温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

60・大鰐温泉 霊湯大湯

温泉

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施設外観。マニアが唸る風格の建物だが、残念ながら老築化の為に建て直しされる事になりました。このお風呂自体はもう入る事は出来ません。

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浴槽はこれのみ。ジャグジーになっている。

源泉温度がクソ高いため、加水での提供のようだ。

 

成分分析書

 

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ちょい加工。よく見ると混合泉ですね、あぁそれで・・・(察し)

 

概要

大鰐温泉と云えば南津軽にある昔ながらの温泉場で、最近では温泉もやしで有名になったところでもあります。

今回入った霊湯大湯なんですが、簡単に結論を言えば

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つまりはこういう事で、現在ではこのお風呂にはもう入れなくなってしまっています。

公共浴場としては道の駅の方に施設の新しいものがあるので、そちらを利用されたしと云う事なのでしょう。

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道の駅はJR大鰐温泉駅のすぐ近くにあって、鉄オタもご満悦の弘南鉄道大鰐駅もある。

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猿の干支で有名らしいのですが、温泉街を歩けば大円寺というお寺がありました。

赤い色がこう・・・ご立派ぁ!

 

総評

温泉としての評価で云えば細かな点かもしれませんが、建物の風格こそ素晴らしいものの、混合泉である上に加水で適温に調整してあったので、お湯の鮮度がさほど良くない。塩化物泉ではあるが、入った感じではほぼ単純泉の様な印象を受けました。

 

設備が古かったので致し方ないのだろうが、霊湯を名乗るならその辺はもうちょっと荘厳さのある加水無しの放流式にするとか、拘ってほしいかなーとは思った。改築後に期待したい。

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高温の為か、余ったお湯は融雪用に放流されていた。触ると火傷する程熱い。

しかしこの湯をそのまま捨ててしまうのはもったいないなー。

 

気になったのは、混合泉にしてあると云う事はやはりここも湯枯れに苦しんでいる温泉地なのでしょうか?その割には派手に捨ててたからなぁ・・・。

 

温泉はメンテや権利的な問題もあるので、公共湯として残せるものは地域としてより良いものを残してもらいなーと思います。伊東や伊豆長岡では混合泉でも非常に良い湯を公共湯で提供できていたので、ここもきっとできると思いますよ。

 

美食

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大鰐温泉と云えば温泉もやし。温泉の湯を使って育てたもやしで、N○Kの朝の番組かなんかで紹介されて全国的に有名になりましたね。

ミネラルの豊富な温泉で育ったもやしはシャキシャキとした歯ごたえがあって旨い!!

これは道の駅でも食べれますが、お腹が空いてる人は食堂でもやしラーメン食べましょう。

 

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青森に行く時のもう一つの楽しみ・・・新幹線と云えばやっぱこれでしょう。

青森県の特産品が一挙に詰まった駅弁はお得感もあってナイスでーす!