温泉美食倶楽部活動報告書

元・伊豆の海原雄山です

11・祝梅温泉

温泉

f:id:sticknumber31:20160725230740j:plain

建屋入口

 

成分分析書(簡易)

f:id:sticknumber31:20160725231347j:plain

ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉

 

概要

祝梅温泉は千歳市内にあるボロ屋系(廃墟系?)の温泉である。

温泉マニアの間では定評のある温泉のようで、是非一度入ってみたいと思っていた温泉だ。

千歳市街のはずれ、陸上自衛隊の駐屯地の直ぐ傍にあるこの温泉は、初めて行ったときはカーナビでも少々道に迷った。「祝梅温泉」と書かれた倒れた巨大なボーリングのピンが目印で、そこの未舗装路を入っていくと間もなく上記の写真のような建物が見えてくる。

民家のようであるが、一応ちゃんと営業している日帰り入浴施設である。

 

総評

温泉マニアとしてはその建物が醸し出す雰囲気は申し分のない評価を与えたくなるところだが、一般的な感覚では入るのに躊躇してしまうような施設であろう。

 

泉質は上記の通りナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉である。色も褐色のモール泉であるが、実はこの褐色の炭酸水素塩泉自体は、札幌界隈の日帰り入浴施設でもよく見受けられるものであり、別段珍しいものではない。

詳細な成分分析表を見つけることはできなかったが、恐らく月寒界隈の温泉とはそれほど泉質は変わらないモノと思われる。新千歳空港内の温泉(千歳市内からの引き湯)にも似ている。

 

その黒い湯は石狩平野の成り立ち、豊富に含まれた炭酸水素(重曹)からしてみても、確かに太古の昔から、ここには豊富な有機物(植物)があった事を感じさせる泉質なのである。

 

浴室の造りはシンプルなもので、3つか4つほどの洗い場と内湯があるだけの簡単な構造。

 

常連のおっさんがいたので話を聞くと、やはり他の札幌界隈のモール泉同様に、源泉は冷たいのだそうだ。源泉自体はこの建物の直ぐ近くから引いているらしいが、一旦アツアツに加温してから浴室に注がれてくる。

 

実はこの時、なんと湯を張りたての一番風呂に入ったわけであるが、源泉は近隣の建物で(恐らく薪か何かで)50℃位に加温されてから浴槽に注がれているため、祝梅温泉では常連のおっさんが最初に水でしっかりと埋めてから入浴に適した温度にしているのである。

 

源泉100%の一番風呂はとてもじゃないが熱くて入れた代物ではなかった。それなりに浴槽内を水で薄めてからどうにか入ったのだが、それでも炭酸水素の豊富なアルカリ泉だけあって、ツルツル感のある肌触りをしていた。どの程度の炭酸水素が溶けているのかは不明だったが、それなりに血管拡張作用もあったように感じる。

 

余談であるが、この一番風呂の常連のおっさんはここの源泉をペットボトルに入れて持ち帰り、飲用しているそうである。

おっさんは笑って健康の秘訣と話していたが、化石植物も溶けているし、成分的には飲用には適さない泉質であろう。ま、そこは自己責任ってことで。

 

私個人の主観としては、祝梅温泉はお湯そのものの珍しさはそれほどでもないが、カルト的な魅力・天地効果のある温泉といった評価である。

 

美食

f:id:sticknumber31:20160725235620j:plain

初心者は飛行機に乗らずとも新千歳空港に行くべし。

新千歳空港は上記のようなシースーから、海鮮丼、ジンギスカンスープカレー、各種有名ラーメン店の他、ロイズの出来立ての生チョコから温泉、映画館、なんとアニメイトまで揃う一大テーマパークである。

 

私はこの空港は学生の頃から何度も足を運んでいるが、行く度にその規模はデカくなり、もう札幌まで出なくてもよくね?ってレベルの観光施設と化している。

 

実際にありとあらゆるお土産もそろうし、マジで札幌まで出なくても充分北海道を堪能できる空間になっているので、羽田から祝梅温泉に入りに来るだけでも、帰りの時間をたっぷりここで過ごせば、ちゃんと北海道旅行を完結できるのである。

 

他県の空港も見習って、どうぞ。

www.new-chitose-airport.jp