温泉
成分分析書
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展示なしにつき撮影できず
概要
恐るべきは北の温泉県・青森県。何気ない町中にとんでもなく良質の温泉がそこかしこに湧いているのが特徴的であるが、ここ平川市新屋にある新屋温泉はその特異な泉質に、個性が特に際立っている。
見た目は入り組んだ住宅街の奥にぽつりとある銭湯であるが、みどりの湯を標榜するこの温泉は豊富な硫黄と独特のアブラ臭を持つマニア涎垂モノの温泉なのである。
地元民以外は狙って来なきゃまず来ない、新屋温泉はそんな町中の秘湯なのである。
総評
成分分析書を撮れなかったので、各種サイトで調べてみての総評になるが、とにかく強いアブラ臭と鮮やかなミドリ色が目を引く不思議な温泉である。
成分総計は約1000mg/kgをちょっと超える程度の成分らしい。液性はpH8~9の弱アルカリ性。濃い硫黄成分が入浴時に強烈なヌルヌル感を演出している。
源泉は入浴に適した適温であり、40℃少々との事。冬場は加温しているかもしれない。
浴室はシンプルな中央堀型の浴槽で、周囲にカランが配置されている。
私が入った時は鮮やかで透明感のある緑色だったが、日によっては濁って見えることもあるようだ。
地元青森の友人と一緒に行った温泉であったが、仕事の疲れが溜まっていたのか、それとも豊富な硫黄分が身体にきつすぎたのか、翌日にその友人は体調を崩してしまったので、温泉としてとても強い湯であることは間違いなさそうである。
美食
美食というかジャンクですが、
近隣の黒石市といえば黒石焼そばが有名なようです。
特別美食かと言われれば別段そうでもないような気もしますが、すぐ近くには古い酒蔵「鳴海酒造」もありますので、そちらの方を手土産に、古い町並みを散策してみるのはいかがだろうか。