温泉美食倶楽部活動報告書

温泉と適当に飯など

番外編・温泉の効果を感じる年齢差と性差

温泉は中高年の趣味か?

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統計を取ったわけではないが、温泉という趣味は大抵の場合、若い人には受け入れられないという傾向があるのは誰しもが実感している所ではなかろうか。

 

一部の例外はあるのだろうが、何故若者は温泉に興味が無いのだろうか?

今回はそこに疑問を当てて考察してみる。

 

若年層はそもそも温泉を必要としていない。

温泉が何故中高年を魅了してやまないのか?という所にそもそもの問題。

これはもう中高年真っ盛りの自分が断言しても良いほどの確信的な仮説であるが、そもそも中高年は血流が悪いと云う事が全ての解に繋がる。

 

中高年は血流が悪いので、血流が良くなる温泉を必要としているのだ。

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加温による血液の粘度低下に加え、ジャグジーなどは物理的に筋肉をマッサージするため、血流の悪化した中高年にはそれ自体が快楽となる。TNTNが勃起するのもそれ自体が血流が良いという証明でもあり、糖尿病を患うとこれが得られにくくなる。

 

これに対して、若くて未だ肥満の傾向も知らない若年層は血流改善という効果そのものを「体感」としての効果を知らない。もしも若年層でそれを知っていると云うのならば、恐らく限界まで身体を追い詰めている一部のアスリート位であろう。

 

人間はそもそも血管の拡張、或いは血流が良くなることにある種の快感を抱くようにできているのである。細胞の隅々まで栄養がいきわたるという事なのだから、さもありなん。血流が良いという事は身体全体の喜びでもあるのだ。

 

若者はそう言った視点から、身体のポテンシャルが高いという点で、温熱効果は血管拡張という恩恵が殆どなく、単に「熱い」という不快な点しか得られないというのも彼等が風呂を敬遠する理由の一つにあると考えられる。

 

毎晩の風呂にしても、若い内はシャワーだけでもいいけど、年重ねるといよいよシャワーだけだと本気で身体の疲れが取れなくなる。温泉に目覚めるきっかけはそうした身体的な老いを自覚するという所に直結していると云っても過言ではないかもしれない。

 

では若いとは一体何歳までなのか?

生活習慣の差もあるが、身体的に若いと言ってもそれはせいぜい25歳程度位までだろう。舌の味蕾細胞が変化して吉野家の紅ショウガの美味さに目覚めるのが二十歳前後として、その辺りからもう肉体の老いは始まっているのです。

直接的に身体的な老いが「疲れが抜けない」などの実感として出始めるの概ね20代後半からで、恐らく温泉などの効果を実感として自覚し始めるのはこの年齢層からだと思われる。

 

ちなみに、自分はそもそも温泉文化の殆どない県に生まれ育ったためか、大学時代に住んだ北海道で初めて温泉文化というものを知り、それ以来この温泉の虜になっているのである。きっかけは人それぞれなんだろうけど、肉体的な実感を改めて感じたのはやはり20代後半からです。とにかく温泉に入ると入らないとでは眠りの質が違う。

 

女性の間で岩盤浴が流行る訳

男女間の温熱効果を期待した入浴の流行という点では、男性はサウナ、女性は岩盤浴というイメージがある。

サウナは熱した石などから発せられる遠赤外線により皮膚表面付近の血管を拡張する作用が高いという作用に比して、岩盤浴や薬石浴は直接接触する石から赤外線が臓器深部まで届く事により身体の芯まで温めるといった効果が期待される。

 

入り方にもよるが、両者の効果を比べると熱の届き方に差があると私は自覚している。即ち、水風呂で皮膚が締まるのはサウナ浴だが、岩盤浴は水風呂でも締まってくれない。後者は血管が開きっぱなしになり、水風呂は単なる体温の喪失に過ぎなくなるのである。

 

水浴の温度変化に対して皮膚表面の血管が締まるか締まらないかの差は、血管平滑筋が過分極しているのかしてないのかによる。過分極とは筋肉が収縮する際に必要な電位の変化「脱分極」が一定時間以上持続し、平常に電位差が過剰に分極してしまった状態を指す。

血管平滑筋の電位が過分極を起こすと、温度変化に対しての血管収縮作用への対応が鈍麻してしまう。つまり、再び元の状態に戻る(再分極)までは筋肉は反応しなくなってしまい、これは筋肉疲労と同じ原理でもある。力を入れ続けた筋肉は一旦休息を得るまで再び同じ程度の収縮を得る事は出来なくなるのと同じで、脱分極を起こすには再び細胞内外のカルシウムイオンなどの勾配が元に戻り、電位が安定する必要があるからだ。

 

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温熱効果を高めるには栄養も非常に大事。

拡張した血管に乗り、傾向で摂取した栄養は肌の隅々まで行き渡る。

 

何故岩盤浴は女性の間で流行っているのか?

この点については、まず女性は常に冷え性のリスクを抱えた生物であると云う事をまず念頭に入れる。というのも、女性は筋肉量が男性に対して少なく、熱を作り出す能力が男性に比して弱い。かつ、経血による失血から血流を確保するための素因子が弱いと云う事も化学的な理由にあると云えるだろう。

 

短時間とはいえ、過分極により血管が開きっぱなしになれば、それだけ多くの血液が身体の隅々まで行き渡る事になる。結果として女性たちは身体における末端部(特に皮膚付近)の栄養状態の改善を自覚し、体調の改善と同時に肌の張りが以前と全然違う事を自覚するのであろう。

 

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好き嫌いをせず、何でもおいしく食べる事が美肌への近道。

女性こそ牡蠣を食え!牡蠣を!!

 

岩盤浴が流行る背景には、そうした女性が抱えた生物学的な温熱効果への恩恵の差があると云っても過言ではない。血液というのは究極の栄養でもあり、熱源でもある。毎月それを失うという身体的なリスクが、彼女らを実証的に岩盤浴への理解に繋げているのかもしれない。

 

老いを知る事で自覚できる温熱効果

立ち仕事をしている人には特に実感しやすいかもしれない。

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深さのある温泉の立位浴は足の浮腫みに劇的な改善効果がある。

 

水圧による物理的な引き締め効果が挙げられるが、とにかく全身が温まって血管が開くという事は、脚に溜まっている筈の血が他所に行っているという他ならない証拠なのである。

 

自分自身毎年実感している事であるが、温泉から得られる快感は年々度合いを増しています。年齢を重ねるにつれて自分の身体は日々血流が悪くなっていっています。同じ立ち仕事をしても、帰宅後に現れる足の浮腫みや、風呂に入らずに寝落ちしてしまった翌日の疲れなどは20代の比ではありません。

 

人間は神の理(ことわり)により、年齢を重ねるごとに自らの肉体に抱え込んだカロリーを上手く自分の身体の還元しにくくなっていってしまう生き物なのです。運動する事や食事の改善でいくらかの抗いは出来るでしょうが、最も手っ取り早くその効果を得る方法、それ風呂であり、サウナであり、岩盤浴であり、温泉なのであります。

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温泉が中高年の趣味であるという事には、ある種の必然的な因果関係があるのだ。

124・赤倉温泉/湯守の宿・三之亟(山形県)

温泉

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もしかしたら前にも紹介した事あるかもしれないんですが・・・。

超年季の入った旅館。三之亟(さんのじょう)と読みます。

開湯はなんと863年!千年以上前とはたまげたなぁ・・・。

これはもうだいぶ前の写真ですが、今は外国人観光客なんかが多く来てそうな老舗の旅館です。

 

成分分析書

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成分的には陽イオンの少ない純度の高い硫酸塩泉で、ほぼほぼ単純泉に近い構成ですね。色は澄んだ透明で、岩に磨かれた爽やかな香りが特徴。

 

概要

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北海道の温泉がそろそろネタ切れになってきたので、過去のフィールドワークの引き出しから引っ張り出してきた写真で今回は紹介します。

 

赤倉温泉は新潟など割と全国に同名の温泉がある事で知られています。

いきなり話が逸れますが、新潟の赤倉温泉温泉ソムリエのお膝元でも有名ですね。

実は私も持ってます、温泉ソムリエ

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受講したのは大分前の話ですけどね。

 

さて今回紹介する赤倉温泉宮城県鳴子温泉郷の奥地、県は跨ぎますが位置的には奥鳴子温泉と呼んでもいいような場所にある秘湯です。

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三之亟を名乗る温泉は中山平温泉にもあるので、間違えないように注意。

このエリアは温泉のデパートと呼ばれるくらい様々な種類の源泉が湧いており、黒いモール泉から白い硫黄の湯、トロトロのアルカリ性泉まで多種多様あるので、時間があれば10日くらいかけてじっくりと回ってみたいところですね・・・。

 

どうもこの三之亟という屋号は謎の多い屋号らしく、ここの宿の主人の過去のブログを漁ってみると、もしかしたらルーツはこの地に住んで旅人を襲っていた山賊だったのではなかろうか?という考察が書いてありました。まぁ詳しい事は知らんけど。

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赤倉温泉は駅からもそう遠くないので、電車で行っても良いと思います。
奥の細道湯けむりライン、スローな旅もいいもんですよ。

他の温泉とセットで堪能しよう。

 

総評

例によって浴場の写真は無し。

数百年にも渡って守られてきた源泉は云うまでもなく、浴室は宿の奥にある岩風呂で源泉がそのまま自噴しています。

 

よくここは足元自噴と紹介されているんですが、一旦噴出した源泉が足元や岩壁を通じて壁から染み出している感じなので、岩壁自噴とでも云うべきかな?

雰囲気でいうと岩手県鉛温泉とかに近い感じかなー。

 

主浴槽は深く、ワイルドに立って入る方式。源泉が染み出している壁に背中を付けると、「うわっちょっ!うわっちょ!」となるので注意。

 

染み出した高温の源泉が岩風呂の中で靄を呈しているのが何とも美しい。

とにかく湯の鮮度が抜群であり、立って入る事から足のむくみなどに高い効果を得る事が出来るだろう。

 

宿泊した訳ではないので、全ての風呂を堪能できなかったのが残念。いくつかお風呂があり、露天風呂もあるようです。

 

メインとなる深湯は古い岩風呂だけに、水風呂やサウナ的な近代的な設備はないものの、古より続く唯一無二の源泉を堪能する事が出来る。

 

いや、まぁ温泉にも色々と効能云々あれどこれ以上の贅沢な温泉はそうは無いでしょう・・・。

 

美食

この時は鳴子温泉に止まったので、温麺以外食べて無し。

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呑んだ後には最高やったね。

番外編・温泉に絡む学問を考える。

地学的な意味での日本の温泉

日本は温泉大国だと云うのはよく聞く話だが、それを何処まで実感できているのかという問題。

2015年の観光庁のまとめたデータによると、日本は国内だけで温泉地が3155ヶ、そして源泉数に至ると17581ヶ所もあるという。

 

これが海外だとどうなのかと云うと、火山の多いイタリアでも温泉地は200か所程度、風呂文化の根付いているトルコでも1000ヶ所程度という事で、この領土面積に3000ヶ所以上の温泉がひしめく日本がいかに異常な数の温泉が出ているのかが伺える。

 

何でこんなに日本は温泉が湧くのかといえば、水と地熱が豊富だからである。

温泉って水と地熱さえあれば理屈上は何処でも湧くので、海に囲まれた日本は温泉の水源の大半は海から貰っていると云う事になる。

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では地熱はどうなのか?というと、この地図からも判るように日本はその陸地の下に地震の原因になるプレートが3枚も交差しており、云うなれば日本という陸地の下で地球の殻が擦れ合っている状態なのである。

 

摩擦熱というとイメージしやすいでしょうが、地球規模のサイズで地面と地面が擦れ合うと、それはもう莫大なエネルギーが発生するという訳で、日本の数十キロ地下の世界では擦れあうプレートによって生じた熱で岩盤が溶け、マグマとなって存在しているという訳です。時折そのずれ込みに上側のプレートがペロン!と反り戻るのがプレート型地震で、未曽有の大災害となった東日本大震災震源地がどの辺にあるのかを見てもらえると・・・。

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あっ・・・(察し)

 

地熱と関係ある以上、温泉は地震とも密接な関係があるという訳ですなぁ。

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この地図の赤で囲った部分は富士山と伊豆半島と伊豆諸島をかなりざっくり示してますが、この辺は海底火山もバカスカ湧くホットスポットであり、伊豆半島もそうですが、海に囲まれた伊豆諸島の島々に湧く温泉は殆どが塩類泉です。

 

なお富士山周辺辺りから塩類泉は減り、特に山梨側に行くと単純泉が増え、液性もアルカリ性側に寄って肌触りがツルツルとしてきます。これは海から遠ざかるのに加えて、水源が富士の湧水に近くなる事が原因だと思われます。温泉は不純物が少なくなる=単純泉に寄るほどpHがアルカリ性側に寄る事が知られており、巨大な富士山の重みで圧の掛かった地下水が不純物を吸着する溶岩石などに磨かれているためだと思われます。

 

歴史と文学

伊豆で元も有名な温泉は静岡県の熱海温泉ですが、海に面したここの温泉は前述の通り見事な塩類泉を呈しています。

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熱海に行くと大体立ち寄りたくなるのがこの日光亭大湯。

かつて徳川家康に献上された源泉を使っているとされ、今はもう枯渇してしまった熱海間欠泉(今は人工的に定期的に噴出させている)の直ぐ近くにある、非常に古い温泉です。

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江戸幕府の初代将軍徳川家康は熱海の温泉をこよなく愛したそうで、ここの源泉をわざわざ桶に詰めて江戸幕府まで運ばせたと云われている。贅沢な話ですが、横浜にある万葉の湯は湯河原にある源泉をタンクローリーで運ばせて使用しているので、毎日運んでるのかどうかは知りませんが、ある意味マジキチレベルの温泉への執着が我々日本人にはあるような気がしますね。

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ちなみに熱海間欠泉は最初の市外公衆電話が設置された場所としても有名です。

今ではすっかり見なくなった公衆電話ですが、いずれここも撤去されてしまうのでしょうか?

 

さて、熱海と云えば尾崎紅葉の「金色夜叉」のお宮の松が有名ですが、文学という点では熱海に限らず中伊豆の湯ケ野・湯ヶ島や、源頼朝に由来のある伊豆山、太宰治島崎藤村は湯河原、与謝野晶子が宿泊したという群馬の法師温泉など、東京周辺の温泉は近代以降の文筆家に愛された湯治場が沢山あります。

伊豆箱根以外でも四国の道後温泉夏目漱石に所縁があったり、関西の奥座敷と評される兵庫県有馬温泉や、いくつもの隠し湯を噂される武田信玄甲府エリアのように、温泉というのは歴史的に重要な面とは別に文学史の中にもしばしば登場するものだったりしますね。

 

まー自分はあまり文学とか歴史には詳しくない人間なので詳しくはかけませんが、温熱効果を期待する医学的な以外にも色々な学問と交差していると云うのが温泉の面白い所だと思います。

 

やっぱり考察したい医学面

日本の温泉医学のルーツというのは割と群馬大学医学部に招聘されていたベルツ博士の草津温泉に関する研究が興味深い所ですが、

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湯田中温泉には陸軍軍医の某偉い人が入浴法などを残していたりと、やはり温泉は古来から病や怪我の治療に一定の役割を果たしてきました。

 

ちなみに私も左腕上腕骨の骨折を温泉治療で治した事がありますが、骨折初期は炎症が強いため入浴禁忌。それから2日に一回程度へ制限解除されるが、退院後に入浴が毎日解禁になってからは回復が速いのなんの。昼間からレバニラ食ったりビール飲んだりして温泉ガッツリ入ってたらものすごい速度で骨がくっついて行きました。

血行が良くなると云うのはそれくらい医学的に治癒効果が高まると云う事なんですなぁ。

 

ちなみに海外では日本ほど地熱が無い地域が多い為、入浴というよりもミネラル補充(必須微量元素)の為の飲泉として使われる事が多く、入浴による治療実践の機会が多い日本は非常に恵まれた環境にあると云えるでしょう。

 

病気に効くの?という問題

骨折は?

骨折に関しては前述の通り、非常によく効きました。2カ月程度と云われていた治療期間が1カ月半と2週間程度早まったのです。

 

皮膚病は?

怪我以外ではどうか?皮膚科領域でも一定の効果があるようです。

これも体験談ですが、1年以上かかりましたが毎日温泉入ってて魚の目が自然治癒した経験もあるので、皮膚の硬化や乾燥、創傷の治癒には高い効果がある模様。

酸性泉などは比較的短期間で水虫などの皮膚感染症にも高い効果があるようです。

 

神経痛は?

神経痛の改善は温泉の代名詞みたいな効能です。

怪我や糖尿病などで足の指先を切断したりしたケースだと、炭酸泉による足湯が血行改善効果により一部の後遺症状を和らげる作用が確認されています。

あと、神経痛は身体を強く温める生薬(附子など)が良く効く場合が多いので、やはり温熱効果は神経因性の痛みには一定の効果があるものと思われますね。

 

痛風は?

水をこまめに取りながら入浴すれば、温熱効果で尿酸の溶解が上昇して足先などの再発防止にはなるかもしれません。酸性泉や放射能泉には尿酸の排泄能を高める効果があるのだとか。ただし、炎症発生中は禁忌なので注意。

 

糖尿病は?

酸性泉や放射能泉には耐糖能を上げる効果が期待されていますが、ホルミシス効果による改善が何処まで見込めるかは謎が多い。

ただ、湯治食と併せれば確実に効果は出る。(食事療法)

 

癌は?

放射能泉や北投石岩盤浴ホルミシス効果で癌に効くとも言われていますが、効果については極めてグレーゾーンです。それどころか癌にも色々とあって恩恵を受けやすい部位や逆に体力の消耗が仇になるケースもあるので、この辺は病状により推奨されないケースがあるでしょう。

 

この手の病気は体力勝負な側面が大きく、入浴というのは食事と同様に非常に体力を消耗する行為なので、ある程度の体力があれば実践する意義もあるかもしれませんが、湯あたりを起こしてしまえば逆に一気に病状が進行する事も考えられるので、必ずがん治療に詳しい医師の指示を貰うようにしましょう。

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秋田県田沢湖上流にある玉川温泉α線を発する北投石が地中に多く含まれており、岩盤浴治療に訪れるがん患者が後を絶たない。微弱なα線を浴びると細胞の破壊が起き、それを修復しようとする免疫系の活性化で癌の回復に効果があると期待されている・・・のだが、

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ここのお湯はpHが1.1と非常に強力な酸で、蒸気を吸うだけでも結構しんどい。

 

酸性泉もそうですが、特に放射能泉は高張性で湯が重い源泉が多く、想像以上に水圧で体力を消耗します。薬で云うと良く効くけど副作用の強い劇薬のような物だとイメージしてもらうとよいでしょう。場合によっては身体に負担の軽い単純泉の方が良かったりする事もあると思います。

 

ちなみに、発熱や風邪も同じような理由で入浴が制限される場合があります。

体力がないときに温泉入ると割とろくなことにならない、という事やね。

 

うつ病は?

重症の場合、短期的には旅行先などで自殺してしまう人もいるので色々とあれですが、治すつもりで湯治をすれば確実に効果は出ると思います。いわゆる森田療法に近いやり方かもしれませんね。

うつ病はうつの原因から遠ざかる事が最大の治療法なので、死にたくなったら自分はまずスーパー銭湯に行って一日何もしないで過ごすと云うのを実践するようにしてます。

 

高血圧は?

血管はゴムホースのような物で、加齢や不摂生で動脈硬化を起こし固くなってしなりがなくなると血圧がだんだん高くなっていきます。

 

基本的に高血圧の人の入浴は・・・

1.脱衣所を寒くしない。

2.かけ湯で身体を湯に慣らし、急に熱い湯に入らない。

3.入る前に水を飲んでおく。

4.発汗し過ぎない程度に入る。

がポイントになります。

 

温泉による温熱効果は一時的に血液の粘度を下げるのと同時に、水風呂による温冷交代浴は血管の伸縮性を高めて高血圧の予防に一定の効果があると思われます。(もう動脈硬化が進んじゃった人はこの入り方は危険

 

温浴は一時的に血小板の効果を高めて、一過性の血栓発生を助長(体温の上昇に応じて酵素反応が活発になるため)してしまう場合があるので、入浴前の飲水が非常に重要になってきます。まぁこの一過性の血液凝固の亢進が骨折や創傷の治癒に一役買っていると思ってもらうと理解しやすいかも。

 

発汗が多くなっても血液は水分を失ってドロドロになりやすくなるので、サウナは高血圧の方は禁忌となる場合が多い。重度の高血圧の方はもう既に血管の伸縮性が低下しており、入浴自体がリスクだという自覚が必要です。

 

軽度高血圧の人にお勧めなのが炭酸泉か重曹泉で、低温でも血管が拡張しやすくなるので非常に相性が良い泉質と云えるでしょう。ただ、血圧の薬飲んでる人ってよく温泉の後に血圧が下がりすぎてぶっ倒れる人が多いので長湯は注意。温泉は直接血圧に与える影響が大きいので、普段から自分の体の状態をよく観察しておきましょう。

 

このように、温泉は病気やけがの種類によっては有益な効果がある一方で、リスキーな要素も兼ね備えているので、体調をよく考えて適切な泉質を選んではいると良いでしょう。とにかく、温泉に入る事で身体の中でどんな事が起こるのかを理解して入る事が大事ですね。

 

終わりに

色々と語りましたが、歴史、文学、地学、医学・・・これら以外にも地域住民の入浴方法やマナーにもその土地の温泉(公衆浴場)の有無(普及度)や形態(関西式・関東式・TOUHOKU式)で地域差があったりと、温泉から窺い知れるものはまだまだ数多くあります。

 

温泉とは幅広い学問への造詣が深まる一大学問であり、教養でもあります。

これを読んだ人が一つ違った見方で温泉を楽しんでもらえれば幸いに想います。

 

123・月寒温泉

温泉

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館内概要。大型施設につき風呂場の写真は無し。

入浴施設にしては1300円とお高いが、大小タオルと館内着、髭剃りや歯ブラシもつく。これであかすりもあれば完璧なんだけどね。

 

成分分析書

ちょっと写真が見当たらず。

低張性の単純泉ですが、源泉は約25℃程度のモール泉。

 

概要

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月寒温泉は札幌市内にある有名な温泉だが、札幌ドームの目と鼻の先にあって、かつ夜間は宿泊もできると云う事もあって、野球のナイターがある時などはそのまま泊まって帰る人などでごった返す。でもお風呂は夜12時までなので注意が必要だ。

 

総評

現在の自宅からそう遠くないと云う事もあってちょくちょく行く事も多い温泉であるが、札幌らしく真っ黒なモールが特徴の温泉。

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館内図にも示してあるが、源泉風呂は二つあり、高温浴槽は加温源泉フル。

実は小さく書いてあるものの源泉水風呂が完全なかけ流しになります。

(水風呂が2つある所がポイント)

 

露天風呂からは市内の景色が一望できて中々の眺望、単純泉とはいえ源泉はそこそこの炭酸水素イオンを含む血管拡張性の高い温泉で、浴後は血管が開くため湯冷めに注意が必要になってくる。

というのもこの月寒温泉は塩分が少ないのに加えて、加温にしても貧弱な札幌民に合わせて高温浴槽は42℃程度しかない。この温泉で身体の芯まで温めるには結構な時間をかけて湯に漬かる必要があるのである。

 

しかし源泉をそのまま使った水風呂の浴感はモール泉らしくなかなか素晴らしく、浴感はツルツルとして小気味が良い。大型の施設でこのように源泉を上手く使っている温泉はあまりないので、そこは評価したいところ。

 

美食

別のフロアではとんでんが複合されているので、食事もとることができる。

ただ、とんでんだったので写真はとっておらず。

個人的には担々麺とカニ炒飯食うのが好き。

122・釧路市内の温泉(ふみぞの湯・パコの湯・大喜湯)

温泉

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ホテルパコの温泉の設備概要。ここは設備充分でお勧め。

他の写真はちょっと無かったので割愛。

 

成分分析書

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パコの湯。源泉約29℃で、加温。

海水の約2/3の濃さの塩湯なんだけど、ストロンチウムバリウム出てるの草。

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ふみぞの湯。パコの湯より若干塩分が濃いが、源泉は25℃程度と冷たいためやはり加温。臭素とかハロゲンが出るのはやはり海水塩泉の由来かね・・・。

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大喜湯の温泉、こちらは昭和店。

バリウムストロンチウムはもしかしてパコの湯しか調べてない?

やはり塩類泉。若干陸寄りにある為か、ここだけは他の湯に比べて少しモール感がある気がした。

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同じく大喜湯の春採店。源泉位置が新富町となっているので、運んでいるのかな?

ここも設備が充実しているのでお勧めだ。

 

概要

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温泉で検索したらこんだけヒットしたんだけど、普通のホテルや銭湯も含まれているので、今回記載しているモノには印をつけた。

ちなみに天然温泉幣舞の湯・ホテルラビスタも温泉ではあるのだが、加水しまくりでほぼ普通の湯だったので今回は除外。

 

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ちなみにホテルパコの周辺は釧路最大の繁華街・末広町なのですが、御覧の通りもう雰囲気が昭和の歌舞伎町・・・いや、ほぼ龍が如く0の神室町

酔っ払いによる喧嘩も頻繁に発生しているので、夜は非常に治安が悪い。

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こういう通りは昼間だと若干のわくわく感もあるが、夜は洒落にならんよ。

実際に自分も地元の酔っ払いに絡まれたので、まぁ大体そんな感じ。

 

というか、観光のイメージ悪くなるから地元民も警察ももうちょい警備(と教育)どうにかしろよ・・・とは思う。美味しい店が多いだけに負の面があるのは残念だね。

 

総評

この辺りの湯は成分分析表で概ねのスペックが見えてくる。

釧路市内の温泉は概ね20g/kg前後の塩分を含み、この辺りが確かに海水が滲みた湿地帯なのだと云う事を感じさせる。元々海だったエリアなのでしょう。

 

面白いのは見た目こそどれも透明な湯ながら、若干海から離れている大喜湯・昭和店の湯だけはほんの少し香りにモール感があるという点だ。

さらに内陸に寄った山花温泉では濃厚な塩分に加えて完全に色が茶色がかっているので、やはり海から内陸によるほど地質に有機物が増えているのだと云う事が判る。

 

いずれも泉質は似たり寄ったりなので、浴感に大した差はなく保温効果は抜群に高いのだが、あとの評価は設備的な差によるところが多いかと思う。

 

価格的にはホテル併設のパコの湯が一番高いが、宿泊で使うなら繁華街のど真ん中にあるパコの湯は釧路を堪能するという点では最高の立地にあると云えるだろう。露天風呂からは街を見下ろせてロケーションも最高ですからね。

 

午前中、開店直後に入るなら大喜湯・春採店。内湯と露天を含めた複数の浴槽に、温度の違う二種類の水風呂は初心者の交代浴にもお勧めだ。ゆっくり長く入るならここ。

 

浴槽の数は少ないが立って入れるほどの深めの水風呂があるのがふみぞの湯で、こちらは食事メニューなどが充実している。

 

大喜湯・昭和店は独特の構造をした施設だが、前述の通り他の温泉と比べて少し湯の香りが異なるため、ここはここで面白い発見がある温泉だった。遅くまでやっているのも高評価。

 

美食

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白レバーってちょっと流行りなんでしたっけ?

これは確か釧路の愛国町の飲み屋で食べた白レバー。(白くないけど)

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ホタテもそうなんだけど、北海道はつぶが甘いね。

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青つぶの無敵艦隊末広町では有名なつぶ焼きラーメンのかど屋です。

ここはラーメンも普通に旨い。

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あっは!ごちそう!でも何の魚だったか忘れた。

 

今回は釧路市内の温泉をまとめて紹介しましたが、まぁ泊まるついでに・・・という感じで考えると良いかもしれないね。

121・中標津温泉(東中温泉)

温泉

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施設外観。宿泊利用もある施設であるが、自慢の温泉を浸かって岩盤浴も設置するなど外来入浴にも力の入った施設。

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中央に掲げられた岩盤浴の看板。泉質の良さも相まってか若い女性の利用者からも好評なようで、この辺りには他にもマルエー温泉などライバル施設も多いためか、いい意味で競争力が働いている気がしますね。

 

成分分析書

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pH8.72とアルカリ性

極微量ながら水酸化物イオンも検出されていますね。

少し南にある別海温泉と明らかに違うのはモール質ではないという点です。

透明なアルカリ性塩化物泉。

 

概要

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道内でも特に寒い地域にあたる中標津。イメージは湧かないかもしれませんが、中標津は道東の中でも空港などもあって比較的経済活動の盛んな地域です。ビジホも何軒かあります。

今回注目してもらいたいのはこの辺りの泉質の違いで・・・

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中標津の直ぐ東にある標津ではこことほぼ同じ透明な温泉が出るのに対し・・・

 

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南東にある地図上の別海の温泉は真っ黒なモール泉が湧出しています。

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そしてやや離れますが、中標津の南西にある標茶も温泉は黒いモール泉なのです。

 

屈斜路湖とか阿寒湖とか摩周湖周辺みたいに独自の水源があるエリアを除けば、概ね中標津から南は黒い湯が出るという点で共通しているように見えます。

一方で湧出温度は比較的近い温度帯に集中しており、地質の他に水源と地熱がどのように分かれているのかも気になる所ですね。

 

ちなみに、さらに南下した釧路市内では元々海だったらしく、温泉も透明な強塩泉が出ます。

 

総評

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脱衣所も含めて、温泉は比較的古めのスタイルです。TOUHOKUスタイルとも若干違う感じ。ロッカーと籠で衣服の管理を行います。

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お湯はこの通り透明。塩化物泉だがアルカリの主張がバッチリあって、浴感は非常にツルツルしている。

素直にpHで比較するとこないだの標津(オホーツク)温泉と比べると、あちらの方が若干アルカリが強いため、ツルツル感は劣る。pHがそのまま浴感を反映しており、比較的素直で分かりやすい湯だな、と感じた。

 

浴槽は写真の一般浴槽とは別に源泉浴槽と露天風呂があり、源泉浴槽は49℃の湯を少量フローしているので結構熱めの温度になっていた。

 

露天風呂の方も堪能したが、開放感があって良い感じ。有機物の存在を示唆する炭酸水素イオンもそれほど多くなく、湯の匂いはあまり土の匂いはしなかった。

 

またアルカリ性泉でありながら塩類泉でもあるので、ツルツルとした皮膚の洗浄作用と塩類泉の保温作用の両方が味わえると云う事で、攻守バランス乗っ取れた良泉だと思われます。

 

毎日入っても飽きないし、疲れにくい。

素晴らしい温泉だった。

 

美食

今回はすき屋食べたので無し。

 

120・別海ふれあい温泉

温泉

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施設外観。道の駅ではなく、観光用のホテルらしい・・・のだが、色々とツメが甘い。

別海町交流センター郊楽苑といいます。

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この色、間違いなくモール泉。

ここ最近道東の温泉の記事を上げているが、十勝界隈に拡がるモール泉の東側境界点は恐らくここだと思われる。

 

成分分析書

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浴場入り口に掲げられた成分分析書。

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ふむ・・・やはりモール泉に特徴的な炭酸水素イオンがそこそこ検出されているが、炭酸ガスはそこまでではない。あとは塩類泉という点がポイントか。

 

概要

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別海町と言えば酪農と牛乳のイメージがあるわけですが、一応風連湖やオホーツク海も面していて海産物も取れるエリアになります。

ただ、この施設少し気になったのが・・・

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なんかちょっとイキッてる感じがあるんですよね・・・。

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まぁ個性を主張したいのは解るんだけど、温泉って日々状態が違うので、成分総計であればこの一覧の温泉はどれも似たり寄ったりなんじゃないかと・・・。

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なかなかのイキリッぷり。

しかしモール温泉の濃度という点では成分総計で既に天塩温泉や旭温泉にも既に負けてますし、気持ちは解るけど探せば上には上がいくらでもあると思うのココロ・・・。

あと、温泉は濃ければいいってもんでもないからね。

ただ、掛け流しに拘っているという点は評価したい。

 

総評

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源泉掛け流しという事で、恐らくこのかけ湯あたりは加温なしのそのまま源泉なのではないかと思うが、自噴&ゼロ距離でもない限り38.4℃というのは浴用で使うには少しぬるい温度であるため、原則どの浴槽も加温はしているものと思われる。

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お勧めはこのジャグジー。とてもぬるめに設定されているので、かなり長湯して湯そのものの良さを堪能する事が出来る。

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ジェットバスは威力が貧弱過ぎた。

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露天のほか、サウナも水風呂も完備。

 

まぁ設備的には一通り揃っていて近代的でもあり、ジャグジーは最高のぬるさ加減で良い感じの長湯を堪能できる施設ではあった。

ただ、公営の施設故の気配りの甘さというか、イキッて宣伝してる割には宿泊客の入浴時間が外来浴客の時間と完全に合わせてあり、プライベートな入浴を味わう喜びを削がれてしまうなど営業面での努力がちょっと不足がち。ルルラン温泉みたいに22時30分以降は宿泊者のみ、みたいな工夫が欲しかったところですね・・・。入浴が外来も宿泊も22時30分で切られてしまうのは何とも釈然としない。

 

お湯のスペックとしては標準的なモール泉といった感じの入り心地で、塩分が濃い分、若干湯の泡立ちは少ないかな?といった印象であった。

浴感はツルツルとしており、匂いはやはり仄かに土の香りがする。

 

バランスは悪くないと思うのだが、ツルツル感で云うと完全にpH9を超える標津のオホーツク温泉の方が上だし、温熱作用も強酸性の川湯温泉に比べると明らかに劣る。

他所様より成分が濃いとイキってる割には個性が弱い感が否めなく、如何ともし難い評価。

 

・・・とまぁ、色々とディスったりもしましたが、結局はぬるめのジャグジーが気持ち良すぎて水風呂と交代しながら1時間くらい入っちゃったからね。

大体そんな感じ~ギャグマンガ日和~。

 

美食

今回は素泊まりだったので無し。