパイ超うまいよ。