温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

64・カムイワッカ湯の滝

温泉

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現地に掲げられた看板。有名な場所なので、多くの観光客が訪れていました。

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観光には良い時期だったので、結構見に来ている人も多かった。

カムイワッカ湯の滝は結構長さがあるのですが、足元がかなり滑るので移動はちょっと注意しないといけません。

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硫黄を含んでいるらしく、湯は美しいエメラルドグリーンを呈している。

そこそこ温度もあり、場所によっては入れそうな深さもありましたが・・・人が多すぎて流石に入浴は断念。足湯のみで堪能しました。

 

成分分析書

なし

 

概要

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カムイワッカ湯の滝は知床半島の自然保護区の奥にある温泉で出来た滝で、恐らく日本で最も有名な秘湯だと思われます。

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下り落ちる水全てが硫黄山から湧く自噴の天然温泉。実際に歩いてみると圧巻!

これらが全て自然物とはたまげたなぁ・・・。

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湯の流れる足元はヌメリのある岩でできていて、滑りやすい。

転ぶとマジで滝壺まで転落死の可能性もあるので注意。

 

総評

結論から云うと人が多すぎて全裸ドボンという訳にもいかなかったので、足湯としての入浴感想を述べておきます。

 

湯の温度は水が混ざってぬるいが、温水プールよりは温かい。入浴できないような温度ではなかった。

硫黄を含んだこの温泉は相応の酸性度があるようで、足元にひりひりとした刺激がありました。実際に源泉の酸性度はpH1.6-1.8程度の強酸性であり、その主たる成分は硫黄に由来する硫酸だそうです。

 

雨やら流入する水の量で温度や泉質が変わる為、一概のこの湯の状態が正しいとは言えませんが、この山から海へと流れ込む大量の硫黄分は知床近海の海に多大な恩恵を与えている事は間違いないと思います。

 

海中の豊富な資源は、意外にもこうした山から流れ込む温泉によってもたらされていたりするもんです。南茅部がいい例ですもんね。

 

美食

この時は宿泊しなかったので無し。

泊まるならウトロ温泉かな・・・そのうち宿泊で来たいものです。