温泉美食倶楽部活動報告書

元・伊豆の海原雄山です

34・大雪山高原温泉+α

温泉

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施設外観。日本秘湯を守る会の提灯が出ている。

ホテル自体は立派。主に登山客が泊まる宿のようで、とても山深い奥地にあるので冬季閉鎖

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内湯の様子です。一目で解る硫黄泉。潤沢な白濁の湯が溢れているのが判る。

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露天風呂。白い中にも少し茶色がかっている気がする。開放感があって最高でした。

 

成分分析書

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源泉は約49℃。一応3:7で加水してあるようですね。

この分析書には一部記載間違いがあり、硫酸水素イオンが硫化水素イオンと表記されています。白濁している所からして、この湯はイオン型の硫化水素泉ではなく、主にガス型の硫化水素泉だと思われます。

 

pHは約2。

それ以外では特徴的な成分が硫化水素以外に無いという点が気になります。

純粋な硫黄泉と云うのはそれはそれで珍しい。露天が仄かにくすんで見えたのは恐らく鉄イオンの影響でしょう。真っ黒ではない辺り、硫化鉄にはなっていないのかも。

 

概要

この大雪山高原温泉、車で来る事には来れるけども、非常に険しい未舗装路を延々10km以上運転しなくてはならず、足回りのしょぼいFFの軽自動車や車高の低い高級セダンなどではいかない事を推奨します。

 

自分も途中で不安になるくらい険しい道のりの果てにこの温泉はありました。

場所は国道273号の、層雲峡温泉から奥を帯広方面に曲がった先の人口湖付近に入口の看板があります。そこから約10km未舗装路ですから、まさに秘境中の秘境という言葉が相応しいかもしれません。

 

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ですが、こんな山奥でも命知らずな登山者が結構このホテルには泊まりに来ています。

大雪山はヒグマも普通に出る危険地帯なので、僕は温泉だけでいいです。

山は舐めたらあかん。山は遠巻きに崇める位が丁度ええんや。

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熊の出そうな沢

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道中は自然が豊かで、全ての植物がバカでかい。

 

総評

単純な硫黄泉としては申し分ない湯でした。

酸性度が強いものの予め加水で薄めてあるので、それほど湯のキツさは感じませんでした。もっと秋田の玉川温泉みたいに開けていれば、湯を自然冷却して給湯する設備も作れたのでしょうけども、ここは正真正銘夏しか来る事の出来ない秘境ですので、まぁ入れるだけでもありがたい施設なのです。設備もきれいなのは嬉しい。

カテゴリ上は単純酸性泉というレアな湯ですが、なによりもここは壮大な大雪山の直ぐ側に位置するロケーション故、お湯が云々というよりもただ純粋に高原環境を楽しめばいいのではないでしょうかねー。

 

美食+α

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国道を南下し、三国峠を抜けた先には十勝三股というかつての国鉄?の跡があります。

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そこにはなにやらオシャレな喫茶店がありまして・・・。(三股山荘)

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なんかこういう美味いものを食べたような記録があります。

地元牛のパテをのっけたステーキ丼だったかな。野菜もとても美味しかった。

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この他、三国峠はトンネルの先にこのような展望駐車場(三国峠展望台)があって、此処でも簡単な食事を摂る事が出来るようになっています。(三国峠カフェ)

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ハーブティーで一服。レモングラスには自律神経を整える効果があります。

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この施設の売りは蕎麦だそうです。毎年新蕎麦の季節になると、ここでは麓の帯広やら新得界隈で採れた蕎麦を振る舞ってくれるそうで、上質な蕎麦を味わう事が出来ます。

あぁ^~たまらねぇぜ^~。

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ロケーションとしてもこの白樺並木は大変北海道然として素晴らしいので温泉だけでなく様々な思い出を我々に与えてくれることでしょう。

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ちなみに、この先にも幌加温泉という激カルト温泉(混浴)があるわけですが、耳の聞こえない老いたお婆ちゃんが一人でやっている温泉なので、もうそろそろ入れなくなっているかもね・・・。

1年が123日の宿 大雪高原山荘

kamishihoro.info

kamishihoro.info

33・奥尻島 神威脇温泉

温泉

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施設外観。どーすかこの雰囲気ある建物。奥尻島は道内でもアクセスの困難な離島の一つ。此処まで温泉入りに来たマニアはそう多くはない筈。

 

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周辺環境はこんな感じ。この温泉は島の西側にあるため、フェリー乗り場から車で移動しないと来る事が出来ません。風の強い所であり、夕日と白波がとても綺麗でした。

 

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浴場はこんな感じ。露天ではないが、夕日を見ながら入る超高温の湯は格別でした。

当然の如くかけ流しで、熱すぎる場合は利用者が各自水で勝手に埋めてね♪って所も好感度が高い。ガッツリ系の塩泉。

 

成分分析書

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海沿いの湯だけあってやはり塩泉。カリウムが豊富な辺りはやはり海水の存在を感じさせる。北海道らしく、炭酸や炭酸水素イオンが豊富な所も特徴だ。硫酸塩も多く、身体が温まる成分は一通り揃っているという訳だ。

 

あと、見た目にも曝気した湯はかなり茶色くなっている通り、そこそこの鉄分も含んでいる。

成分総計は約12g/kg。

塩類泉としてはかなりバリエーションに富んだ湯なのではなかろうか。

 

概要

奥尻島と聞いても、何処にそれがあるのか知らない人も多いのではないだろうか?

北海道の中でも利尻や礼文と違い、本州民の認知感覚からするとイマイチ影が薄い感じがする奥尻島ですが、渡島半島の西側・・・地図上で云うと函館の左上の方にあるのが奥尻島です。

 

航路は江差奥尻、或いはせたな~奥尻の2ルートがありますが、函館民は比較的近い江差から向かう事が多いようです。

 

しかし、江差奥尻便は1日2便あるものの、それらは早朝と夕方であり、地味に行きづらいのがネックであります。

 

今回私は昼に出向するせたな便を利用して奥尻に上陸しています。せたな便は地味にお勧めですが、せたなは函館からだと異様に遠いのと、冬はやらないらしいので興味持った人は良く調べてから行くように。

 

さて、奥尻にある温泉はここが唯一のもののようです。

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フェリー乗り場から宿の送迎で島の裏側に向かいます。

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1周約40km位ですかね?裏の方に温泉の案内があるのが見えます。

近くには奥尻ワイナリー、航空自衛隊の基地などが存在し、この温泉は割と自衛隊の兄貴達にとっては数少ない娯楽の一つとなっているそうです。

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街の様子その①。これは東側のフェリーターミナル近くの様子です。

島で唯一のセイコーマートがあり、荒天で船が止まるとあっという間に食料が売り切れるのだとか。

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島の役場。The村役場って感じの建物はなかなか年季が入ってます。

こういう世間と隔絶した世界に来ると、インターネットの力って本当にすごいなーと思うんですよ。

ここではむしろネットはテレビの電波よりも頼りになるかもしれない情報源かと思うんです。テレビ屋さんもちょっとそういう所は意識した方が良いんじゃないでしょうかねー。

北朝鮮から難民が押し寄せた場合って、多分ここが最初に影響が出る地点なんじゃないかと・・・。だからこそ、自衛隊があるのだろうけども。

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今回泊まったのは奥尻湯ノ浜温泉ホテル緑館という施設。じゃらんで取れますが、このホテルも神威脇温泉と同じ湯が使われています。この写真はホテルの玄関からの景色で、敷地内には足湯が用意されています。

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この茶色っぽさは鉄分の多さを彷彿とさせ、析出物の多さはカルシウムイオンの豊富さを感じさせます。景色が素晴らしいので、足湯だけでも結構しんみりできる。

 

総評

大体書きたい事は書いてしまいましたが、成分総計12g/kgのうち、主要成分の大半が塩化ナトリウムです。約2割くらいがその他の成分になりますが、kg辺り12gという成分量はしっかり生理食塩水よりも濃い数値なんですね。

その為この湯はガッツリ系の強い湯という分類に当てはめる事が出来ます。

 

前述の通り、血管拡張作用のある炭酸系成分、そして強力に皮膚をコーティングする濃い塩類が含まれている事から、浴後はかなり汗が出ます。なにより、掛流しの浴槽はお湯の温度がめっちゃ高い。

もちろん、ホテルの風呂は初心者向けに適切に加水されていましたが、源泉マニアは是非この神威脇温泉の施設まで出向くべきでしょう。ホテルからも歩いて行けますので、奥尻ワイナリーと併せて立ち寄ってみるとよいだろう。

 

いずれにせよこの景色です。湯に浸かりながら見る情景は最果て感が半端なく、素晴らしい転地効果をもたらしてくれることでしょう。

 

美食

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ホテル飯。全体的にインパクトは弱く、あぁ・・・うん・・・。という感じでしたが、まぁ普通に旨かったですよ。時期が悪くウニとか生のものが手に入らない季節だったんですよね。行くなら初夏~真夏が良いと思います。

あ、生じゃないけど蒸しウニは絶品でしたね。

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個人的には奥尻ワインは白かロゼが美味いと思うのです。

このワインは島の限定品だそうで、刺身の類とも非常に相性が良かったです。

奥尻ワイナリーはホテルのすぐ裏手にあります。

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朝ごはん。まぁ、普通・・・かな。

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おまけ。せたなの海沿いにあるヤマヨ斉藤漁業の直売店で食べた海鮮カレーとアワビの刺身。アワビにはワタが付いており、そのまま食っても旨いけど、この濃厚なワタを敢えてカレーに溶いて食べてみたら悶絶する程美味かった。

ここはせたなに来たらフェリー待ちの時間にでも食べに来るとよいだろう。他にも地物の美味しい魚が食べれるぞ!

 

奥尻湯ノ浜温泉ホテル緑館 | 奥尻島観光協会

www.yamayosaitoh.co.jp

okushiri-winery.com

32・カルデラ濁川温泉ふれあいの里&にこりの湯

今回は正統派のマニア御用達風呂を紹介するよ。

 

温泉

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ふれあいの里、内湯。浴室に入るなり鼻に突く強烈なアブラ臭。これぞ濁川。

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ふれあいの里・露天風呂の様子。ここは二つの源泉があるそうだが、片方には硫黄成分も含まれている。個人的にはこちらの露天風呂の方から硫黄の臭いを感じたが・・・?

 

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こちらはにこりの湯の内湯。この浴槽は源泉ガチのかけ流しであり、45-46℃位ある。濁川温泉の中でも特に古い湯らしく、アブラ臭はそれこそ強烈。

 

成分分析書

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ふれあいの里

こっちには硫化水素は入ってないが・・・

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ふれあいの里

こちらには極僅かだが硫化水素イオンやチオ硫酸イオンが含まれている。

混ぜて使っているのか、はたまた浴槽によって使い方が違うのか・・・

温泉ソムリエとして鼻を利かせてはみたが、露天と内湯の微かな違い位しか分からず。

 

ちなみににこりの湯も成分的には大分近い内容でした。

 

いずれも成分そのものはそこまで濃くはないのだが、地熱発電に使われるほどの高温と、恐らく地下に眠る火山性のガス成分?と思しき強力なアブラ臭がこの濁川温泉の特徴だ。

 

概要

濁川温泉は道内でも相当古い歴史を持つ温泉で、数軒の温泉旅館が細々と存続している鄙びた湯治場である。近年はその地熱を利用した発電所が作られているようで、昼間に車で走るとそれらしい建物からモクモクと湯気が上がっているのが確認できる。

 

そこかしこから湯は出ているようで、どうやら各旅館自家源泉を持っているようだ。

今回紹介するふれあいの里とにこりの湯は貴重な公共湯でありまして、そのロケーションは完全に初見殺しの秘湯然としていながらも、国道から僅か5kmの距離にあるので、山道が苦手な人にも行きやすい秘湯なのではないかと思われます。

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にこりの湯外観。

ここは夜10時まで営業しているのですが、こんな有様なので一見閉まっているように見えます。これでも普通に営業中です。完全に初見殺し。

 

総評

湯の強い弱いって、一体何なんでしょうね・・・。

成分が濃けりゃつえーのかよ!という常識を覆すのがこの濁川温泉。

成分上は函館市内の銭湯の方が概ね濃い湯が堪能できるわけですが、風呂上がりの謎の疲れ感は圧倒的にこちらが上。

 

アブラあたりでもしてるんじゃないの?ってな具合に、浴後は何もやる気がなくなるという超強力な湯です。恐らくはその臭いの中に何らかの成分が入っているのだと思いますが、とにかく強烈な湯です。自分は仕事で森町に来ていたので、ここには週1ペースで通いましたが、温泉マニアの自分ですら毎日はちょっと・・・となるくらいの強さがある湯でした。

とにかく風呂上がりの脱力感が凄いのです。

初めての人は湯あたり注意!マニアは心行くまで堪能して、どうぞ。

 

地質的にもカルデラと名が付く位で、駒ケ岳に由来する火山脈に起因する温泉なのでしょうね。この強烈なアブラ臭は山一つ隔てた銀婚湯や上の湯温泉では感じられないので、それもまた道南界隈では一際異質な個性のある温泉かと思われます。

 

美食

正直ね、僕は森町に仕事で滞在するまで、この街の美食ポテンシャルを大分甘く見ていましたよ。何処で何食っても旨いのなんの。

数軒回った中でいくつかをご紹介。

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お通しの段階で北海縞海老ついてくる店もある。

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イカをワタと一緒にホタテの殻で炙るとかいう酒飲みには身悶えモノの料理。

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つぶ貝のバター焼き、ちゃんとワタまで入れてくれて、ありがてぇありがてぇ・・・

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見てよこの透明度。プリップリのコリッコリなんやから。

東京で食ったら一体いくらするんだよ・・・ってボタン海老も此処では安い。

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ランチタイムはなんとこれで980円。右の辺りにきっちり松川カレイのエンガワ炙りが入ってる。

 

とにかく、森町は美味いものを上げればきりがない位に美食に満ちた町でした。

道の駅はショボいので、皆さん是非道南に来たら国道でスルーしないで街中で飲食してってくださいね。

 

moricci.or.jp

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北海道の温泉まとめ 道北編

この数年、道内で行った温泉の簡単なまとめです。

 

道北

天塩川温泉(常盤鉱泉

→場所は割と秘湯チック。近くの天塩川温泉駅が非常に良い雰囲気を出している。メタホウ酸が豊富な珍しい湯で、若干のとろみがある。加温・循環。

 

・天塩温泉

→泉質マニアなら一度入っておくべきカルト温泉。浴場に入った途端強烈なアンモニア臭。施設はキレイで使いやすい。ベースとしてはモール質と塩化ナトリウムの混ざった黒湯。加水はないが循環あり。

 

・旭温泉

→モール泉と鉄泉の二つの泉質が堪能できるお得な宿泊施設。それぞれ個性が違うので二度おいしい。場所的にライダー向け施設か。こちらも設備上加水はないが循環消毒はある。

 

岩尾温泉

→増毛のちょい南にある景色の良い湯。夏のみ営業。単純酸性泉と珍しい泉質だが、入ったのが結構前で、当時は出来た直後でした。此処に行く際は増毛で甘海老を食べよう。

 

・協和温泉

→キノコ料理が大変素晴らしい旅館の温泉。かなり珍しい自然湧出の高濃度炭酸泉を引いているが、湯量が実に乏しい。しかもぬるい湯に客からクレームが来たそうで、何と高温に加温してあります。せっかくの炭酸泉を加温とか・・・。

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協和温泉の源泉浴槽。

 

・旭岳温泉

→有名な秘湯を守る会の勇駒荘に入湯。重曹と炭酸が豊富で、泉質は申し分ない。

守る会の宿なので、お湯の管理も良い筈です。冬に来たいところ。

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ホテル全景

 

天人峡温泉

→道内屈指の秘境。天人閣に宿泊。渓谷が見渡せる自然と一体化したような露天風呂が素晴らしい。幅広いミネラルが均等に散りばめられたバランスの良い泉質。

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天人閣・露天風呂

 

・白金温泉

→湯元白金温泉ホテルの湯に入湯。此処も塩泉だが、天人閣と同じくバランスの取れたミネラル配分。鉄分も入っており、若干の濁りがある。

 

吹上温泉

→白銀荘に入湯。ここは水風呂も含めて大変素晴らしい設備の充実っぷり。若干の鉄分を感じる泉質。泉質を殺さない湯の管理は感心する。浴槽もぬる湯から熱い湯まで細かに分けてある。施設もきれいで、宿泊推奨。

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御覧の通り、リニューアルしてきれいになってます。

 

十勝岳温泉

→湯元凌雲閣に入湯。鉄分が超濃い塩泉。ロケーションも抜群で、道内でも屈指の高地温泉だと思われる。設備はやや古いが、湯の質は申し分ない。

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十勝岳温泉は現在ここ以外に施設が無いと思う。

 

層雲峡温泉

→ロープウェイの直ぐ近くの湯元銀泉閣に入湯。

かなり昔の話なので、近々再度入りに行ってみる予定です。

透明なサラサラとしたお湯だった記憶があります。

 

以上、道北で11ヶ所の温泉の報告になります。

気が向いたらその内道央とか道東、道南もまとめるかも。

31・尾岱沼温泉

仕事に疲れ果て、北海道に憧れる都会の社畜共から圧倒的な支持を集める(という偏見の)道東シリーズ。

 

今回は日本の東の果て、北方領土を望む野付半島・尾岱沼の温泉を紹介します。

 

温泉

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民宿などもあるので唯一?ではないのだろうけども、尾岱沼でホテルらしいホテルは此処「尾岱沼シーサイドホテル」のみ。

他の利用客もいたため、浴場の写真はない。

 

景色の良い露天風呂があったが、夜に入ったのでなーんも見えず。野付半島の直ぐ傍に付き、晴れてれば最高でしょうな。

 

成分分析書

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海が近いというだけあって、成分総計11.37g/kgのやや濃いめの食塩泉。

色も透明で、それほど個性があるようにも思えないが、見方を変えればクセがなく入りやすい。かけ流しかと言われるとうーん、どうやろか?って感じの浴感でした。

 

概要

読み方わかんない人多いんじゃないですかね。尾岱沼(おだいとう)。

道東の果てにはみ出た鼻毛みたいな野付半島を望む漁場の集落であります。

 

自然の豊かな所で、自然浸食で出来たっぽい地形をしています。

豊かな漁場があり、ここでしか味わえない食材も数多くあるとか。

 

温泉も源泉温度は高いので、地熱は恐らく高い地域なのだと思われます。

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左も海、右も海のほっそいほっそい野付半島

鹿もウロウロしているので運転注意。

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この辺に居れば猟師に打たれないという事を知っているそうで、奴等もなかなか賢いですね。塩を舐めに来るのだとか。

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この世の果て感がある野付半島の夕暮れ。

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この半島の内側に生えている立ち枯れた木々が、死の気配を感じさせて少々ゾクッとするんですよね。

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冬はこんな景色が見れるようですね・・・。

飛び蹴りってタイトルで草。

 

総評

温泉としてはまぁ、可もなく不可もなく。

決して悪い意味ではなく、道東は個性的な湯が多いだけに、透明な塩化物泉はあまり目立たないと言った方が良いかもしれません。

 

主たる成分はほぼ食塩=塩化ナトリウムであり、陽イオンとしては若干のカルシウムイオンが見受けられます。

 

等張泉よりもやや濃いので、浴後は結構ホカホカになりますね。この辺にくる観光客はバードウォッチングや歩いて自然散策する人も多いのでしょうから、

そういう人にはありがたい湯かもしれませぬ。

 

美食

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夕食の様子。尾岱沼といえば右上の紅い奴・・・そう、北海縞海老でございます。

生ではなく茹でて喰うのが最も美味いとされ、確かにその旨味は非常に濃厚。

お酒を飲まない人からも好評なのが特徴。

春と秋に漁が行われるそうなので、旬を狙うなら時期を調べてから行きましょう。

ちなみに左にいるのは毛ガニです。

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標津も近いだけあって、陶板焼きは鮭のちゃんちゃん。

チーズが利いててねぇ・・・とても美味かった。

ちょっと色合いが味気ないけど、加工したらもっと美味そうにみえるね。

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ポテトチーズグラタン。これでもか!っていうくらい北海道をアピールする夕食勢。

地味にこれ影のMVP。

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若干曇ってますが釜めしにも北海縞海老が入ってます。

この日は根室でもシースーキメて来たんですが、美味しかったので当然のように完食。

 

いずれもホテル飯ですが、ちゃんと北海縞海老を食べれたのでこの時の旅の目的は充分果たせたのでありました。

 

野付半島ってあえて選ばない限りまぁ行く機会無いと思うので、興味ある人は尾岱沼温泉&北海縞海老とセットで楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

www.aurens.or.jp

30・城崎温泉

温泉

関西圏の温泉も載せておくという名目に付き、本日は連続更新。

二湯目は海外の観光客からも人気の高い、風光明媚な城崎温泉を紹介します。

 

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駅前に沸く飲泉所。

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地蔵湯

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御所の湯。

城崎温泉は外湯めぐり文化の発祥の地だそうで、湯めぐり手形を買えば街中の七つの外湯が自由に巡れるようになります。

この時は7つ中6ヶ所梯子しました。茹でダコになったね。

 

概要

城崎温泉は関西圏の温泉地としても1300年の歴史のある相当古い温泉で、空襲の影響を受けなかったためか、江戸時代の湯宿場の雰囲気をそのまま残す風情ある街並みが特徴。

 

その如何にも「日本!」って感じの街並みや、旅籠然とした宿は外国人にも大層人気だそうで、ミシュランガイドでも上位の評価を得る温泉地として知られています。

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この時は年末でしたので、多くの観光客で賑わっていました。

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夕暮れの裏通り。

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夜の表通り。もっと明るい写真もあったのですが、

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なにぶん感度上げるとこんなこんな写真しか残ってなかったので、この雰囲気は実際に行って体験してみると良いでしょう。

 

お湯は薄めの食塩泉で、資源保護の観点から集中管理(混合泉として各所に配湯)となっています。

 

成分分析書

これも有馬同様、古い記録につき写真が残っておりません。

大体成分総計として4g/kg前後の食塩泉。

温度は高温につき、加水はあっても加温はしていない模様。

 

総評

集中管理となっている以上、何処の外湯に入っても泉質は同じであります。

 

仄かにしょっぱく、浴後に火照る熱の湯。

まぁ、熱海や伊豆界隈のお湯に近い感じですかね。

この時は普段から毎日伊豆某所の温泉に入っていたので、あまり違和感なく入れた感じです。

 

湯客が多い事から、外湯は塩素消毒されています。

これはもうしょうがないですね。城崎温泉としても、湯の資源を守りながら観光を両立させるとなると、伊豆長岡同様にこういう管理になるのは仕方のない事です。

 

ちなみに旅館のお湯も集中管理の湯だったので、まったく同じ泉質ではあったのですが、旅館の場合は外湯と違って循環式ではないところもあるので、湯の活き自体は外湯と違いが感じれるかもしれません。

伊豆長岡の場合は集中管理ではあるが、外湯もかけ流しでした。(その代わり尋常じゃないくらい熱い)

 

中々違いの分かりにくい塩湯ではありますが、もしも湯に拘るならば旅館と外湯とで湯の草臥れ具合を見比べてみるとよいでしょう。これはこれでいい勉強になります。

 

まぁここ城崎温泉はそう云った野暮な事は抜きにして、純粋に風情を楽しむ所でありますので、風呂上りにビール片手に下駄履いて街並みを散策するのが正しい楽しみ方なんでしょうなぁ。

 

美食

まぁこの辺りの美食といえば但馬牛と松葉ガニ

カニですよ!プロデューサーさん!

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但馬牛のロースト。あぁ^~。

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松葉ガニのカニ刺し。カニの刺身は珍しい。あまぁ^~い。

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焼きガニ!!鎌田さん!?

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但馬牛の焼肉。めっちゃ美味かった。

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以上のお料理は此処、小宿・縁さんで頂いた晩御飯でござい。

とても小さい宿ですが、隠れ家というか秘密基地みたいな造りでワクワクします。

あと、複数の但馬牛料理が楽しめるのが最大のポイント。

 

しかし流石は山陰、旨いのはカニばかりかと思いきや・・・。

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帰る前に駅前で食った甘えびと松葉ガニの合わせ丼で、甘えびの想像以上の旨さに感激する。

やっぱ甲殻類は旨いわ・・・。

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まぁ松葉ガニ・・・とは呼びますが、早い話ズワイガニなんですよね。

 

北海道に住んでいる今となっては、カニ味噌を有する毛ガニ先輩と比較すると戦力的に微妙な立ち位置となってはしまいますが、全部旨い事に違いはない。

ちなみに直近で最も感動したカニは根室の花咲ガニ。カニ味噌の味が毛ガニよりも濃く、死ぬほど旨い。

 

先程も述べましたが、城崎温泉の魅力は美食や温泉、街並みや宿の隠れ家感も含めて全体図としてのポテンシャルにあるので、点を見ず面を見る感覚で楽しんでいただけたらと思います。

 

www.kinosaki-spa.gr.jp

www.koyado.net

29・有馬温泉(金泉・銀泉)

温泉

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云わずと知れた関西の名湯・有馬温泉。今回入浴したのはこの天神源泉。

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金泉は他にもいくつかの源泉があり、上の写真は御所源泉という。施設によって異なる源泉を使っていたり、混合泉だったりすると思われる。

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歴史が古いが故に、枯れてしまった源泉もちらほら。

あ、でもこの源泉は直ぐ近くで再度掘り♂当てられたようです。

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そしてこれが唯一確認できた炭酸泉・銀泉であるが・・・。銀泉はもう殆ど枯れてしまっており、恐らく浸かれるレベルの湧出量はない模様。

 

成分分析書

すいません。なにぶん昔の事なので写真が残ってないです。

あまりに有名な源泉につき、ググればいくらでも出てきますのでそちらを参考にしてください。

 

概要

写真が残ってないので、ほぼ文章での紹介となります。

もうだいぶん昔の話ですが、この時泊まったのは上大坊という由緒ある古宿です。

天神源泉からお湯を自然冷却で直に浴槽まで引いているので、有馬温泉を知る上でガチの温泉が味わえる稀有な旅館となります。

 

天神源泉のスペックとしては・・・

高温・含鉄・ナトリウム‐塩化物強塩泉。成分総計62.1g/kg。

これは体液の実に約8倍近い濃さで、恐らく開かれた公衆浴場としては世界一の濃度を誇る源泉かと思われます。

 

それもその筈で、有馬温泉の金泉は日本国内のあらゆる温泉の中でも特異な立ち位置にいる温泉なのです。

 

日本の温泉の大半は単純泉か塩化物泉です。

水源の大半は海水か河川・湖水に依存し、熱は火山脈による地熱・・・即ち、火山型温泉に属します。

 

ところが、有馬温泉に限って言えば水源が海水や湖沼によるものではなく、地下深くマントルに近い部分の、プレート内に沈み込んだ石の中にある僅かな水分子であると云われています。

 

超高圧の地盤の中の、極僅かな水分が水源である事から、この温泉の濃度は海水の二倍近い強烈な濃さとなっているのです。

 

このタイプの温泉は有馬型温泉と呼ばれ、他に発見された例が非常に少ないのです。

この有馬温泉が如何に珍しい存在なのかを物語っていますね。

 

総評

上大坊の浴場には通常の白湯と源泉を直に引き込んだ温泉浴槽の二つが用意されています。

 

前述の通り、源泉は近くにある天神源泉から直に引き込まれています。

源泉は浴場に辿り着くと竹筒の上を少しずつ垂らす形で空冷給湯されているわけですが、源泉温度が98.2℃もあるため、浴槽はものすごく熱いです。

 

モノ凄く熱い上に体液の8倍近い重さを持つお湯であるからして、入浴しているだけで息苦しくなってくるような・・・そんな強烈な温泉であります。明らかにお年寄り向きじゃありません。虚弱児も入浴は避けた方が良いでしょう。

 

成分の大半は塩ですが、鉄やら他のミネラルも他のどの温泉とも比較にならないほど多く溶けているため、濃すぎてこれもう解んねぇな・・・って感じの泉質です。

味はとにかくしょっぱい。

 

その湯の恩恵を得るには相当な忍耐力と体力が必要という諸刃の湯なので、まぁDBで例えるなら超神水のようなお湯だと思ってもらえると良いかも。

 

そういえば温泉街の少し外れに温泉病院がありましたね・・・あっ(察し)

 

(頑張って長湯しても)ご褒美(仙豆)は無いんだぞぉ?

 

あーあと、銀泉なんですが・・・。

有馬温泉街には「銀の湯」という日帰り入浴施設がありまして、こちらに入った感想を一つ。

 

ジャグジーやんけ・・・。

違うだろぉ!

※炭酸泉の主成分である炭酸ガスは、湯の撹拌や加温でサクッと抜けてしまいます。

 

潤沢な銀泉をそのまま提供する施設はもう・・・ないんやな・・・。

 

美食

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明石焼き・・・ではなく、有馬焼です。

明石焼きみたいなもんですが、中にはタコと山椒の実が入っており、ピリリとした後味が魅力的。

温泉街の目立つところで売っており、湯上りにも最適!

有馬サイダーと一緒に頂きましょう。

 

本当は旅館の晩飯で神戸牛のすき焼きフルコースを食べたんですが、写真を取り忘れていたので割愛しました。すいません!許してください!何でもしますから!(何でもするとは言っていない)

 

arimaspa-kingin.jp

 

www.kamiobo.com