温泉美食倶楽部活動報告書

温泉の成分分析表に興味ある人向け

4・女塚温泉・改正湯

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温泉

 成分分析書・写真なし

 

総評

蒲田の東京工科大の裏辺りにある温泉銭湯。

東京らしい銭湯ながら鯉の泳ぐ水槽が組み込まれているなど、現代風にいろいろアレンジされている公共浴場です。

 

普通の銭湯かと思いきや蒲田特有の黒湯に炭酸ガスを足してさらに温熱効果を高めた人工炭酸泉や、超微細気泡を入れたシルク風呂、源泉をそのまま使った水風呂など、様々な変わり湯を用意するなど、健康増進にひときわ高い意識で銭湯を営んでおられるのがわかります。

 

成分分析書を撮り忘れたので詳細を記載できませんが、成分的にはほぼ蒲田黒湯温泉に近いと思われます。ナトリウム・炭酸水素塩の真っ黒な冷鉱泉で、ツルツルとした肌触りと特有のモール泉特有の有機物臭がありました。他の近隣黒湯同様に源泉は貴重なので、湯は毎日交換で、加温循環というスタイルで配湯されています。

 

水風呂は黒湯を加温しない源泉のまま使用しているので、温熱浴と水冷浴の交代浴をするのが源泉そのものを堪能できてお勧めです。

 

JRの駅から少し歩きますが、設備は今風で清潔なので初めての人でも利用しやすいと思います。

 

美食

東京工科大の脇にとんかつ鈴文というとんかつ屋さんがあります。

 

美食・・・というか、まぁ普通のとんかつ屋さんなんですが、年配のご主人と奥さんらしき二人が手仕込みで揚げてくれるカツが食べれるので、実に下町らしくて良い感じです。ランチもやっているので、昼から温泉、その後にとんかつとビール・・・なんてのも、オツなもんじゃないですかね。

 

この他にも改正湯周辺は個人店経営の飲食店がちょくちょく散見されるので、外食チェーンに飽きた方はこの辺を探検するのも、面白いかもしれません。