温泉
都会の陰にひっそりと佇む温泉の看板。
こちらは裏口で、入口はホテル共通です。
浴場の撮影は流石にできず。
成分分析書
源泉名に注目。
今はホテルCABINグループの経営となっているが、元はホテルパコが掘り当てた源泉だったんですよね。
概要
ススキノには自分の知る限り二つの温泉があるんですよ。
スパ・サフロの塩化物泉と、このホテルCABINの含鉄塩泉。
前者は透明な塩化物泉。こっちは色々含まれた茶色い含鉄塩泉でございます。
ここにはホテルパコ時代に宿泊での利用と、先日の雪まつりに異様に薄着で行った帰りに寒すぎて緊急避難したという経緯で利用しております。以下、雪まつりレポ。
時代はプロジェクションマッピングですね。本当にド派手な祭りになりました。
昨年よりは減ったそうですが、今年も凄い人だかりでした。
わーい、たーのしー。
テレビ塔前にはスケートリンクも出来てましたが、これもうスケートする状況じゃねぇな・・・。
前述の通り、今回入ったこのススキノ温泉はこの雪まつり会場から歩きました。
薄着で出てきた上に結構歩いたため、身体が冷えっ冷えでしたよコンチクショウ。
このススキノ温泉は旧・ホテルパコススキノの温泉であり、経営が変わった今もススキノの繁華街から少し離れたホテル街にて入る事が出来ます。
繁華街だけあって入浴料はお高いです。(2200円・タオル付)
ススキノは違う意味で入浴料は安いんだがなぁ・・・。(意味深)
総評
さて、成分分析書の方からおさらい。
温泉と名乗ってはいますが、札幌界隈には地熱が無いため、源泉自体は27.5℃とやはり冷たいです。これを加温&循環方式で提供しているわけですが、源泉の成分自体はかなり濃い(19.41g/kg)ので、加水でもお湯の特徴はしっかり温泉感を醸し出しています。鉄を含んだお湯は茶色く濁っており、見た目も匂いも歓楽街の直ぐ側にあるとは思えないようなちゃんとした浴感があります。
ビジホのホテルにしては浴場はそこそこの広さが確保してあり、サウナ、水風呂、ブラックシリカジャグジーの他に露天風呂もあります。
この露天風呂に行くには屋上まで結構な段数の階段を歩かされるわけですが、それ故にあまり利用者がいません。しかし到達してしまえばテレビの完備された岩風呂や壺湯などもあるので、適度に長湯できる環境が揃ってます。
個人的にはあまり利用者がいないのがむしろ好感・・・かな。
美食
自分くらい道内各地の海鮮を食べ歩いてしまうと、別にススキノで食べる海鮮が一番だとは思わなくなってしまう訳ですよ。確かにススキノの海鮮料理は美味しいけど、函館や苫小牧、釧路でも美味しいモノがありますからね・・・。
そんなわけで、個人的にススキノで推したいのは
焼肉・・・中でもホルモンです。
いやジンギスカンも良いんですけど、大体あの手の店はセットで普通の焼肉もホルモンもやってますからね。北海道は肉も美味い。故にススキノでは肉を喰え!が最近の私のトレンドです。飲み放題の安い酒をガンガンお替りしながら、心行くまで肉をついばむのです。
それでも海鮮が食べたいという方は、金さえ出せば際限なく美味いものが喰えるのがススキノです。このハッカクの刺身は2500円でしたが、それでも東京で食べる事を思えば、凄く安いですよね・・・。
脂の乗ったハッカクは口の中でとろける食感で、めっちゃ美味かった。
ちなみに、ハッカクは天婦羅にしても美味しいのです。
〆はラーメンってのがススキノの定番です。
初めての方は普通にラーメン横丁の味噌ラーメンを食べておけば概ね外れなしに満足できると思うのですが、こってり好き或いは有名店好きの方にはこのすみれをお勧めします。少し並ぶかもしれませんが、すみれは狸小路付近にも出店しているので未体験の人は是非。写真は正油ラーメンです。味噌もひき肉が味吸って美味いですよー。