温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

86・養老牛温泉(湯宿だいいち)

温泉

写真が残ってなかったので無し。

旅館・湯宿だいいちは有名旅館につき、詳細は各自ググって下さい。

 

成分分析書

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柔らかな塩類泉。北海道にしては珍しく炭酸水素イオンが少ない。

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旅館だいいちを中心に複数の源泉があるようで、混合泉として豪快に使っている印象だった。飲泉の記載があるのに注目。

 

概要

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道東の中標津にある穴場的温泉地。

周囲は広大な農地で、山深く入り込んで行くという印象ではなかった。

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周りはマジでこんな景色。

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ここに辿り着く途中、空が美しすぎて一瞬「ここはこの世ではないのではないか?」と不安になった。

 

カーナビに入れれば迷わず行けると思うが、とにかく辺鄙な場所にあるため恐ろしく遠く感じる。周囲に川湯温泉や阿寒湖温泉、羅臼温泉、斜里温泉といった名湯が並ぶ中、この養老牛温泉は独特の立ち位置を築いている温泉です。

 

いわゆる、都会層向け隠れ家的温泉。

 

この時に入った湯宿だいいちは特に札幌圏のブルジョワ層から支持の高い温泉で、駐車場は殆ど札幌ナンバーの車で溢れていた。

中々に豪華な旅館であり、館内は清潔で都会的な印象がある施設だった。

 

総評

温泉としては単純泉にも近い程の薄めの塩類泉であり、透明な湯は爽やかでクセがない。なるほど、万人受けするわけだ。

 

写真が無いのでググって期待度を高めて戴きたいのだが、この旅館の特徴は規模の大きな露天風呂である。眼下に渓流を見ながら入れる広い露天風呂は開放感抜群で、その種類も豊富で飽きの来ない造りをしているのが印象的だった。

(露天には混浴エリアもある。)

内湯には水風呂もあって、設備も豪華旅館として充分なものだった。

 

この旅館の人気は相当なものらしく、この日は洗い場が足りなくなるほどの盛況っぷりだった。それ故に日帰りで利用したのが残念なくらいで、本当は一泊してゆっくりと贅沢に使いたかったというのが本音だ。

 

湯の質は前述の通りクセのない低濃度の塩類泉で、しかし客層を考えてか温度は比較的温めに調整してある。混合泉ではあるが温度が高い事から、おそらく塩素消毒・循環はしてないと思われます。

浴槽も広く、利用客が多かった事もあって湯の状態は少し草臥れた印象だったが、宿泊で利用すればこれも大分印象が変わると思います。

 

とにかく露天風呂が素晴らしいので、それだけでも入りに来る価値は充分あるだろう。

 

美食

各種温泉のハシゴ途中で、日帰りだたっため今回はネタがなし。